でぇ〜ぶつ語る




表紙



伝える

尋ねる

見に行く

比べる

食う

語るに戻る
地名クイズ
段葛Xファイル
海の中の鳥居
鎌倉のリス
鳩サブレー
江ノ電はエロ電

住む

歩く



Designed by
Miki & Hirohiko Ishii

mail to M.& H.Ishii
 鳩サブレーは鳩三郎!?




鎌倉の土産といえば“鳩サブレー”。
我が家では、鳩サブレーを食べることを「鳩を食う」、食べずにとっておくことを「鳩を飼っておく」といいます。また、エレベーターの中などで友人と「鳩を食べるとき頭から食べる?尾の方から食べる?」などと会話をすることがあり、周りの人から気味悪がられることもしばしばです。さて、その鳩サブレーですが、どうして鳩の形なのでしょう?

どうやら最初から鳩の形だったわけではなく、当初は普通の丸い形だったそうです。鳩サブレーの原型を作った豊島屋の初代・久保田久次郎は、崇敬していた鶴岡八幡宮の本殿掲額の八の字が鳩の抱き合わせ(右写真)になっており(私には鳩の頭を持つ蛇にしか見えませんが…)、また境内にいる鳩が皆に親しまれていることから、何か「鳩」をモチーフにしたものを作ろうと考えていたそうです。
さらに、試作品を食べてもらった友人のフランス人から「サブレーという菓子に似ている」と言われ、その語呂が「三郎」と似ていることから「鳩」+「三郎」で「鳩三郎」が誕生したそうです。結局最後は「鳩サブレー」という名前に落ち着きましたが、初代・久次郎は最後まで「鳩サブロー」と言い続けたそうです。

 結論!鳩サブレーは美味い



1600円以上の鳩サブレー(缶の箱に入っているヤツです)を買うと中に「鳩のつぶやき」という冊子が入っています。その冊子に鳩サブレーの物語が書かれていますので、そちらも是非読んでみてください。


Copyright © 1997-2000 Kamakura Internet Project, All Rights Reserved