賢い！インテリア:Step1お部屋のチェック
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検索によってこのページに来られた方は、トップページからご覧ください。     家具メーカーのカタログや雑誌広告などで見る家具の写真はどれも統一感があって美しいのですが、やはり心配なのは、ご自分のお部屋に置き換えた場合、同じように再現できるのかどうかということでしょう。答えはおそらくノー。写真はかなり広いお部屋だったり全体が真っ白な部屋だったり、綺麗にライティングされていたりで一番綺麗な角度から撮影されています。そのまま再現したければお部屋作りから始めなければいけません。もしお部屋ごと改造できそうもない場合は、ご自分のお部屋をチェックしてみて、どんなインテリアが相応しいのか事前にじっくりと検討しましょう。現在のお部屋の様子も考えずに衝動買いで家具や雑貨類を増やしてみても、お部屋は雑然とするだけです。増やす前に減らすことも考えてみましょう。  一般の戸建て住宅の場合、外観が和風の佇まいであってもモダンなリビングは可能ですが、室内が和風の造りなら和風モダンに統一した方が違和感がありません。また洋風の戸建てであっても、床や壁、ドア、窓などのスタイルが家によって違 います。クラシックスタイルに適した室内とモダンスタイルに適した室内があったりします。ドアなどの建具、階段手摺、壁紙、床の材質や色、全体のデザインスタイルなどをチェックして、できるだけ違和感のないインテリアに仕上げたいものです。   フローリングの色と質感 明るいメープルフローリングのお部屋に重厚なダーク系の家具は合わないことはないのですが難しく感 じます。逆に濃紫系や黒系統のフローリングのお部屋にナチュラル系の明るい家具を合わせるのもちょっと特別のセンスが必要かも知れません。ですから床・建具の色と壁・天井の色は必ずチェックしましょう。カーペットを敷かないのならば床の色がベースカラーになることが多いからです。 フローリングと木製家具の色はお部屋のイメージに大きく影響します。全体をナチュラルで明るいお部屋にしたいなら、当然床と木製家具も明るいモノで揃えることになりますし、重厚で落ち着いたお部屋の場合は濃いめの色で揃えることになりますが、下図でもお分かりのように色にいくらか差があっても統一感が保てるものです。事前にどの組み合わせにしたいのかを決めておくとよいでしょう。     買いたい家具が部屋と合いそうにない場合 どうしても実現したい好みのスタイルがあるのならお部屋選びから始めるのがベストですが、なかなかそこまでは出来ない場合が多いものです。だからといってお部屋に合わない家具を沢山並べてみても違和感は解消できません。リフォーム(リノベーション)などでお部屋のイメージを変えるのもひとつの方法でしょう。ただ最近では業者に頼らなくても気軽にフローリングや壁紙(ビニールクロス)の張り替えが出来るようなので、挑戦してみるのも良いかも知れません。 |
         
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白・黄淡色系統フローリング カバ桜無垢 パイン無垢 レッドパイン 無垢 ナラ無垢 リングア無垢 メープル無垢 クリ無垢 杉無垢 山桜無垢 檜無垢 ビーチ ラバーウッド ラーチ 竹 など |
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茶系統フローリング チーク無垢 メルバウ無垢 マトア無垢 アカシアンロック無垢など |
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ピンク系統フローリング レッドパイン無垢 カバ桜無垢 など |
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赤・赤褐色系統フローリング 花梨無垢 ネシアンローズ無垢 リングア無垢 など |
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黒・濃紫系統フローリング ウォールナット（胡桃）無垢 エボニー （縞黒擅）無垢 ローズウッド無垢 など  |
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  「柱のキズは一昨年の」と歌ったのは昭和まで、家の中を見渡しても柱が無ければ、たぶん在来工法(木造軸組構法)の家ではないのでしょう。最近の外観が洋風の家の多くは木造枠組壁工法の家になっています。木造枠組壁工法の家では、内壁に石膏ボードが使われていることが多いようです。そしてその石膏ボードに直接壁紙(クロス)が貼られています。思いのほかシンプルな構造ですので色や柄が気に入らなかったりタバコのヤニなどで壁紙の汚れが目立つようでしたら、思い切って張り替えましょう。昔ながらの在来工法の日本家屋と違って張り替えはわりと簡単なようです。また石膏ボードは耐火性に優れていて安価で丈夫なのですが、家具などをぶつけて穴を開けてしまうこともあるようです。しかしこれも修復が可能です。石膏ボードはホームセンターなどで（910×1820ミリ、12ミリ厚）一枚400円程度です。壁紙のクロスが1平米1,000円ほどとしても、ご自分で修繕すればかなり安く新築時のお部屋が再現できることになります。家具を入れる前のお部屋はできるだけ綺麗に修繕しておきたいものです。 |
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   リビングやダイニングなど、毎日過ごす空間をより理想のかたちに変えたいと思っていても、今お住まいのお部屋にはすでに家具や雑貨類が沢山あるという方が多いのではないでしょうか。引っ越しをしたり新築住宅を購入するなどの場合を除いて、計画的なインテリア空間を造り出すにはお部屋全体の現状を見直さなければなりません。もし今まで買い揃えた家具や雑貨などに統一感がなく、もう魅力も感じなくなっている場合、これらをいくら並び変えてみても、あまり大きくお部屋のイメージを変えることは出来ないかも知れません。インテリアでお部屋の雰囲気を大きく変えてみたいとお思いの方は、まずは今お使いの家具類の処分から始めてみてはいかがでしょうか。  ●置き場所を変えてみる 明らかに基本デザインや色や質感が、演出したいイメージと違う家具や 雑貨類は、例えばリビングからベッドルームやクロゼットの中などに置き場所を変 えてみましょう。そして移動先のお部屋にはなるべく類似したデザインのものを揃えて整理 してみましょう。 ●仕舞う どうしても置き場所が決まらない場合は、思いきって物置きなどに仕舞った方がいいかも知れません。高価な置き物や思い出の多い小物類はなかなか捨てられないものです。 ●譲る これから先、どう考えても使いそうもない家具や雑貨類は友人や知人に譲ってはいかがでしょうか？でも相手の方が本当に欲しいものかどうかも、しっかりと聞いてから。かえって迷惑にならないよう心配りも必要です。 ●売る 置き場所もなく、誰も欲しがらないモノは思い切って処分。まずは、フリーマーケットやネットオークションなどで売りに出してみましょう。値打ちのあるものやヴィンテージものならば、リサイクルショップでも買ってもらえる場合があります。 ●作り変える 色を塗り替えたり、分解して作り変えられるものは日曜大工の腕の見せ所、イメージが変わって案外部屋にマッチした家具に生まれ変わるかも。 ●捨てる それでももう邪魔なだけで不要になってしまった家具は思い切って捨ててしまいましょう。粗大ゴミとしていくらか料金がかかっても、お部屋の雰囲気を変えるにはこれも必要なことです。 このページのまとめ ●家のデザインと、各お部屋の床、壁、天井、窓、階段、建具などの基本デザインをチェックする。 ●お部屋の広さとサイズを調べる。 ●フローリングなどのベースカラーになる色と素材をチェックする。 ●壁・床の状態を調べ、必要なら修繕する。 ●不用品があれば処分の仕方を決める。 ▲このページのトップへ ●ステップ2へ進む |
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