| 浮世絵文献資料館 | |
| 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 |
「一丸の姑君如月廿五日のよ身まかりしときゝ、睦月晦日にちかき夜酒くみかはせし事など思ひいでゝ むらさきの雲の上にやかへるらん十軒店の雛をみすてゝ」 | 紅梅集 | ②327 | 文化15年 1818/02/25 |
「ことし七月上旬、新吉原仲の町信濃屋善兵衛みせの灯籠を一丸のもとより贈しをみれば、小町のおしゑのうたかるたに下の句、わが身世にふるながめせしまに、と書て菊のつくり花あり。たはぶれに上の句をつけば | 紅梅集 | ②350 | 文政1年 1818/07/ |
「長月廿三日、紺屋町一丸身まかりけるに 愛染の二十六夜のつぼの内になど丸薬の一つだになき たのまれてひかぬ男の七日にはたゞうちよりてなむあみ/\ いにしはつき十九日に宰府のうそとりのかたを一丸のもて来て贈りしが、その夜の病にてうせしときく | 紅梅集 | ②353 | 文政1年 1818/09/23 |
「一丸一周忌に 九月廿三日 | 紅梅集 | ②375 | 文政2年 1819/09/23 |