Top浮世絵文献資料館交遊編
交遊編 【い】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔交遊編〕大田南畝関係
【石川 雅望】(いしかわ まさもち)【宿屋 飯盛】(やどやの めしもり)【六樹園】(ろくじゅえん)※◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・詩歌出典巻・頁年月日
「早春、将に石川子相を成子村に訪はんとす。会々雪後にして濘甚し。大関に及んで還る。悵然として詠を成す
 駅舎錦連送馬蹄 路融余雪没深泥 春来未著登山屐 咫尺無由訪隠棲」
南畝集16
漢詩番号2865
⑤11文化3年
1806/01/
「九月廿一日、独り巣鴨村に遊んで菊を看る。翌日、石川雅子相至つて云ふ、昨芦中傲吏と同じく墨水の菊隠居に過ると。悵然として詠を成し、芦中傲吏に簡す。情、辞に見はる
 君尋東渡菊 我見北園花 境異山兼水 喧無馬与車 珍叢分異種 玉露絶紛華 身拙帰田計 必遊種樹家
 声名流海左 奔走老生涯 欲対清樽酒 幽情各自誇」
 〈芦中傲吏は近藤正斎(重蔵)〉
南畝集16
漢詩番号2954
⑤37文化3年
1806/09/22
「六樹園早春、将に石川子相を成子村に訪はんとす。会々雪後にして濘甚し。大関に及んで還る。悵然として詠を成す
 駅舎錦連送馬蹄 路融余雪没深泥 春来未著登山屐 咫尺無由訪隠棲」
南畝集16
漢詩番号2865
⑤11文化3年
1806/01/