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No.92 天保山
所用で大阪へ行く機会があり、大阪市港区にある日本一低い山とされる天保山(標高4.53m)を訪ねてみました。

日時 2007年(平成19年)9月17日(月)
天候 晴
同行 なし

山行概要

天保山公園と天保山
天保山
明治天皇行幸記念碑(写真中央やや左の石塔)の下に位置と高さを表示した標識があり、その脇に二等三角点が埋められている。
天保山の三角点がある天保山公園は、安治川の河口にあり、縁から縁まで、どの方向に歩いても5分とかからない比較的小さな公園で、地下鉄中央線の大阪港駅から歩いて10分弱のところにあります。
目指す天保山(の三角点)は、明治天皇行幸記念碑の脇にあり、小さな表示はありますが、小さく目立たないので、うっかりするとこの明治天皇行幸記念碑を天保山の山頂?の標識と間違えます。
9月の半ばを過ぎているのに、この日大阪の気温は30℃を越えており、天保山公園を訪れたのは午後4時を過ぎていましたが、公園を一歩きしただけで、汗だくになりました。公園で汗をかいたあと、公園の隣にあるマーケットプレイスの観覧車に乗って涼をとりながら、眼下の天保山やその向こうに広がる大阪の市街の眺めを楽しみました。

この山行記を書くまでは、「山」とはなどとその定義を考えたことはなかったのですが、日本で一番低い山ということになると、さて、ということになり確認しました。天保山は、国土地理院発行の地形図で山と表示されている山の中では、一番低い山で、江戸時代に安治川の河口を浚渫した際、その土砂を積み上げて作られた人工の山です。日本一低い山は、天保山以外に、「一等三角点がある山」、「自然の山」、等々様々な定義で競っているようです。

ルートマップ 
天保山公園正面口 天保山公園正面入口
「天保山公園は、日本一低い山(国土地理院指定2等三角点)のある公園として、またをウォーターフロント開発のメッカとして親しまれている。この天保山は、天保2年(1831)から翌年にかけて安治川浚渫工事(天保のかわざらえ)が行われた際、排出された土砂が積み上げられて出来た山で、当時入舟の目印となったことから目印山とも呼ばれた。・・・・・」、と来歴が記されたレリーフが埋め込まれている。
天保山公園内 天保山公園内
正面入口を入ると砂利道が奥に続いている
天保山の三角点はこの道の突き当たりの先にある
天保山二等三角点 天保山三角点天保山
写真の石畳の真中に三角点が埋め込まれている
天保山三角点標識 天保山の標識
二等三角点 天保山
北緯 34度39分29秒
東経135度25分58秒
標高 4.53メートル
設置年 明治44年(西暦1911年)
と表示されている
天保山渡舟場 天保山渡船場
頻度が多かったら乗ってみようかと思ったが、頻度はそれほど多くはないようである
天保山全景 観覧車から見た天保山公園
白丸部分に天保山の二等三角点がある
背景は安治川と阪神高速五号湾岸線天保山大橋
観覧車 マーケットプレイスの観覧車
天保山公園のとなりにある
地上高112.5mとあった
天保山公園はもとより、大阪の市街地が一望できる
料金は700円で、観覧車の中は冷房が効いていて気持ちがよかった

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