蟹江高校同窓会
会長 伊藤誠
蟹江高校の統合について
平素は、蟹江高校同窓会活動にご協力頂き、厚く御礼申し上げます。
さて、蟹江高校と海南高校との統合については、ご存知でしょうか。
●昨年9月30日の中日新聞の夕刊には、「海南高校が、統合される」と言う記事が掲載され、
私ども同窓会としても、蟹江高校は、残るとほっとしておりました。
●しかし、平成16年2月のはじめに、統合後の新しい学校は現在の海南高校の施設を、
使用するとの決定がさなれました。
(もう少し詳しく説明しますと、蟹江高校も海南高校とも平成16年4月の入学者を
最後に、17年度より生徒の募集は行われません。したがって今年入学された1年生
が卒業される平成19年3月をもって、蟹江高校は高校として使われなくなります。
そして17年4月には、海南高校の施設を使って新しい高校名で普通科、福祉科を持
つ学校を開設する計画となっています)
私ども同窓会としましては、この決定にいろいろ問題があるのではないかと、
●平成16年5月13日に県教育委員会を訪れ、県側の説明を求めると共に、新聞発表と
なぜ違う決定がされたのか、なぜ蟹江高校ではだめなのか、敷地内にある卒業記念樹、
周年事業等で、寄贈されたものはどうするのか、跡地利用に何か考えがあるのか、など
質問いたしました。
しかし、これと言った納得出来る回答もなく、少子化による生徒数の減少のため、統合が
必要であり今回の決定を理解してほしいとの繰り返しでありました。
●さらに6月27日蟹江高校体育館において地元説明会が開かれました。
県側が海南高校を使用する理由としたのは、
1.6割程度が海部郡南部の町村から通学していること。(地元志向)
2.校舎の耐震工事が海南高校は、半分で済むこと。(経費節減)
これに対し地権者からは、
「高校をつくるということで、やむを得ず土地を手放した、今となって高校として
使わないとはどう言うことか」
「当時、高校を誘致するのにいかに大変だったか」
といった地元の方の意見を伺いました。
決定までの経緯や、海南高校を選んだ理由、さらに地元の方々のお気持ち、などを考え
ますと、今回の決定には納得することは出来ず、別紙、理由書のとおり署名活動を行う
ことに決定いたしました。
今回の署名活動には、地元の町内会の方々にもご協力をして頂いております。皆様方の
同級生、ご家族等、多数のご署名を頂きます様、ご協力お願いいたします。