Top      浮世絵文献資料館 画賛編
 
   画賛編【う】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕大田南畝関係
  【梅】(うめ) ◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「画に題す 梅鴬 素服迎公子 金衣伴美人 未消千里雪 先報一枝春」南畝集7
漢詩番号1463
③504天明8年
1788/05/
「法橋光琳が雪梅の画 氷肌玉骨吐春妍 雪裏寒梅臥野田 和墨吮毫衆画史 不如盤礴解衣賢」南畝集15
漢詩番号2678
④384文化2年
1805/05/
「抱一君の梅のずあえの画に 如意如意と素枝の出しもとよりも宝珠のごとき梅の花さく」六々集②222文化12年
1815/02/
「梅に鴬の画に 鴬の宿札をうつおとまりは南枝北枝の梅のほん陣」六々集②239文化12年
1815/05/
「狩野探幽画斎かしく梅の画に これがかのかの探幽が筆にてかく梅としきけばめでたくかしく」七々集
万紫千紅
②249
①284
文化12年
1815/08/
「紅白の梅の画に とくをそく一二りんづゝさきわけし南枝北枝の紅白の梅」七々集②260文化12年
1815/09/
「南紀の梅渓の図に題す 南紀有梅渓 神飛夢裏迷 暗香如有意 来入我幽栖」南畝集19
漢詩番号4156
⑤390文化13年
1806/03/
「梅に月の画に 一枝の梅の匂ひは大空の月の桂の中をつらぬく」紅梅集②324文化15年
1818/02/
「崎陽の石崎融思の画梅を贈るに酬ゆ
 三元風色絶紛華 日観嶺西隠士家 未折一枝労駅使 揮毫扇地画梅花
 【融思の庭前の梅、元日に一花を開くと聞く。故に爾云ふ】
南畝集20
漢詩番号4364
④451文化15年
1818/04/
「梅に鴬の画に みな人に耳をたち枝に鴬の一声ないてくれなゐのうめ」紅梅集②373文政2年
1819/08/