Top浮世絵文献資料館名所編
名所編 【ふ】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔名所編〕大田南畝関係
【富嶽】(ふがく)※◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・詩歌出典巻・頁年月日
「嶽を望む 日出扶桑海気重  青天白雪秀芙蓉 誰知五嶽三山外 別有東方不二峰」南畝集5
漢詩番号0765
③266安永9年
1780/02/
「山 山の名のふじにめでたくつきあてて三国一の富をこそとれ」めでた百首夷歌①82天明3年刊
1783/01/
「寄富士山祝 春秋にとむさぶらひの山なればいつもはたちの心地こそすれ」狂歌才蔵集①44天明7年刊
1787/01/
「鴬谷の西隣に二樅樹の森立して天に参はる有り。今春、之を伐てば、乃ち富士峰見ゆ。喜びて賦す
 隣寺丁々伐木声 和来幽谷鳥嚶鳴 読書一倦推窓見 突兀芙蓉目下生」
南畝集14
漢詩番号2420
④305文化1年
1804/02/
「西窓 一片芙蓉雪 千竿竹葉間 主人不出牖 閑坐見名山」南畝集16
漢詩番号2941
⑤33文化3年
1806/08/
「富士山
 名山何物表乾坤 東海唯推富士尊 絶頂雪凌銀世界 高標天圧玉崑崙 源公猟騎三周地 役氏登仙衆妙門
 行撥轎簾時仰止 回看万嶺尽児孫

 ふじの根の高きを見れば世の中に山てふ山のなにかあるべき
小春紀行附録
南畝集15
漢詩番号2835
⑨100
④430
文化2年
1805/11/15
「西窓望嶽 崎陽帰去掩柴関 仍旧芙蓉秀竹間 憶昨三原東海道 山光咫尺不違顔」
「其の二  西窓洗竹引芙蓉 空翠稀疎白雪重 剰見連山横黛色 児孫蘿列丈人峰」
南畝集16
漢詩番号2848・9
⑤4文化2年
1805/12/
「夏富士 時しらぬ山とはいへどさくや姫かのこまだらに裾は当世」あやめ草②73文化7年
1810/05/
「富士 みづうみの出来しあふみの御届の二三日すぎてふじの注進」七々集
万紫千紅
②262
①291
文化12年
1815/10/
「江嶋の富士の画に 北条がみつの鱗をさづかりしそのひとつかや江嶋の富士」あやめ草②98文政5年
1822閏01/
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