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千葉
[1998/06/12]
お世話になったベルノＫ・Ｃ店
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レポートは、以下のように別れています。 【１】 はじめに〜アライメント・他 【２】 試乗記〜雑談 【３】 Ｑ＆Ａ |
| はじめに |
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そう、あれはもう半年以上前の97年9月の事です。 日光近辺をドライブしての帰り道、雨が降っていました。 NSX は轍にとられる事もなく、水膜に乗ってハイドロプレーニング現象に陥ることもなく、 順調に走っていた、ハズだったんですが、、、。 前を行くファミリーカーが赤信号で停止、NSXもそれに合わせてブレーキング、、、 その瞬間ABSが作動！ 前車との距離が詰まる詰まるっ！ ああっぶつかるぅぅぅぅぅ！(>_<)、、、ピタ。 わずか 10 cm の隙間を残し、NSX は止まってくれました(T-T)ふぅぅぅぅぅ。 肺の全ての空気を吐き出すような安堵の吐息、、、。 残りの道程は【安全】を絵に描いたような運転ぶり(^^: 試しに道幅の広い交差点で少し大目に素早くステアリングを切ったら「ぬるーーーん」と前輪が逃げて 曲がろうとしてくれません。 しかもこれはデルソルより低いスピードでの話なのです。 タイヤの残り溝は 7 分山。水溜まりに入ったわけでもない。とすれば答えはひとつ！？ タイヤのグリップ成分(?)が抜けてゴムが硬化してウェットグリップが落ちている！？ 後日、ドライ路面でフルブレーキなどを試しましたが､やはりデルソルよりも簡単にABSやTCSが作動してしまいます。 つまりこの状態（タイヤ）のままでは、NSXはデルソルより遅いという事に！(T-T: |
| まっすぐ走らない。 |
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私の NSX は平成 3 年式ですが、購入時の走行距離はわずか 7,000 km、、、7年履きっぱなしのタイヤの性能は
どうなっているのでしょう？
考えただけで恐ろしくなった私は、すぐに行き付けのお店に行ってタイヤの見積りを出したのでした。 10月にオーナーズミーティングをひかえ、ちょうどRE711が発売になったので４輪とも履き替えてしまいました。 RE711に履き替えて、これでウエットも安心♪ と、お店を出てすぐに異常に気付きました。 まっすぐ走らない！(--: ステアリングを微妙に左に切っておかないと直進してくれないのです。 すぐにお店に U ターンして事情を話し、原因と対策を考えました。 【原因】硬化して滑りやすくなったタイヤがアライメントの狂いを隠していた。（kakepi推測） タイヤ交換で希にセンターが狂う場合もあると聞いたことがあり、ローテーションで直る場合もあるそうです。しかし 前後異径のNSXはローテーション出来ません。 【対策】アライメントを取り直す。 という事で、私も何度か行ってデルソルなどのアライメントでお世話になったお店を紹介してもらいました。 これで直る！と期待していたんですが、、、。 さっそく NSX を持ち込んで調整したところ、、、今度はステアリングを右に切らないと直進しないようになりました(--: 当然、もう一度やり直し、、、今度はステアリングを左に切らないと、、、もぅいいです！ もちろん、お店では実走チェックをしていますが、どうしても上手く行かないようです。 らちがあかないと悟った私はそのお店を後にしたのでした、、、。 |
| 修正への道のり |
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乗るたびにステアリングのズレに「、、、(--:」となっていました。 近場のいくつかのお店にも聞きましたが、NSXの経験もなく心配で預ける気にはなれません。 いろいろあって今年1月にこのHPを公開し、他HPの掲示板に書き込んだりして楽しんでいたある日のこと、 NSX 乗りの I さんという方からメールをいただいたんです。 「アライメントならお店を紹介しますよ。」まさに天の声に聞こえました(T-T) 早速、紹介してもらったホンダベルノＫ・Ｃ店に連絡、NSX専任サービスマンであるYさんに 事情を話して6/12に予約を入れ、開店と同時にNSXを持ち込む事になりました。 そして当日。 早起きした私は、はるか 120km 離れたベルノ店を目指して出発したのでした。 |
| 生まれ変わった足回り |
無事到着。開店５分前でしたが、早々に店員さんが出迎えてくれました。すぐにNSX専任サービスマンであるYさんが出てきたので、
状況を説明し、同乗のもとで実走チェック、順番を決めて対策していくことになりました。
アライメントテスター完備のディーラーは珍しいと思います。【アライメント調整】 まず最初に現状のアライメントをチェックしました。 リアが左右バラバラにトーアウト！ NSX のリアは本来トーインです。 想像以上の狂いに目眩が(@_@) 近所のショップはどういう調整をしたのでしょう！？ Yさんは手慣れた感じで調整を済ませ、実走チェックへ。 そしてまた測定・実走（を数回繰り返し）し、調整は完了しました。 実走を繰り返すので「やっぱり難しいのかなぁ」と少し不安になりましたが、聞けば 「アライメントは車を前後に動かしただけでも微妙に変化するので、念のためにチェックしていただけです。」とのこと。 作業を思い出すと、調整のためにリフトアップしたのは最初の一回だけで、 あとは測定のみでした。 |
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さて、アライメント調整の成果は、
「こ、これが本当のNSXの走り！ 感動しました！(T-T)」 帰りの高速道路でいろいろ試してみましたが、 本当に同じ車とは思えないほど劇的に改善していました！ フロントはステアリングを切って手を離すとセンターに戻ろうとしますが、 調整して適正値にしたリアにも「安定させよう」という感触がハッキリ感じられるようになったんです！ レーンチェンジで素早く拳一個ぶん切り込んでも、 リアは余計な動きをせずにきれいに動いてピタっと安定しています。 NSXを手に入れて一年ですが、これでやっとスタートラインに立ったような気がしました(^-^) 紹介してくれたIさん、調整してくれたYさん、本当にありがとうございました。 |
| その他は、、、 |
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実は、アライメントだけでなく他にも気になる個所があったのでついでに診てもらいました。 というより、アライメントは確実に直ると思っていたので、どちらかというとコレがメインですね(^^: 【4,000〜5,000rpmの異音】 加減速時、この回転域で「チュィーン」という異音がします(^^: エンジン自体は奇麗に8,000rpmまで吹け上がるので、重大なトラブルを抱えている可能性は低いと 思われますが、念のためプロの目で診てもらいました。 結果「原因不明」(^^: 異音の発生回転域が可変吸気の作動回転域と重なるので、それを制御するソレノイドバルブとダイヤフラムバルブを チェックしましたが、共に異状なしでした。 その後、IさんのtypeSzeroに試乗した際、同じ音がすることが判明。 私の気にしすぎだったようです！？(^^: しばらく様子を見ようと思います。 【エアコンの効きムラ】 雨の日の渋滞、ウィンドウが全部真っ白に曇りました(^^: ただ、いつもではなく時々です。 ガス・コンプレッサー・コンデンサー・ファン・エバポレータ、をチェックするも異状なし。 結果、またまた「原因不明」(^^: 症状が再現しないというのは厄介ですが、簡単なチェックポイントも教えてもらったので しばらく様子を見ようと思います。 |
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