映画『ブラックホークダウン』版デルタ、完成です。
タイトル写真はアームズマガジン2003年1月号の12インチフィギュア特集扉用に
編集部で撮影していただいたものです。さすがに8体全部並べるとかなりの迫力になります。
ベースと車、瓦礫等のストラクチャーを製作してくれた遙君ブラザースに感謝!

全8体のデルタのうち、簡易版5体は製作法のページに掲載したので
ここでは残りの3体をご覧いただきましょう。

まず1体目はTOY SOLDIER製PTボディーアーマーとa.c.e.のアーバンアサルトベストの組み合わせ。
トイソルジャーのPTアーマーは、実物同様に腹部が左右2枚ずつ、計4枚重ねになっているのですが、
ここに使用されているベルクロテープに厚みがあって、そのままではベストが着せられなかったため、
内側のフラップ2枚を切り取って対処しています。

ラペリングハーネスと左足のポーチはBBI製。
映画でラペリングハーネス付けてたっけ? という気もしたんですが
アームズ2002年5月号の記事に準じて装着。カッコイイので良し、ということで(笑)

ヘルメットはドラゴン製をベースに形状を修正したもの。
時間が足りなくて、ちゃんと形状修正を行ったのはこれ1ヶだけで、
他は前端を少々削ったのみで使用しています。
そのうち複製しようと思ってるんですが…その前にどこかのメーカーが発売しちゃいそうな気もしてます(^^;
ゴーグルはBBI社製を使用。実は自作の準備をしていた、というか試作までやってあったんですが、
BBI製の出来が良かったので、自作版は没にしてしまいました。
ゴーグルのストラップは、毎度おなじみの4コールゴム紐だったので、
0.5ミリ厚のゴムシートの細切りと交換してあります。
本当は平織りのバンドなので、綿リボン等の方が見た目の雰囲気は出ると思うんですが、
ある程度テンションをかけないとゴーグル本体がヘルメットに密着してくれないんですよね。

マガジンポーチもBBIを使用。形はドラゴンより好きなんですが、
両サイドのグレネード用ポケットが埋めてあるのが残念。
結構目立つんですよね…

こちらはM14装備でシュガート“風”。
PTアーマーの上にLBVを着用し、さらにその上にチェストリグを装着、という重装備です。
LBVはドラゴン製を使いましたが、ちらっと見える背面のパネルが、どうやらメッシュのようなので
BBI製を使った方が劇中の雰囲気に近いかもしれません。
まあ、いずれにしてもほとんど見えないんですけどね…

ヘッドセットは基本的に3体とも同じものですが、これのみ試作品をそのまま使ったため、
他の2体よりイヤフォン部分が一回り大きくなっています(要するに3ヶ作る時間が無かったのです)

最後はPTアーマー+黒に染め直したチェストリグの組み合わせです。
手首は3体ともドラゴンのベンダブル・グローブに交換してありますが、
これは袖口をグローブに押し込みたかったからで、ノーマルの手首の方が銃を持たせ易いんですよね、実は。

ゴーグルはドラゴン製のX-800T(っぽいの)を使用。製作当時、BBIのは2ヶしか持ってなかったのです(笑)
こちらもストラップを0.5ミリゴムシートに交換してあります。
ブットパックは21st CENTURY TOYSの現用ユニフォームセットに付いていた樹脂製のもの。
3年くらい前の製品なんですが…これしか無いんですよね、OD単色のブットパック。
21stは初期のベトナム・ユニフォームセットで布製のブットパックを作っていたんですが
ディテール等は最低限、って感じだったし今更探して使うのもなんだろう、ということで…
最近InToyzがチェストポーチとブットパックのセット(ODと黒の2種)を出したので、
これから作るなら、そちらを使用するのがよろしいかと思います。

PREVIOUS/INDEX/GALLERY TOP/NEXT