Top      浮世絵文献資料館 名物編
 
   名物編 【ふ】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔名物編〕大田南畝関係
  【藤】(ふじ)◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「古藤。元韻を得たり 古藤千尺勢 幾歳蔭松門 不見長松色 唯看老蔓繁」南畝集4
漢詩番号0670
③233安永8年
1779/07/
「藤花 万代の池の亀の尾めでたけれ長々しくもさがり藤波」めでた百首夷歌①74天明3年刊
1783/01/
「庭藤 ながめずにかへるはうしの願から藤のはなづら通す庭もせ」巴人集②437天明4年
1784/02/
「垣ねに白き藤花さけり いづこともしら波かゝる藤の花ながむる末のまつやこへけん」をみなへし②25文化4年
1807/04/
「亀井戸の藤 本院のおとどの氏のふぢのはななど菅原の広前にさく」千紅万紫①257文化5年
1808/05/
「亀井戸の藤花さかりなるをみて すみだ川桜におくれ亀井戸の藤のはなにはやつとはひつく」万紫千紅①269文化年間
「卯月つゐたち、あたりちかき藤のはなさかりならんと見にゆきしに、茶店の茶あしければ
 紫の花かにも似ぬ御茶の水さてなまぬるき棚の藤波」
紅梅集②333文化15年
1818/04/01
「藤花 紫藤蟠尺地 翠蔓蔭涓流 寄語銜盃客  休疑蛇影浮」南畝集20
漢詩番号4455
⑤479文政2年
1819/04/
「詠藤花 紫式部源氏物語 白藤源太古風歌 亀井戸池佃島海 花開南北起藤波」紅梅集
巴人集拾遺
②364
②496
文政2年
1819/04/