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交遊編大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌　〔交遊編〕大田南畝関係


（大田南畝、あるいは大田直次郎として交遊のあった人）

【わ】※◯は欠字、◎は表示不能文字

 

交遊詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日



わきさか　やすただ
脇坂　安薫（竜野侯）		「竜野侯の対馬の之くを送る【時に馬鐙の賜有り】
　東方千騎気翩々　竜野鶏林受聘年　新拝殊恩金葉賜　玉鞭揺指対州天」		南畝集１７
漢詩番号3473		⑤192文化8年
1811/02/



わけ
和気　君人		「秋夜、芙蓉館の集ひ。太医令和気君人と同じく賦して群字を得たり
　高館幽期思不群　秋風瀟灑払塵氛　陵陽和氏迎明月　天上徐郎愛白雲　照乗暗投懐壁色　合香旧応列星文
　更添薬昧杯中物　一酔沈吟坐夜分」　〈太医令とは医官か〉
「芙蓉館の集ひ。和気君人の韻を和す
　芙蓉華館暑纔収　賞会誰称第二流　晋国医和家百世　鄴中徐幹業千秋　招涼自有探珠好　対月何須秉遊
　藻思如雲天似水　幽情髣髴一仙舟」
「同前　高堂筆翰総如流　移席銜杯望素秋　更有錬丹仙鼎手　詩成金玉自難酬」		南畝集８
漢詩番号1668
1674-5		④61･63寛政2年
1790/07/



わしおさんじん
鷲尾山人		「鷲尾山人に贈る
　富岡積翠自鮮新　深川之水達海浜　中有虯髯一奇士　自称鷲尾山中人　維昔山人力扛鼎　角觝場中絶比倫
　不但荊高論意気　更令賁育却逡巡　一朝幡然辞旧遊　長向此郷遂帰休　豈謂燕趙悲歌士　翻為市朝大隠儔
　傭作賃舂生計足　一妻一女且優游　生来未嘗記名姓　学書学画亦風流　此日相逢対濁酒　一飲忽傾三四斗
　劇談調笑若無人　百杯自入持螯手　絹素払来修行幽　墨池灑出竜蛇走　但君適意能揮毫　莫使傍人掣其肘」		南畝集５
漢詩番号0790		③272安永9年
1780/04/



「夏日、井子瓊・滕伯慶を携へて海福寺に遊ぶ。吉子衛・鷲尾山人と同じく賦す
　（詩は省略、交遊編の「交遊」参照）」〈深川海福寺。現目黒〉		南畝集５
漢詩番号0803		③276安永9年
1780/05/



わたなべ　げんたい
渡邊　玄対		　渡邊玄対　（辺玄対・内田林麓屠龍）　（別資料）



わちょう
和昶		「すみだ川寺嶋村名主和昶の茶室に一円窓あり。竹のたがをもてふちとりせり
　くれ竹のたが名の主かすみだ川一ゑんそうはみえぬかくれ家」		放歌集
千紅万紫		②164
①246		文化8年
1811/09/