Top      浮世絵文献資料館 名物編
 
   名物編 【あ】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔名物編〕大田南畝関係
  【暁】(あかつき)◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「暁 よきことを思ひ出せばあかつきにねられぬ老もめでたかりけり」めでた百人夷歌①82天明3年刊
1783/01/
「お乳の人、子を抱きて月を見る 暁の月おちの人烏なき霜みつよつのわこの早起」紅梅集②317天明3年刊
1783/01/
「暁 悠々と朝ゐしたるはまだ出ぬ日篇に尭の代の心持」巴人集②461寛政10年?
1798?
「老のめざめに埋火をかきおこせしに、炭はくろうなりぬ。 かたへにあるすみだ川中汲といふ酒をくみて暁の寒をふせぐ
 あかつきにきえしすびつのすみだ川いざかたぶけん腹の中汲」
紅梅集②323文化15年
1818/01/
「寄羊恋 あかつきのはねにちぬれる誓詞さへうしや羊にかへられし身は」巴人集②466天明4年
1784/08/
「三月尽 暁のかねきくまでは春ぞとていもねざりけん人もありしか」紅梅集②363文政2年
1819/29/
「炭 暁の炭かき起す辻番のじやうになるまで老にけるかな」巴人集②479不明
「暁の鐘 湯にもなる物とは聞けどぼん悩のよごれを洗ふあきつきのかね」巴人集
拾遺
②474不明