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   名物編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔名物編〕   大田南畝関係
     (動物・植物・食物・器物・鉱物等)
  【お】※◯は欠字、◎は表示不能文字
名物詞書・詩歌出典巻・頁年月日
おうぎ
  (別資料)
おぎ
「萩 秋風のふく来るこそめでたけれ荻のうは葉の数もいく千代」めでた百首夷歌①76天明3年刊
1783/01/
おぎえぶし
荻江節
「聞歌 楓江老錦故機中 伝得天明以上風 三十年来小児輩 曼声宛転失歌腔」南畝集17
漢詩番号3503
⑤201文化8年
1811/03/
おしどり
鴛鴦
「野鴛鴦 雲揺雨散温柔郷 東北翻飛水一方 可惜蘭苕双翡翠 徒為草沢野鴛鴦」南畝集18
漢詩番号3775
⑤283文化10年
1813/04/
おちば
落ち葉
「掃除せぬ門の落葉をふみわけてこそこそこそとたれかとはまし」蜀山百首
清好帖
①311
⑳372
文化15年刊
1818/01/
おにのねんぶつ
鬼の念仏
「鬼念仏 念仏を申こころにやさしさは鬼も十八檀林の僧」をみなへし②5未詳
おぼろどうふ
朧豆腐 (吉原)
「はるのよ五明楼棟上高見がもとにて、あげ屋のくらちか、蔦のから丸など物語し侍りしに、そばいでゝのち、おぼろ豆腐をすゝめければ 御馳走の御そばにはらもはるの夜は朧豆腐にしくものぞなき」巴人集②392天明3年
1783/02/
おみなえし
女郎花
「女郎花 をみなへし口もさが野にたつた今僧正さんが落なさんした」〈『蜀山百首』①309『清好帖』②367〉万載狂歌集
巴人集
①9
②446
天明3年刊
1783/01/
「女郎花 をみなへし馬から落た僧正におけがのないぞめでたかりける」めでた百首夷歌①77天明3年刊
1783/01/
おらんだ
阿蘭陀
「九月廿一日、和蘭船港を発すると聞く
 聞説荷蘭進貢船 今朝新発崎陽辺 砲声百発驚児女 始信蛮夷不畏天」
南畝集14
漢詩番号2527
④336文化1年
1804/09/21
「紅夷の図 海不揚波二百年 九夷重訳八蛮船 崎陽曾見和蘭客 緑眼紅毛帽著毯」南畝集19
漢詩番号4236
⑤411文化13年
1816/12/