個展報告:03年5月
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■いよいよ 2006-10-4(水) 個展前にバタバタとパリへ行ったり、友人の結婚式で浜松に行ったり、そのついでに念願の秋野不矩美術館を訪ねたり(カキトメモで少し書いています)と慌ただしかったのですけれど、いよいよ個展も来週となりました…! 今までの展覧会等でご住所をお伝えして頂いている方にはDMが届いているかと思います。改めまして展覧会情報を載せておきます。 『川田綾子 作品展』 会期: 2006年10月12日(木)〜10月21日(土) 時間:12:00〜20:00 ※土曜(14日、21日)は18:00まで 日曜(15日)はお休みです 会場:ギャラリー愚怜(グレイ) 東京都文京区本郷5−28−1 電話:03-5800-0806 地図はコチラ 丸の内線、大江戸線:本郷三丁目駅より徒歩6〜7分。 東京大学の赤門の斜向かいにあるギャラリーで、本郷通りに面した一階です。 こちらのギャラリーは本郷の辺りを散策時、丁度日が暮れかけて薄暗くなってきた頃、明かりの灯った中にいくつか作品が見えて発見した所なのです。 |
■搬入日&初日 2006-10-11(水) 本日無事に作品を搬入し、初日を迎える準備は整いました! 絵をすべて展示した後、ちょっと一息いれますか、とオーナーに誘われラーメン屋で一服。なんというか、ああ本郷で展覧会をやるんだなあという感じでありました。 本郷散策がてらお気軽にお立ち寄り下さいー。 ■個展開催中 2006-10-12(木) 「川田綾子作品展」スタートしました! 展覧会の模様はカキトメモにて更新中。 本日の朝日新聞の夕刊、展覧会情報などが載るマリオンというページに紹介記事が掲載されました。 記事画像はコチラ(別窓) あ、柊さんも告知ありがとうございます!記事も! |
■終わりました 2006-10-23(月) 長いようで短かった9日間も無事終了しました。本郷のギャラリー愚怜で行われた「川田綾子作品展」にお越し頂いた皆さま、本当にどうもありがとうございました。 本郷という場所ならではの、今まで行った展覧会とはちがう雰囲気も実感できて、やって良かったなあと思っているところです。 会場の様子は写真なども載せて改めてご報告したいと思います。ご来場頂いた皆さま、展覧会の告知をして下さった皆さま、応援メッセージを下さった皆さま、様々な形で皆さんに支えられて無事に終えることが出来ました。本当にありがとうございます。 次回の展覧会の予定もまた近いうちにお知らせできそうです。まずは御礼まで。 |
■お知らせ 2006-11-20(月) 個展が終わって一息ついておりましたら、もう11月も後半ですね。あわー。そんな状態ですが、次回の展覧会の予定が決まりましたので載せておきます。 「 羅針盤セレクション HOPE 2007 」 会期:2007年1月7日(日)〜13日(土) 会場:アートスペース羅針盤 住所:東京都中央区京橋 3-5-3 京栄ビル2F TEL&FAX:03-3538-0160 地図(クリックすると拡大します)
今年の2月に行ったところと同じ会場です。その時とは少しメンバーを変えての開催です。作品も今回は一人4点ずつとなっておりますので、前回とはまたちがった雰囲気になるのではないかと思います。 ま、毎度のことですけども作品はまだ完成しておりませんよ。年末年始は制作に追われ、外出不可決定な予感がしておりますが、予感がはずれる事を祈りつつなんとかしようと思います(主に忘年会や新年会のために) では来年の初詣ならぬ初展覧会はぜひ京橋で!皆様のご来場を心よりお待ちしております! ※先月の個展の写真は編集中です。しばしお待ちをーー。 |
■声 2006-12-31(日) 今年も色んな所を訪ねる機会に恵まれました。二月には友人たちのいる佐賀、大分、夏にはフランス・パリでひたすら美術館巡り、そして九月にはずっと行きたいと思っていた静岡の「秋野不矩美術館」を自分の誕生日に訪ねることができ、本当に思い出深い一日を過ごせた一年でした。今年最後のカキトメ#97はその秋野不矩美術館の外観風景です。 以前もこのサイトで少し書きましたが、秋野不矩さんの絵に最初に出会ったのは美術大学に入ったばかりの頃。一目でその画風の力強さと美しさに衝撃を受け、その後、彼女が所属する絵画団体、創画会に出品したいと思うきっかけをわたしに与えてくれた作家でした。 数年前に彼女の訃報を聞いたとき、今まで感じたことのない想いが渦巻いたのを今でも覚えています。彼女の新しい作品はもう決して生まれることはないのだという事実は、例えようのない空虚さを感じさせるものでした。 今年ようやくこの「秋野不矩美術館」を訪ね、彼女の作品たちとゆっくり対峙していると、それらがこんな事を発しているような気がしました。 『好きなものを好きなように描きなさい』 作品から直接、これほどはっきりと、そしてこんなにも励まされたことは今までなかったように思います。 美術館のテラスから外を眺めながらその想いを反芻していると、突然、辺り一面に静かな雨が降りはじめました。それはなんだかとても温かくわたしの心に染み込み、まだ描き続けていて良いのだと認めてもらったような、不思議な気持ちにさせる雨でした。 しばらく眺めているうちに降り始めたときと同じように静かに雨は止み、満たされた気持ちの中、美術館を後にしました。この時の想いはこれから絵を描いていく中で、きっとわたしを支えてくれるものになると思います。 家に帰ってから買ってきた秋野不矩さんの画集を見ていると、彼女はよく学生たちにこう言っていたとありました。 「自由に描きなさい。ただ、岩絵具から受ける、絵具の特質だけは生かしなさい」 わたしが作品から受け取った事とほぼ同じ言葉です。彼女の考えはしっかりと作品から発せられており、本当に素晴らしい作家だったのだと改めて思いました。 さて、年明けすぐに展覧会に参加します。 「 羅針盤セレクション日本画選抜展 HOPE 2007 」 会期:2007年1月7日(日)〜13日(土) 時間:11:00〜19:00(最終日17:00まで) 会場:アートスペース羅針盤 住所:東京都中央区京橋 3-5-3 京栄ビル2F TEL&FAX:03-3538-0160 地図(クリックすると拡大します)
最寄り駅: <地下鉄> ・ 銀座線 京橋駅2番出口より徒歩1分 ・ 有楽町線 銀座一丁目駅9番出口より徒歩3分 ・都営浅草線 宝町駅南口出口より徒歩1分 <JR> ・有楽町駅より徒歩10分 今回は一人4点ずつ小品を出品致します。わたしも毎日会場におりますので、また皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。(9日(火)のみ夜しかいませんが、あとは終日在廊予定です) それでは皆さん良いお年をお迎え下さい! |