大田南畝・名所・ほ


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名所編 大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌　〔名所編〕 大田南畝関係
（江戸・長崎・大坂・東海道・木曾街道等の名所） 
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名所 詞書・詩歌 出典 巻・頁 年月日

ほうかざん
烽火山　（長崎） 「人日、鎮北の諸山に遊ぶ　其の四　滄海春雲捲紫瀾　崎陽囂市一弾丸　西連五島南天草　烽火山頭極日看」
【烽火山】 南畝集１５
漢詩番号2626 ④369 文化2年
1805/01/07

ぼうごさん
望呉山　（長崎） 「望呉山に登る【正月廿四日】　手援藤葛此躋攀　崎港風煙目睫間　衲子亦応嗟大耋　鼓缶曾上望呉山」
【山頭の石に、望呉山の三大字、及び己未二月鼓缶子題字と鐫る】 南畝集１５
漢詩番号2635 ④371 文化2年
1805/01/24

ほうまんざん
宝満山　（筑前） 「宝満山懐古　維昔探題鎮九州　蕭牆秋月見雲浮　精忠唯有高橋子　宝満山頭一裂眸
　【大友の旧臣秋月種実叛く。高橋紹運、宝満の山城を守りて死す】」 南畝集１４
漢詩番号2520 ④332 文化1年
1804/09/0

ぼくすい
墨水 　墨水　（隅田川）　（別資料）

ほとけだな
仏店 「叡麓八景　仏店の晩鐘
　煮肴(ﾆｻｶﾅ)売り切れ札空く明なり　客去り二階手鳴らず
　忽ち晩鐘仏店に聞ふる有り　誰が家の親父か看経の声」 壇那山人藝舎集 ①460 天明4年刊
1784/

ほんじょ
本庄　（本所） 「本庄六詠」
「羅漢寺　半千羅漢寺　三匝大悲堂　突兀臨(欠字)地　逶迤度曲廊」
「亀井　　亀井紫藤架　竜宮天竺花　春光与秋色　咫尺闘繁華」
「臥竜梅　人道梅竜似　梅竜信自似　不知何歳年　一臥横江水」
「妙見松　大微宮裏物　北斗廟前松　風捲飛涛起　雲含偃蓋重」
「業平橋　中郎第五名　墨水千秋後　散歩野橋辺　遺踨行処有」
「吾嬬祠　子章千歳古　白日起悲風　倭武東征後　吾嬬嘆不窮」 南畝集９
漢詩番号
1767-72 ④99 寛政3年
1791/10/

ほんたわらまち
本田原町 「浅草のうら白根松やぶ柑子だいだいどころ本たはら町」 蜀山百首
清好帖 ①311
⑳374 文化15年刊
1818/01/

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名所編	大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌　〔名所編〕	大田南畝関係
	（江戸・長崎・大坂・東海道・木曾街道等の名所）

名所	詞書・詩歌	出典	巻・頁	年月日
ほうかざん烽火山　（長崎）	「人日、鎮北の諸山に遊ぶ　其の四　滄海春雲捲紫瀾　崎陽囂市一弾丸　西連五島南天草　烽火山頭極日看」【烽火山】	南畝集１５漢詩番号2626	④369	文化2年 1805/01/07
ぼうごさん望呉山　（長崎）	「望呉山に登る【正月廿四日】　手援藤葛此躋攀　崎港風煙目睫間　衲子亦応嗟大耋　鼓缶曾上望呉山」【山頭の石に、望呉山の三大字、及び己未二月鼓缶子題字と鐫る】	南畝集１５漢詩番号2635	④371	文化2年 1805/01/24
ほうまんざん宝満山　（筑前）	「宝満山懐古　維昔探題鎮九州　蕭牆秋月見雲浮　精忠唯有高橋子　宝満山頭一裂眸　【大友の旧臣秋月種実叛く。高橋紹運、宝満の山城を守りて死す】」	南畝集１４漢詩番号2520	④332	文化1年 1804/09/0
ぼくすい墨水	墨水　（隅田川）　（別資料）
ほとけだな仏店	「叡麓八景　仏店の晩鐘　煮肴(ﾆｻｶﾅ)売り切れ札空く明なり　客去り二階手鳴らず　忽ち晩鐘仏店に聞ふる有り　誰が家の親父か看経の声」	壇那山人藝舎集	①460	天明4年刊 1784/
ほんじょ本庄　（本所）	「本庄六詠」「羅漢寺　半千羅漢寺　三匝大悲堂　突兀臨(欠字)地　逶迤度曲廊」「亀井　　亀井紫藤架　竜宮天竺花　春光与秋色　咫尺闘繁華」「臥竜梅　人道梅竜似　梅竜信自似　不知何歳年　一臥横江水」「妙見松　大微宮裏物　北斗廟前松　風捲飛涛起　雲含偃蓋重」「業平橋　中郎第五名　墨水千秋後　散歩野橋辺　遺踨行処有」「吾嬬祠　子章千歳古　白日起悲風　倭武東征後　吾嬬嘆不窮」	南畝集９漢詩番号 1767-72	④99	寛政3年 1791/10/
ほんたわらまち本田原町	「浅草のうら白根松やぶ柑子だいだいどころ本たはら町」	蜀山百首清好帖	①311 ⑳374	文化15年刊 1818/01/