平成２０年７月から「私の俳句」として「天為」会報の報告、天為句会、天為ネット俳句と思い出した時に投句する「銀座俳句」のみしてホームページに載せることにします。
平成２１年１月
平成２０年１０月に投句した駄句が平成２１年１月号に朗人選で「天為」に、３句載りました。
「インヴァネス崩れし城や秋深し」
「秋麗谷中の街に人力車」
「道祖神夫婦に供ふ梨一つ」
更に西村我尼吾先生選の課題句（課題、小鳥来る、芋嵐）ですが
[我に濃き江戸っ子気質芋嵐]
佳作に入りました。
選者評として「芋嵐と人生」として紹介されました。
今年最初の初句会１月の天為句会では何方にも取って戴く句がなく寂しい想いをして居りましたが、最後の最後に主宰選句１句取って戴き「ほっ」と致しました。
[偕老や妻と貼りゆく冬障子]
最近、そそっかしく中７を中６にしてましたので主宰から、上記のように直して戴きました。
平成２１年２月
平成２０年１１月に投句した駄句が平成２１年２月号に朗人選で「天為」に、５句載りました。
「アポロンの神殿崩れ星河あり」
「秋気澄む夢殿に舞ふるサラサーテ」
「モディリアーニ色なき風の肖像画」
「トラーパニの塩田白し星月夜」
「秋深しレオンの街の裏通り」
更に西村我尼吾先生選の課題句（課題、茸、冴ゆ）ですが
[冴ゆる夜におのれ見詰めて涙する]
佳作Tに入りました。
今年２度目の句会２月の天為句会では何方にも取って戴く互選句がなく寂しい想いをして居りましたが、最後の最後に主宰選句と特選句とを１句づつ取って戴き「ほっ」と致しました。
並選句は
[アレッポの城の真上に朧月]
次に特選句は
[クリオネのあそべる海の藍深し]
特選の「クリオネ」は期語に認定されて居ませんので、俳人会の大御所である主宰から期語として認定されました。
楽しい句会主宰に感謝致します。
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