Top      浮世絵文献資料館 画賛編
 
   画賛編【お】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕大田南畝関係
  【お多福・お福】(おたふく・おふく) ◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「尾張のみたちにつかふまつれる岡田氏のもとよりかずの絵をかヽせて、これにたゝえごとをそへてよとてこされしうち (中略) おたふくうしろむきに鏡をうかヾふところ
 尻くらゐ観音にまたおたふくの弁才天をあはせ鏡歟」
をみなへし②14天明1年?
「題阿福女図 美女不如悪女情 莫嫌二満与三平 阿亀阿徳阿多福 尽是息災延命名」
「題於多福画 善女不如悪女情 無嫌自満与三平 於亀於得於多福 悉是福久延命名」
檀那山人藝舎
巴人集拾遺
①463
②476
天明4年
1784/03/序
「蕙斎のゑがけるお徳、子の日の松を引所
 おたふくのをのが名におふ福引にひくや子の日のまつのすり小木
 同じく女三の宮のかたちにて猫をひいてたてり 思ひきや女三の宮の猫背中頬たかくして鼻ひくしとは
 同じく蝙蝠をまねく所 鳥にあらず鼠にあらずおふく女のまねくに来る蝙蝠の福」
六々集②217文化11年
1814/11/
「おふく女豆まく、鬼にげてゆく画に もちまへの豆をまき出すおたふくの福はうちうち鬼は外々」六々集②222文化12年
1815/02/
「御多福の画 いつ見ても鼻高からずにこ/\と美人にまさる御多福の顔」巴人集拾遺②473未詳