Top      浮世絵文献資料館 名物編
 
   名物編 【う】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔名物編〕大田南畝関係
  【鴬】(うぐいす)◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「詠黄鴬児 其の一~其の四 すべて詩なし」南畝集4
漢詩番号0631-4
③221安永8年
1778/01/
「鶯暁。侵韻を得たり 夢裏聞黄鳥 嚶嚶送好音 纔看花影動 日照碧窓陰」南畝集5
漢詩番号0770
③267安永9年
1780/03/
「早夏即事 昨日鴬花満画園 鴬飛花尽緑陰繁 風光看逐風塵去 不共幽人対一樽」南畝集5
漢詩番号0779
③269安永9年
1780/04/
「鴬 うぐひすのはつねのけふの小謡はひとく/\にめでたかりけり」めでた百首夷歌①72天明3年刊
1783/01/
「寄鴬恋 よい首尾を月日ほしとは思へども明て出られぬ谷の戸障子」巴人集甲辰②431天明4年
1784/閏01/
「鴛を詠ず 林下黄鴛児 朝々纔学語 未為睍睆鳴 々即遷喬去」南畝集
漢詩番号1921
④152享和1年
1801/01/
「客舎に鴬を聞く 客舎年来近市塵 未聞簷外鳥声新 仲春十日朝暉静 睍睆流鴬始報春」南畝集12
漢詩番号2099
④201享和2年
1802/02/10
「崎に在りて春来鴬を聞かず 一春将半未聞鴬 詩興蕭鼓吹声 遥想故園幽谷口 遷喬楼上日嚶々」南畝集15
漢詩番号2641
④373文化2年
1805/02/
「三月五日、北瀬崎に初めて鴬を聴く
 北瀬春陰靄未晴 花遮西坂路崢嶸 一叢幽竹懸厓下 初聴黄鸝四五声」
南畝集15
漢詩番号2649
④374文化2年
1805/03/05
「冬日、鴬を聞く。江韻を得たり
 野竹千竿風寂々 林鴬両個影双々 窮陰幽谷声猶渋 侵暁来窺未起窓」
南畝集16
漢詩番号2973
⑤43文化3年
1806/12/
「暁鴬 一箇黄鴬児 暁鳴修竹枝 東軒纔辨色 百囀織機糸」南畝集16
漢詩番号3133
⑤91文化5年
1808/02/
「羽田村に鶯をきく 鴬のはね田の色のうるはしく妙音天のみやちかくなく」玉川余波②126文化6年
1809/02/02
「鴬 慈悲心も仏法僧も一声のほう法華経にしくものぞなき」〈『蜀山百首』①307『清好帖』⑳356〉放歌集
千紅万紫
②152
①246
文化8年
1811/04/
「鴬を聞く 昔年鴬谷遷橋楼 日々鴬声入耳流 駿河台畔移居去 鼓吹詩腸不自由」南畝集19
漢詩番号3962
⑤338文化12年
1815/01/