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   寺社編  大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔寺社編〕    大田南畝関係
  【は】
寺社名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
ばいそういん
梅窓院 (青山)
「好花坊糸桜歌三十首 廿番 青山 梅窓院
 いとはやも梅ちる窓にかげつきてにほふ桜のいろぞのどけき」
花見の日記⑧49寛政4年
1792/03/
はぎでら
萩寺 (竜眼寺)
  萩寺(別資料)
はくさんじんじゃ
白山神社
「白山神会 白山神会礫河圻 伐鼓行車祭菊妃 水府看棚珠箔巻 纏頭餅菓出朱門
【神を菊理姫と名づく】」
南畝集13
漢詩番号2184
④233享和2年
1802/09/21
「花時、遍く諸園に游ぶ 其の二 白山村落一叢祠 道是千秋賽菊姫 借問春花横窣地 何如佳色満東籬」
〈旗桜を見る〉
南畝集16
漢詩番号3145
一話一言28
⑤92
⑭54
文化5年
1808/03/16
はくとうじ
白頭寺 (肥前)
「白頭寺に過る 【寺、肥前原田駅に在り】
 曾聞菅相謫西州 一夜愁心為白頭 野寺残僧無解事 従令旧記附悠々」〈「小春紀行附録」⑨84〉
南畝集15
漢詩番号2769
④412文化2年
1805/10/14
はぐろごんげん
羽黒権現(中丸子村)
「中丸子村羽黒大権現御社奉納 日の光月の光もいで羽なる羽黒の山の神のみやしろ」玉川余波②138文化6年
1809/03/04
はせでら
長谷寺 (麻布)
「麻布長谷寺に清水観音の開帳あり。梅窓院のうしろより田の中の溝をこへて参るとて
 蛙飛ぶ田道あぜ道清水のお開帳へと心はせ寺」
放歌集②185文化9年
1812/03/
はふきあみだ
歯吹阿弥陀
「上総国歯吹阿弥陀、回向院にて開帳あり 願だてにたつ蛤の口あいて歯吹の弥陀の影ぞたうとき」あやめ草②102文政5年
1822/04/
はねだべんてん
羽田弁天
「羽田弁天奉納 此の神の天にしませばねたきまで春のこなたにかすむ海づら」玉川余波②110文化5年
1809/12/17
はんだいなり
半田稲荷
(葛西 金町)
「半田稲荷 半田稲荷大明神 鎮座葛西金町浜 麻疹疱瘡共無恙 信心堅固息災身
 是近年願人坊の類、異形に出たち箊をかき踊るに、葛西金町半田のいなり、
 疱瘡がかろい、はしかゞかろい、信心堅固、息災延命と唱へけるを、そのまゝ作り給へり
 いなり山命婦の裳瘡赤もがさかへす袂もかろき神風」
六々集
万紫千紅
巴人集拾遺
②219
①279
②489
文化11年
1814/12/