a.c.eのLBT 1195Jを使用したSEALライフルマンです。
前回の“IRAQI FREEDOM”と同じく、最新パーツの使用例として製作したものなので
さほど大がかりなカスタムは行っていません。
“IRAQI〜”では元になるボックスセットのパーツを、他メーカーのパーツと入れ替えていく形で製作しましたが、
こちらはメインになるパーツが先にあって、それを中心に組み合わせを決定していく、という方法論の違いになります。
といっても、出来上がったものにそれほど違いがあるワケじゃ無いんですが(笑)
強いて言うなら、メインになるパーツ(ここではLBT 1195)がハイディテールなので
それに見合う様に、他のパーツにも手を加える必要が有るため、
若干作業量が多めになっている、という位でしょうか。

本来主役のはずのLBTが全然目立ちませんが(^^;
それだけ全体が違和感なくまとまっている、とご理解いただければ幸いです(笑)
今回も汚しはパステル粉を使用。しみこんだ感じにしたい部分は模型用塗料を併用しています。

BDUはドラゴンのULTARパターン。裾ポケットを肩に移植、
フラップにグリーンのベルクロ(BBIのBDUから外したもの)を取り付けました。
ULTRA BDUはそのままでは布地に光沢があって、
手触りも糊のきいたYシャツの様にパリパリなので、全体に400番の紙ヤスリを掛けてあります。
(やりすぎると穴が開いたり、縫い糸が切れて分解するので注意)
ヤスリがけの結果、全体の色味が明るくなってしまい、
a.c.eのLBTとのコントラストが不自然に感じられたので、
さらに、布用染料のベージュで染めて、色味を一段濃くしてあります。

フィギュアはBBIの“PROWLOR”。アクリル絵の具(リキテックス)でフェイスペイントを行いました。
フェイスペイントのパターンは時代や部隊によって“流行”が有る様なので、
資料写真などを参考にしつつ、フィギュア的に見栄えの良いものを目指しました。
ヘッドセットもBBI“GUNSLINGER”のものです。

ブーニーハットはドラゴンULTRA BDUセットの付属品。
BDU同様、全体に紙ヤスリを当てて光沢を押さえた後、ツバをカットして使用。
UDTライフプリザーバーはBBIの初期製品に付属していたODのナイロン製のものに、
黒のラバースプレーを吹き付けてあります。
実際は濃いグレーの防水布なので、ちょっと質感が違うんですが
元のままよりは多少それらしいかな? と。

スイムフィン(足ひれ)はBBIのSEALダイバーのものを使用。
LBT 1195の背中にはフィンを固定するためのベルト(実際は平織りのゴムバンドです)が再現されています。
フィンはストラップをカラビナに通して、ハーネス上部のドラグハンドル
(緊急時にここを持って引きずるための持ち手です)に固定してあります。
これは、実際にSPEARベストでこういう風に固定していたのを見て真似たんですが、
この位置だと使うときに外しづらい様な気が……
と言うわけで、コレに関しては正解かどうか、あまり自信が持てないです(^^;

ホルスターはHOT TOYSのばら売りアクセサリーシリーズからSASタイプを使用。
このホルスター、元々はSAS HALOに付いていたもので、原型自体が少々古いため
(と言うほど昔の製品じゃ無いんですが、これだけ急速にレベルが上がってしまうと…)
ディテールやフォルムに多少不満も残りますが、
総布製のホルスターをリーズナブルな価格で入手できるメリットは大きいです。

ナイフもBBIのSEALダイバーの付属品(オーシャンマスターすよね、これ)。
シースのロックを解除する赤いボタンは、黒に塗装するかテープで隠そうかとも思ったんですが
良いアクセントになりそうなので、そのままにしてしまいました。
ニーパッド、ブーツもBBI製です。

M14ライフルもBBI“グリーンベレースナイパー”のもの。
パステルで全体を軽く汚しただけで、そのまま使ってます。
SEALスナイパーのスターライトスコープ付きと、どちらにするか迷ったんですが、
本体のグリーンがフィギュアとマッチしそうだったので、こちらを選びました
(理由なんて大抵その程度のものなんですよ、実際)。

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