Top      浮世絵文献資料館 画賛編
 
   画賛編【す】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕大田南畝関係
  【雀】(すずめ) ◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「扇の画に狂歌かきて河東におくれる中に、竹に雀の画に
 くみかわはす銚子のさゝにからまりて酔をさゝめの時を江戸節」
巴人集②415天明3年
1783/08/
「竹に雀の画に とまるべき雀色にやなりぬらん夕ぐれたけのふしどもとめて」あやめ草
千紅万紫
②63
①250
文化7年
1810/01/
「竹に雀の画に 雀どのおやどはどこ歟しらねどもちよつ/\とござれさヽの相手に」あやめ草
千紅万紫
②65
①232
文化7年
1810/02/
「画に題す【梅花の雀】 江梅花一樹 早已報新陽 黄雀来相語 不逢公冶長」
〈公冶長は孔子の弟子。鳥と自由に会話できたとされる〉
南畝集18
漢詩番号3645
⑤245文化9年
1812/06/
「菜の花に雀 さく花の露に雀の觜をそゝぐや清水夏大根たね」六々集②228文化12年
1810/02/
「粟穂に雀の画 粟坊も稗坊も出よすずめ子は百になりても躍わすれず」七々集②296文化13年
1816/02/
「落花と雀の図に題す 白花風散歩乱 黄雀晩翺翔 未見戴安道 如逢公冶長」
〈戴安道は琴・書・画の名人。公冶長は鳥の言葉を解したという〉
南畝集20
漢詩番号4413
⑤465文政1年
1818/09/