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No.96 蘇鉄山
このところ、所用で大阪へ行く機会が多くなり、今回は堺へ行きましたので、堺市にある蘇鉄山(標高6.84m)を訪ねてみました。蘇鉄山は、一等三角点が設置してある山としては日本一低い山と言われています。

日時 2007年(平成19年)10月23日(火)
天候 晴
同行 なし

山行概要

今回は泊まったホテルが南海電鉄の堺駅の近くだったので、ホテルにチェックインしたあと、ホテルから歩いて蘇鉄山へ行ってみました。蘇鉄山がある大浜公園まで、前述の南海電鉄堺駅から、徒歩で10分程度です。
蘇鉄山
蘇鉄山
小さな丘の上に三角点が埋設され、説明板が立てられている
この三角点の周りには、ソテツの木が何本か植えられていた
同じ低山の天保山の三角点は天保山公園の広場にあり、しかもすぐ脇に小高い丘があるので、一瞬どこにあるのだろうと思いましたが、蘇鉄山の三角点は小さな丘の上にあるので、アレッ!と思うようなことはありません。公園の入口にある案内板に従って歩いてゆくと、小さな丘の入口に、登り口と表示した標識が立っており、その先に三角点や説明版があります。登り口から山頂?にある三角点まで、徒歩?秒です。
小さな丘の上にある三角点の設置場所は、右の写真のように、特にこれと言った特徴はありません。昔はここから大阪城の天守閣や生駒山が眺められたようですが、今は周りに樹木が茂っていて遠望はできません。
ここで少し写真を写した後、公園をぐるっと歩いてみました。天保山がある天保山公園よりひとまわり広い公園ですが、それでも30分もかければ楽にひとまわりできる広さです。
平日のためか、閑散としてなんとなくさびしい感じのする公園をのんびり一歩きして、ホテルに戻りました。

ルートマップ 
南海電車堺駅 南海電鉄堺駅
写真は東側出口
ここから蘇鉄山がある大浜公園までは徒歩10分ほど
大浜公園入口 大浜公園入口
南海電鉄堺駅から歩いてくるとここに出る
この道路の向こう側に大浜公園の入口がある
蘇鉄山入口A 入口の標識蘇鉄山入口
上の写真の公園入口から歩いて数分のところにある
蘇鉄山の入口(登山口?)は2箇所ある
蘇鉄山入口B 山頂?に設置してある説明板には以下の記載があった
蘇鉄山は大阪湾(ちぬの海)に面し、幕末には黒船来航に備えてお台場(砲台)が築かれた場所を明治12年(1879年)に大浜公園として開放され、展望の良い築山として整備されたところです。・・・
・・・・・・、大阪の天保山とは兄弟にあたります。
蘇鉄山の一等三角点 蘇鉄山の三角点と来歴
この蘇鉄山の約300m東南にあった御蔭山の頂に近代地図作成のための基準点となる一等三角点が明治18年(1885年)に設定されました。その後、御蔭山が削られ、昭和14年(1939年)にこの蘇鉄山の標高6.84mの所に移設されたものです。現在一等三角点の設置されている山としては日本一低い位置になります。
大浜公園 大浜公園
午後4時ごろ歩いたが閑散としていた
お稲荷さん 大浜公園のお稲荷さん
鳥居には”芳兵衛稲荷大明神”と書かれた額がかけられていた
サル山 大浜公園のサル山
公園の入口近くにある
子供連れ、お年寄りが三々五々集まってきて、猿とのコミュニケーションを楽しんでいた
大浜公園で一番賑やかだった

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