Top      浮世絵文献資料館 名物編
 
   名物編 【し】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔名物編〕大田南畝関係
  【芝居】(しばい)◯は欠字、◎は表示不能文字
出し物詞書・詩歌出典巻・頁年月日
しばらく
「素袍柿色映朝曦 帽子紫霞引棹姫 春夏秋冬四番続 一番目幕欲明時」
〈「素袍柿色」から「暫」としたが、狂詩の年代は天明期のものと思われるがよく分からない〉
巴人集②451天明?
にじゅうしこう
二十四孝
「本朝廿四孝のわざおぎみる人女のみ多しとききて 女にはみな孝行の芝居とて雪の膚にほるる竹の子」をみなへし②34文化5年
1808/05/
かおみせ
顔見世
「至日、一友生と同じく戯を看る
 陰晴倏忽変朝昏 不上観台遊戯園 五綵裁衣添一線 千人促坐合朋樽
 歌喉転処悲歓改 舞態軽時賛歎喧 雷鼓雲和冬至日 唯聞新楽調愈繁」
南畝集17
漢詩番号3437
⑤182文化7年
1810/11/26
ふたつちょうちょう
双蝶々
「戯を看る 戯房吚軋荷肩輿 聡慧Y鬟出女閭 二妙一台双白璧 宛然廉頗藺相如」
【秀佳、角觝濡髪に扮し、芝翫、放駒に扮し、多門、Y鬟に扮す。戯、双蝶々と名づく】
南畝集18
漢詩番号3905
⑤318文化11年
1814/07/
しばい
芝居
「劇場 二劇場中通有無 守銭奴似雀家奴 優中亦有奇男子 面折罵為賎丈夫
【優の名、梅幸、奴の名、今介】」
〈今介は市村・中村両座の金主今助、面と向かって梅幸を罵ったのであろう〉
南畝集20
漢詩番号4509
⑤493文政2年
1819/11/