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   人事編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔人事編〕    大田南畝関係
     (世相・流行・生業・見せ物・飲食等)
  【ひ】
事項詞書・詩歌出典巻・頁年月日
びじん
美人
 美人 (別資料)
ひっこう
筆耕
「筆耕恋 人のためあたえをとりて物かけどたゞやる文はかくにかゝれず」巴人集②458天明3年?
1783?
ひのようじん
火の用心
「火をいましむる詞
 火は五行の一にして民生一日もかくべからざるものなり。されどもその災をなすにいたりては、むかひちかづべからず。天火は猶さくべし、人火はつゝしまずはあるべからず。禍を転じて福となすはその徳をおさまるにあり。柳々洲が王参元の失火を賀する文も小むつかし。われに七字の秘文あり。毎朝手あらひ口そゝぎ南にむかひて三遍となふべし。その文にいはく、家内安全火用心、ゆめ/\うたがふ事なかれ」
万紫千紅①300文化12年
1815/08/
ひゃくじゅ
百寿
「百寿の石づり もろこしの百の寿うごきなき石づりにしていく代やへん」紅梅集②330文化15年
1818/03/
ひんじゃ
貧者
「貧者 よしさらばてんぢんぼうにかなはゞや一箪の食一瓢の飲」巴人集②401天明3年
1783/04/
ひんじょ
貧女
「貧女 生長蓬門一女児 朝朝炊黍且蒸藜 蓍簪欲挿遺膏沐 塵鏡纔開乏粉脂
    久襞故衣難入様 幾謀新嫁奈無資 東隣有個盧家婦 足下文章履五糸」
南畝集13
漢詩番号2126
④215享和2年
1802/05/