【温泉、そして赤兎馬へ】

[1999/05/31]

お店の看板は NSX (^_^)
赤兎馬
NSX が大好きなご夫婦がお店を開いています。

【1】・・・馬曲温泉
【2】・・・赤兎馬

噂の、、、。
 先に書いたとおり、今日の目的は、あるお店に行くためです。
【11:00】時間が早かったので、途中、志賀高原のパーキングで昼寝をしてました。
 高原で昼寝をしたのは、長野市内まで下りてしまうと暑くて眠れないからです(^_^:  その点、高原なら涼しくて眠りやすいんですね。  NSX はエアコンが効かなくなっていたのです〜(^_^:
 今日の行き先、実はラーメン屋さんです。 名前は「赤兎馬」。
なぁ〜んだラーメン屋さんかぁ、と思った人も多いかと思います。 しかし、、、。
 そのお店は、何も知らない人が見ればただのラーメン屋さん(?)かもしれませんが、 NSX に乗る人なら行ったことはなくても聞いたことはあると思われる、 ちょっと こだわり のあるお店なのです。
やってきました赤兎馬。
赤兎馬 【12:30】「赤兎馬」に到着です。
 お昼時でお忙しいとは思いましたが、茨城まで帰る都合もあって、 こんな時間にお邪魔してしまいました m(__)m

 お店の前、その看板に描かれている赤いモノは、そう、NSX をモチーフにしたものなのです〜!(^o^)
 いきなり濃い展開に、お店に入るのが少しこわくなりました(^_^:
店内左  お店に入ると、真正面に NSX のモデルカーが!
左にはカウンター席(?)があって、その壁には NSX やお店を紹介した記事、 そしてご主人の NSX が納車された時の写真などが貼られています。  その横には開発者である上原氏のサインも!
店内右  右に目を移すと、NSX のポスターを始め、 著名プロドライバーのサイン色紙などがズラリと張られ、 ご主人とホンダ・レース関係者とのつながりを感じることが出来ます。

 これほど NSX へ思い入れのあるご主人とは、、、。
 お名前は ST さん。  ご夫婦で NSX を購入、そしてご夫婦で NSX type R に乗り換え、 NSX に乗るために長野へ移り住み(!?)、ラーメン屋を開いたほどの方なのです。
 まずは自己紹介と、注文です。
 「こんにちは、噂通りのお店ですね。 KK さんから聞いてきました(^_^)」  「まぁそうですか〜(^_^) インターネットで?」
 「はい。 えっと、それでは噂の【赤兎馬ラーメン】をお願いします。」  「すっごく熱いですが、大丈夫ですか?」
 「た、たぶん(^_^:」 >まったく自信なし。  奇麗な奥様でしたね〜
赤兎馬ラーメン  というわけで、お店の名を冠した「赤兎馬ラーメン」をお願いしました。
  このラーメン、仲間内では「地獄ラーメン」と呼んでいます(^_^:  劇辛というわけではなくて、少しお酢の効いたトロミのあるスープは美味しいんですが、 なにせ 熱くて、もう灼熱地獄です(^_^:  猫舌の私には少し辛かったです〜というわけで、 まず頑張って麺を先に食べて、スープは冷ましてからいただきました(ぉぃぉぃ(^_^:  それでも完食ならず〜(T_T)  ボリュームもなかなかのものでした。
 ハフハフと赤兎馬ラーメンをすすっていると、厨房からご主人が出てきました。
 「はじめまして、kakepiと申します(^_^)」  「どうもはじめまして、ST です(^_^)」
 私と並んでカウンター席に座り、カタン、と灰皿を置く ST さん。  長期戦の予感がしてきました(笑)
 店内には、たまたまお昼を食べに来ていたホンダの偉い人とベルノ長野の偉い人がいまして、 少しですがお話を聞かせてもらいました。  危うく、茨城に S2000 を納車されそうになりました(爆)
 引き続きハフハフと熱いラーメンをすすりながら、ST さんとのお話は続きます。
その内容は、とっても濃い裏話 & 業界秘話でした(^_^:
 「実は NSX は、、、。」  「実は S2000 は、、、。」  と、ここまではわかりますが、  「実は delSol は、、、。」  (^_^:!?!?
 と、いろいろな裏話を聞かせてもらいました。  すみませんがココに書くことは出来ません(^_^:
 ST さんは 1 NSX オーナーですが、いろいろあってホンダを良く知るようになり、 開発時に設計者がこだわったところや妥協しなければならなかったところもある程度わかるようになったようです。
 それを踏まえた上で、自分なりの意見をしっかり持ち、 機会があるごとに積極的に関係者へのアプローチも行っているようです。  それは、時に否定的な意見が多く含まれる場合もありますが、 ホンダが、NSX が好きだからこそ、もっと良くなって欲しいという願いが込められたものです。
 私は NSX が好きで、痘痕もエクボと考えてしまう場合が多々ありますが、 やっぱり意見する事は必要だな〜と今更ながら考えました。  幸い、NSX には関係者と直接話せる環境もありますしね(^_^)

 【ちょっとだけ裏話!? 本当にあった delSol ミドシップ案】
 delSol は、売れていれば ミドシップを出す計画があったようです。  トランストップの支柱の根本辺りを見ると、 補強とは無関係と見られる二本のメンバーがはしっていて、 それがエンジンマウントとして機能するハズだったようです。  うーん、delSol ミドシップ、見てみたかったですね〜。  3億円当選したらやってみたいかも(爆)
お邪魔しました!
【15:00】あ、もうこんな時間に! そろそろ帰ります〜。 と、その前に、、、。
 「すみません、写真いいですか?(^_^ゞ 奥様と一緒に。」  「撮られるとは思わなかったなぁ(笑) いいですよ(^_^)」
 「(パシャ) ありがとうございました!(^_^)」  「じゃぁ、kakepiさんも(^_^)」  「ええっ(^_^:」  「(パシャ)はい(^_^)」
 NSX オーナーが遊びに来ると、写真を撮ってサイン帳にファイルしておくそうです(^_^)
ちょっとだけ見せていただきましたが、、、半分以上知っている顔でした(笑)

 お忙しいところ、長い時間お付き合いしていただいてありがとうございました m(__)m
雪が降る前、年内にもう一度くらいお邪魔できるといいなぁと思います。
また何かありましたらよろしくお願いします(^_^)/
【17:00】上信越道を下りて一般道へ。
 一般道におりたのは、茨城まで真っ直ぐ帰れる高速道路がないからです(T-T)
関越道で都内に入り、常磐道に乗り直すのは面倒ですし〜。
【21:00】帰宅。
 「赤兎馬」まで片道 300 km くらいでした。 思ったより近かったですね(^_^:
また行きたくなりました。
 ST さんご夫妻、とっても楽しい方達でした(^_^) 行って良かったです〜。
素性も知らない私を、NSX 乗りというだけで歓迎してくれて、、、(T_T)お世話になりました。
 それにしても、長野の道は走りやすかったですね〜(^_^)
休日でも、長野市内はもちろん、郊外、高原ルートも混雑なしでスムーズに走れました。  こういう場所、スポーツカーと暮らすには良い環境かもしれません。
 これからも ST さんと NSX が楽しく暮らせる事を祈っています。
それではまた!
今回のツーリングの燃費は以下の通りです。
   【458.9 km / 52.6 L = 8.72 km/L】 一般道 + 常磐道 + 関越 + 上信越 + 志賀高原ワインディング
   【321.6 km / 40.1 L = 8.02 km/L】 一般道 + 志賀高原ワインディング

私は解散後も一日多く走ったので、、、。
   【292.4 km / 29.0 L = 10.08 km/L】 一般道(50%) + 上信越(50%)
三日間トータルでは、、、。
   【1,072.9 km / 121.7 L = 8.82 km/L】
19000km  一気に 1,000 km 以上走ったので、帰宅した時に 19,000 km になりました(^_^)
20,000 km は目前ですね!

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