Top        浮世絵文献資料館  時候編
 
   時候編・冬大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔時候編〕 大田南畝関係
  【冬の雪】(ふゆのゆき)◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・詩歌出典巻・頁年月日
「社頭初雪 しらゆふの縁にひかれてみやしろに雪の初穂のふるかとぞみる」巴人集②422天明3年
1783/11/
「師走十九日のあした、けしきばかりの雪のふりければ
 今朝ほどのはんじ物ほどふる雪はひるまもまたずとけにける哉」
巴人集②425天明3年
1783/12/19
「年のくれまで雪ふらねば 暮てゆきとしも道中双六の亀山あたり雪ふりにけり」放歌集②175文化8年
1811/12/
「霜月七日の暁はじめて雪ふりけるに
 はつ雪をめでしもいつかむそじあまりむつの花とぞふりにけらしな
 雪ふれば巨燵やぐらにたてこもりうつていづべきいきほひもなし」 
〈『蜀山百首』『清好帖』〉
「同じ九日に又雪ふりければ     はつ雪に乙雪そへてまつのはのときは御前も行なやむ空」
「霜月十二日、雪ふる事三度めなれぱ 三度めの雪の花には馬にくらをきもあがらず朝寐するかな」
「霜月十五日雪ふる。四度目め也   信濃路へこしぢとみゆる雪ぐつや下駄にはそりのあはぬかんじき」
六々集
蜀山百首
清好帖
②215
①311
⑳373
②216
②217
文化11年
1814/11/07
同11/12
同11/15