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No.106 御座山(おぐらさん)
暑さに負けたのか、体調が悪かったのか、バテてしまって頂上に立てず、途中で引き返しました。

日時 2008年(平成20年)8月3日(日)
関連ページ: No.125 御座山(2)

天候 晴
同行 なし

所要時間
長者の森駐車場(8.05) ←1時間50分→ (9.55)白岩登山口分岐(10.05) ←55分→ (11.00)見晴台(11.05) ←20分→ (11.25)引き返し地点(11.30) ←15分→ (11.45)見晴台で昼食(12.05) ←50分→ (12.55)白岩登山口分岐(13.00) ←1時間30分→ (14.30)長者の森駐車場

山行概要

見晴台と八ヶ岳の遠望
見晴台と八ヶ岳の遠望
御座山の白岩登山口とおぼしきところに目的地をセットして、カーナビ任せで車を走らせ、そろそろ白岩登山口の入口付近と思い始めるのとほぼ同時に入口の標識を見つけました。標識に従い車を進めると、広いレタス(キャベツ?)畑が目の前に広がり、その先が目指す白岩登山口でした。登山口の前に駐車スペースがありますが、入口の標識どおり3台も車を止めれば、一杯です。駐車スペースには1台車が止められていました。ところがいけません。この車が私にはなんとも胡散臭く感じられ、自分の車を狭い駐車ス ペース内で隣り合わせのように止める気になりません。しばし考えた後、入口の標識にあった長者の森駐車場に向かうことにしました。
長者の森は長い滑り台やテニスコートなどがある屋外スポーツ用のレクレーション施設で、広い駐車場と共に食堂や管理棟があります。ここなら安心して車を止められます。御座山を示す標識があるのを確認して車を止めました。身支度をして、歩き始めましたが数分もすると背中が汗ばむのを感じたので、長者の森の外れでカッターシャツを脱ぎ、上半身は下着とベストになりました。長者の森からは、車が走れる砂利道がしば御座山ルートマップらく続きます。30分ほどでこの道が終り、樹林帯へ入ります。薄暗い感じはしませんが、見晴らしはありません。標高は1300mを越えているので、私が住んでいる横浜よりは涼しいのですが、森の中で風がなく、汗が吹き出ます。上半身はもとより、ズボンも腰の周りが汗でぬれてきました。
歩き始めて1時間ほどして、そろそろ白岩登山口から続く稜線が近いのではないかと、周りを見ますが森の中で視界が利かず現在地が良く分かりません。歩き始めて1時間半近くなり、気持ちがじれ始めた頃、ようやく左の方に高圧線が見えるようになり、やっと現在地を推定できるようになりました。高圧線の下をくぐり、階段を登ると白岩登山口から来る道と合流しました。
長者の森駐車場からここまで、2時間近くかかり、暑さのためか結構疲労しており、一息入れました。しかしがっかりしました。ここは、白岩登山口からだと、私の足でも30分強ほどのところです。骨折り損のくたびれ儲けの典型のようなものです。それにしても、体調はどうも思わしくありません。
道はここからしばらく下り気味のフラットな道が続き、やがて登りが始まります。登りが始まると一気に苦しさが襲ってきました。10分も歩くと息が苦しくなります。見晴台を過ぎ、少し歩いたところで、登ろうとする気力がくじけ、引き返すことにしました。下る途中、見晴台で昼食をして休みを取りましたが、体の不調は相変わらずで、少しでも道が登りになると、フーフー息が切れます。見晴台から長者の森駐車場まで、下りも2時間近くかかりました。帰りに南相木村の滝見の湯に入りましたが、いつものような満足感には浸れませんでした。

白岩登山口と長者の森駐車場とでは、標高差が200m以上あります。距離も随分違います。白岩登山口入口の標識には、長者の森がお薦めコースと表示されていますが、やはりお薦めは白岩登山口です。

「山の花」に写真を収録した花:オカトラノオ

北相木村から見た御座山 御座山
北相木村へ入り県道124号線を走ると、前方左に見えてくる
白岩登山口入口 白岩登山口入口
表示板が立てられており、ここから農道が続いている
御座山の3つの登山ルートの駐車場のスペースが表示されている
長者の森ルートは、”舗装P30台、村のお薦めルート”、と表示されている
手前の道路は県道124号線で、写真右側が小海方向、左側が秩父方向
この県道は、この先長者の森入口で通行止めになっていた
白岩登山口 白岩登山口
この奥が駐車スペースで、登山口はその左側にある
写真では分かりにくいが、車が1台止まっている
写真手前は農道の終点で、荒れてはいるがここまで舗装されている
長者の森駐車場 長者の森駐車場
広い駐車場で、確かに車30台は優に止まれる
テニスコートや、長い滑り台、食堂、宿泊施設などがあり、朝着いたときは静かだったが、下山してきた時は、家族連れで賑わっていた
長者の森の表示板 表示板
駐車場の少し先に白岩登山口の表示板と同じような表示板が立てられている
長者の森ルートP30台・村のお薦めルート、白岩ルートP3台・農繁期車の後入れ注意、山口P2台・登山口まで分岐多い、登山情報:石楠花の見頃は5月下旬〜6月上旬、等の表示がある
長者の森登山口 長者の森の登山口
上の表示板に従って、歩いてくるとコテージの前に着く
御座山方向を示す導標が立っており、コテージの手前から左に曲がる
砂利道 長者の森からしばらくは林道のような道が続く
道には轍の跡が残っている
道は荒れておらず、普通の乗用車でも走行は可能である
森の中の道 長者の森〜続く登山道は殆ど樹林の中を中であるが、標高が高くなると落葉樹が多くなる
明るい森だが、見晴らしは無く単調で飽きてくる
高圧線鉄塔 高圧線の鉄塔
長者の森から登ってくると、この鉄塔が唯一の目標らしい目標になる
ここまで来ると、白岩登山口からの道との合流部まであと僅か
長い階段 上の写真の高圧線の鉄塔の下をくぐると長い階段が現れる
傾斜はきつくないが、この日は体調が今一つだったためか、結構つらい登りだった
白岩登山口分岐 白岩登山口分岐
写真向こう側が白岩登山口方向で手前側が御座山方向
長者の森からの登山道は写真右側から登ってくる
見晴台 見晴台表示板見晴台
大きな岩があり、北八ヶ岳が遠望できる
表示板があって、標高1750米、前衛峰までおよそ40分の表示があるが、持参したGPSの高度計の表示は1833m、山旅倶楽部の数値地図は1817m
この付近は石楠花の木が多
引き返し地点 引き返し地点
持参したGPSの高度計は1865mと表示していた

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