続いて超豪華ゲスト作品の数々を、作者コメント付きでご覧いただきましょう。
各作品の詳細に関しては、最後のページに作者の方々のHPへの
リンク集を用意してありますので、そちらをご利用下さい。

GSG-9●製作:松井 淳
メディコムのGSG-9のヘルメットにインクジェットプリンタで迷彩を再現した布カバーを被せました。
もともと大きめのヘルメットはカバーでさらに膨らみますから、少し小型化してあります。
2ピースの制服は自作したものです。

松井さんご自身が衣装原型を担当されたメディコムのGSG-9を自らディテールアップ!
同じ装備のフィギュアを複数並べることで、迫力あるディスプレイとなっています(KAZ)

US SOLDIER●製作:平野孝文
一般現用米兵3体一式という構成ですが、一般市場で出ているドラゴン、21st Toys、ハスブロのボディーを使用し、
21st、ドラゴンのユニフォーム類に手を加えたディテールアップカスタムです。
PLATOON LEADER(左)
前回、前々回のカスタムワールドに出し続けている植毛フリッツ(ドラゴン)です。
M9ホルスターやAN/PRC68A RADIOポーチ類をナイロン生地で製作、
実際の物で生地で出来ている物は極力、生地化しています。
CORPORAL(中)
21stの黒人フィギュアを使用したM249分隊支援火器射手で、顔つき、素体の大きさから巨体をイメージして製作、
唇や目の充血などの彩色を行い、親指を突き出して活き活きとしたポーズをとらせました。
PRIVATE(右)
前々回のカスタムワールドで出した一等兵で、ボディーはハスブロ、OK玩具オリジナルヘッドです。
ベスト類はカスタム、爪の彩色、手の血管、無精ひげ、ボタンホールの追加でアクセントを付けました。

HEART BREAK HILL●製作:平野孝文
スケールモデル、ヒストリカル・フィギュアなどではよく使われている、立ち上げ台座を1/6にも使用、
“飾る”といった点をテーマとしました。本体はドラゴンヘッドでは好評のMitchをベースに現用米軍カスタムです。
題名は好きな映画からのパクリです。

ANNIVERSARY DESERT STORM 1991●製作:平野孝文・MIZUTANI
湾岸戦争から早10年経過しましたが、今回湾岸米兵120mmのスケールモデルフィギュア(1/15スケール)を1/6で再現、
スケールモデルとの連動作品(共同作品)としました。こういった楽しみ方もあると個人的に再認識しました。

現用米軍装備にとことんこだわる平野さんの新作“HEART BREAK HILL”の見所は
自作のゴアテックス・パーカのみならず、角材を切り出して製作(!)された展示台の重厚感がお見事です(KAZ)

US RANGER●制作:みやもと(マイヤーズ)
ブーツ以外は21st社の既製品の組み合わせですが、パンツのシルエットなど少しいじっています。
ウッドランド迷彩のくすんだ色を再現すべく、洗った後パステルで全体の色をぼかしています。

VIETNAM1969●制作:みやもと(マイヤーズ)
私にとって始めてのカスタム作品です。アモポウチなどは15年近く前に作ったモノです。
弾帯は真鍮パイプと銅の釘をテープでつなぎ合わせました。

M203 Grenadier●制作:みやもと(マイヤーズ)
パンツ以外は全て自作しました。フリッツヘルメットも自分のイメージする形にスクラッチしてみました。
M203に装填した40mmグレネード弾は22口径の実砲を利用しています。もちろん撃てません。

Dream Maker●制作:みやもと(マイヤーズ)
ご存じG.L監督です。ヘッドは友人のカスタム、ボディは旧型RAMですが身長を1cm低くし、
腿、ヒップ、ウェストまわりにスポンジで肉を付けてちょっと太めにしてみました。
服は既製品に少し手を入れただけです。

監督の足下に何気なく置かれたコルテッツに注目!
10月のカスタムワールドでは是非新作を!!(KAZ)


Japs? Bakatare!!●制作:ブラッキー
場面想定は、1944年フランス東部ドイツ国境付近ヴォージュ山脈。
テキサス第36師団に配属された日系二世442連隊戦闘団第百大隊のM1A1バズーカチームです。 
指揮官は、ジミー・タムラ少尉。M6A3ロケット弾の運搬ケースは、ドイツ軍の擲弾運搬嚢を真似て兵士が自作した、
という苦しい設定ですが、いつかはキチンと作り直したいです。 
今回は、M1A1SMGとM1カービンのスリングを少しだけ手を入れ直してみました。

独軍Grw.34 8cm迫撃砲 & RP54 8.8cm パンツァーシュレッケ●制作:ブラッキー
場面想定は、引き続き1944年の西部戦線ヴォージュの森。
孤立したテキサス第34師団141連隊第一大隊救出という過酷な命令を受け、
休息する間もなく猛攻を加える日系二世442連隊戦闘団第百大隊の兵士の頭上に降り注ぐのは、
この独軍迫撃砲からの、容赦ない弾幕であった…。ジミー・タムラ少尉達の運命や如何に…?
本体は、砲身、二脚、底尾板、照準器に分解可能です。
RP54 8.8cmパンツァーシュレッケも自作ですが、ドラゴンからも量産品が出ましたね。

U.S. M21 Rifle●制作:ブラッキー
ご存じライフルの中のライフル、男のテッポ、「愛してるよ、シャーリーン…」M14の狙撃銃ヴァージョンざんス。
ヴェトナム戦でマッチョな海兵隊員は最後までM14の使用をやめようとしなかった、そんな銃です。
M21のほうは、湾岸戦でも引っ張り出されていますし、このOld boyは、まだまだビンビンです。
私の最も好きなライフルの一挺です。ベースはドラゴンM1ガランドです。

U.S. Property M870 Combat Shotgun●制作:ブラッキー
ご存じ散弾銃の定番、レミントンM870ですが、これの米軍準制式採用品が、この銃です。
M1897より続く伝統のヒートシールド&着剣装置は、コンバットショットガンの伝統です。M7バヨネットも着脱可能です。
この着剣装置&ヒートシールドのデザインはM7188プロジェクトの際に開発されたものの流用です。
私が最も信頼しているショットガンの一挺です。ベースはドラゴンです。

U.S. Combat Shotguns●制作:ブラッキー
米軍が使用したコンバットショットガンの一部を年代順に並べてみました。
ウィンチェスターM1897、レミントンM31、レミントンM870Mk.I、モスバーグM590です。
 いずれも着剣装置&ヒートシールドを装備しています。やまと・ドラゴン製品を改造しました。

銃器をこよなく愛する男、ブラッキーさんは市販の1/6ライフルをこだわりのディテールアップ!
実銃ユーザーならではのディスプレイもお見事でした(KAZ)

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