Top      浮世絵文献資料館 名物編
 
   名物編 【ほ】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔名物編〕大田南畝関係
  【蛍】(ほたる)◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「流蛍篇。寒字を得たり 長門宮裏夜将闌 数点流蛍影自寒 疑見簾前生城露 随風潜照玉欄干蛍」南畝集1
漢詩番号0053
①20明和9年
1772/05/
「蛍光
 涼宵珠箔捲 熠燿照池台 万点随風散 孤飛帯雨回 莫令紈扇撲
 好入練嚢来 誰学車公業 閑窓帙自開」
〈『蒙求』「車胤聚蛍」〉
南畝集2
漢詩番号0186
①67安永2年
1773/05/
「蛍 ほたる火も弓もふくろにおさまりて文をみぎりの御代ぞめでたき」めでた百首夷歌①75天明3年刊
1783/01/
「江戸川蛍 江戸川の紫鯉もなつの夜にすだく蛍のあけは奪はじ」巴人集②459天明3年?
1783?
「蛍火
 炎蒸消薄暮 熠燿度前除 影散清風外 光生腐草余 東山悲歳易 長信恨恩疎
 不改車公業 千秋照読書」
南畝集6
漢詩番号1207
杏園詩集二
③416
⑥81
天明4年
1784/05/
「蛍 冬がれに朽にし草も時を得て野辺の蛍の光とぞなる」七々集②290文化12年
1815/12/
「蛍 熠燿光含露 清涼碧作幃 似嘲吾不学 一点掠窓飛」南畝集19
漢詩番号4234
⑤411文化13年
1816/12/
「人なみに窓の蛍はあつめてもしりからもゆる火をいかにせん」蜀山百首
清好帖
①309
⑳360
文化15年刊
1818/01/