Top        浮世絵文献資料館  時候編
 
   時候編・秋大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔時候編〕 大田南畝関係
  【秋尽】(しゅうじん)
詞書・詩歌出典巻・頁年月日
「秋尽 秋尽江山木葉稀 西風猟猟晩吹衣 籬辺露冷花将老 梁上巣空燕不帰
    酒債年年猶有負 詩情日日亦無違 請看代謝如流水 何必人間嘆昨非」
南畝集4
漢詩番号0738
③254安永8年
1779/09/29
「九月尽 けふまでにわれあきはてし貧乏の神なし月を待ぞめでたき」めでた百首夷歌①78天明3年刊
1783/01/
「九月尽、丹丘子・近郊庵と同じく山土訓に集ひ、庚申を守つて旧きを話す
 菊花開尽再経旬 二十年前賞此辰 疇昔一筵携妓女 今宵三戸守庚申
 人間富貴青雲隔 夢裏悲歓白髪新 遮莫残秋看欲尽 朝朝又酔小陽春」
南畝集9
漢詩番号1899
④142寛政5年
1793/09/30
「九月小尽 丹楓未染菊初芳 小尽残秋逼小陽 節物年々有遅速 未曾饒是満頭霜」南畝集17
漢詩番号3419
⑤178文化7年
1810/09/29
「九月尽 もへかゝる菊や薄のほん舞台まづ今日は是ぎりの秋春のうた」
「九月尽 もみぢゝる菊やすゝきの本舞台まづ今日は是ぎりの秋〟
〈『蜀山百首』①310『清好帖』⑳396〉
放歌集
千紅万紫
②168
①248
文化8年
1811/09/30
「九月尽 已見三冬変緒風 繁霜先落菊花叢  鄧林落日逢秋尽 欲逐虞淵景未窮」南畝集18
漢詩番号3927
⑤324文化11年
1814/09/30
「秋尽 菊残楓落舎旁園 秋末晩菘猶自存 身世未能終免俗 盤飧先喫崑崙【土俗、秋尽に茄子を喫ふ】」南畝集19
漢詩番号4087
⑤371文化12年
1815/09/29