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日本編 【い】大田南畝が見た書画 〔日本編〕大田南畝関係
【一休 宗純】(いっきゅう そうじゅん)※◯は欠字、◎は表示不能文字
分類記事・画賛等形態年月日場所出典巻・頁
書画・賛
布袋
(「五松館筆語」より茶会記事)
「寛永二年二月五日 御所様、駿河大納言様え被為成候時 御懸物【布袋/一休自画賛】」
掛幅寛永2年
1625/02/05
駿河大納言
(徳川忠長)
一話一言
補遺参考篇1
⑯17
画・自賛
柳に燕
(「五松館筆語」より茶会記事)「子十月二十六日 坂本周斎亭 懸物【一休柳に燕の自画賛】」
〈記事の配列からこの「子」年とは延享元年(1744)か〉
掛幅延享1年?
1744/10/26?
坂本周斎亭一話一言
補遺参考篇1
⑯17
「一休和尚の真跡に 月むかし月なれば山も昔の山 一休宗純不明天明1年?
1781/?
不明一話一言 巻5⑫212
書・賛(「三国遊女歌川の歌」の項目。欄外注に)
「或説、東海寺に浮世又平がかけるうかれめの障子あり。一休の賛とて、

 高雄示曰 仏売法、僧売仏、汝以五尺体休衆生煩悩、遮莫
 池水に月はよな/\かよへどもひかりもぬれず水もそのまゝ

一休といひて高雄云曰も可笑。いづれ偽作なるものなり」
不明天明8年
1788/06/
東海寺 (品川)一話一言 巻9⑫385
「京都京極三条誓願寺に【浄土宗】一休和尚の筆あり。【表具の中縁は紫地の牡丹からくさにして古竹屋町織也。小縁は萌黄地の宝づくし。是を誓願寺切とも安楽庵とも云】其文に曰、【口に法然上人の一枚起請あり。略之】
 伝聞法然活如来 安坐蓮華上品台 尼入道同愚痴輩 一枚起請最奇哉 南無阿弥陀仏
此外達磨虚堂いらぬもの、唯法然一大事を存奉る。我等今日より浄土宗に成申候。穴賢/\
 応仁二年二月五日  新酬恩院主【院当作庵】一休  仏御所さま」

〈南畝の実見記録ではない。この文書の所有者は未詳〉
不明寛政5年
1793/03/19
誓願時 (京都三条)一話一言巻9⑫377
画・賛
六祖像
(瀬田村名主四郎衛門 長崎氏 所蔵書目)「一休自画賛 六祖 立軸」
 恵能入碓房開悟 為迷処◎向杵臼 東海純一書
掛幅文化6年
1809/03/21
瀬田村名主
長崎四郎衛門

〈南畝実見〉
向岡閑話⑨495
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