| Lesson -4- 【 スキッドリカバリー 】 |
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・低μ路における姿勢制御(μ:0.7 アスファルトと雪道の間くらい) コース上に、後輪の通過を感知して左右ランダムに 15 cm 瞬時に真横に移動する板があり、 後輪をフッ飛ばされた NSX は当然スピンモードに入るので、 カウンターを当てて姿勢を立て直す練習をします。 カウンターの戻しも大切で、正確に素早く戻さないとタコ踊りするハメになります(^_^: 進入スピードは 40 km/h と低いものの、スピンする人が続出。 コース脇のパイロンとフレンチキッスする人のなんと多いこと(笑) スピードコントロールも大切で、たった 5 km/h の違いで驚くほど難易度が変わります。 36 km/h だと片手でちょいですが、48 km/h だとフルカウンター大会に(^_^: 特に 40扁平タイヤと堅いサスセッティングの NSX-R は逃げがないせいか、 瞬時に適切なカウンターを当てないと簡単にスピンしていました。 初期型 NSX は kakepi 一人だけ(;_;) お陰でカウンターが比較的楽でした。 何故かというと、初期型は50扁平、現行型は皆40扁平タイヤで、やはり逃げが少ないんですね。 NSX-R ほどではないにせよ、カウンターがシビアだったようです。 この練習、今現在は他のトレーニングとセットものになっていますが、 1998年からは、土・日に予約なしで単独練習が出来るようになります。 結構楽しいし、低速とはいえ実戦的なので遊んでみるのも良いでしょう。 料金は \ 3,700 で、約 1時間程度、6回/日くらいあるようです。 |
| Lesson -5- 【 フルブレーキ 】 |
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・ウエット路面 80 km/h からのフルブレーキ(制動距離 15 〜 20 m) 読んでの通りですが、ABS 作動まで瞬時に踏み切れない人も結構いました。 ウエットとはいえ、減速 G は 0.9 〜 1.0 G 近くかかります(^_^: 私は数日前に右手首を痛め、 さらに右足首の捻挫が完治していなかったハズだったんですが、 朝からアドレナリン全開だったので問題ナシ! 元気にブレーキを蹴飛ばしていました(爆) ただ、先の練習の時にカウンターステアのキックバックでさらに手首を(^-T: |
| Lesson -6- 【 VSA 体験 】 |
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・新型アコード SiR に装備された「VSA : 横滑り防止装置」を体験できました。 「スキッドリカバリー」コースを使い、板の移動量は 25 cm ! ドライバーは清水和夫さんです。 「私は手放しで進入しますから」 (゜ー゜:マジ!? 同乗した私たちに解説しながら進入する清水さん。 よそ見しながら 50 km/h !? ガツーンと後輪にショックが来ました。 「ほら、この通り、ちゃんと修正して、、、おっと!」 コース脇のパイロンまっしぐら(爆) 慌ててカウンターを当てる清水さん(笑) あくまで低速域までで、速度超過まではフォローしてくれないようです(汗) このシステム、例えば右コーナーで横滑りが発生した場合、 左前輪に自動的にブレーキをかけ、 スピンを防ぐというものらしぃです。(トヨタにもあります) ABS のように「踏まないと効かない」のではなく、勝手に動作するモノです。 同乗者「NSX にも付くんでしょうか?」 清水「難しくはないでしょうね。」 kakepi「NSX には付けてほしくないですね。」 清水「運転上手くならないからね。」 スポーツカーには不要だと思いました。 ちなみにこの VSA、40 km/h 以下では全く姿勢が乱れませんでした。 同乗者「さっきまで私たちがやっていた練習の意味はいったい(^_^:」 #この体験はスケジュール外のオマケです。 |
| Lesson -7- 【 昼食 】 |
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・昼食 場所は第5スイートルーム。メインスタンド上のオーバルを見渡せる部屋です。 この部屋、本来VIP専用で、一般客は入れないようです。 食事はごく普通の和食でした。 が、なぜか料理長の挨拶付き(笑) 一つのテーブルに4人ずつ、席順は決まっていません。 kakepi は、、、ホンダ関係者・おじぃさん・お医者さんと一緒でした。 ホンダ関係者 50才くらい:かなりアツイ人のようです。 「NSX も本当はリアを 30 cm ツメたかったけど、乗用車メーカー としては積載スペースの問題とかいろいろとあってね、、、。 青森行くときは社用車NSX使って、暇なときは速い人と遊びます。 ヌユワ km/h で真後ろにピッタリつけて 5分もつ人はいませんよ。」 おぃおぃ(@ー@)イイノカ!? ちなみに NSX の高速燃費の最高値は 15.88 km/L だそうです(☆_☆) おじさん 某大手通信会社のえらい人らしいです。 「子供も一人立ちしたからカミさんだまして NSX を(笑) 荷物が積めないって文句言ってたましたよ(笑) 最後のクルマになるかもしれませんね。 川本さん(ホンダ社長)も 30年はもつって言ってたしね。」 川本社長とは友人らしいです(^^: おじさん 家業を守っているらしい40才くらいで若々しい人でした。 「今度の NSX のパワステ、フィーリングが良くなりましたね。 親父に内緒で買い換えたんですが、全く同じ色でバレませんでしたよ(笑)」 どうも NSX 乗り換えて 2台目らしいです(^^: 皆さん、ちょっと住む世界が違うよーな感じですが、車の話になると オモチャをもらった子供のように世代関係なしで談笑できました(^_^) こういう高級車(とは言いたくないけど)を持つ人は社会的地位も収入も高く、 いわゆる「ヲレは金持ちだ」を振りまく人もいるかなーと思ったんですが、 全然、全くそんな事はなく、友人のように溶け込むことが出来ました。 相手がどんな生活をしていようが、NSX で繋がった友人という雰囲気でした。 実際、英国車のようにはいかないまでもコミュニケーションはあるようです。 これがNSXオーナー像なのかな、と感じると共に、他国産スポーツモデル に乗っている人はどうなんだろう?と考えてしまいました。 社会的地位のある大人が、スープラや GT-R や GTO を駆ってサーキットで 汗を流すことがあるのだろうか? 人それぞれ価値観が違うのは当然としても、 これらのクルマでサーキットに来る人(大人)のイメージが湧きませんでした。 そういった人たちは同じ国産でもヒストリックカーに行ってしまうのかもしれ ません。 kakepi のように NSX に手を出す「サラリーマン」がいてもいいでしょう(^_^: |
| Lesson -8- 【 北ショートコース 】 |
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・北ショートコース(1周:約 1 km)走行 本来はバイク・カート用コースですが、 コース幅は 8 〜 10 m 、ストレートは最長約 154 m、 練習には丁度いい感じです。 今回のトレーニングでは外周を走行しました。 内周は 8R などの超タイトコーナーもあり、4輪にはキツイでしょう。 コーナーR(外周):最小 12R ・最大 25R ・平均 15R 程度 ショートコースといってもトップスピードは 120 km/h を超えます。 若干起伏のある逆バンク S字コーナーの切り返しなどは、 丁寧にステアリング操作しないと簡単にスピンモードに突入します。 スピン & コースアウトしてしまったのはナイショです〜(笑) あと、先生がストレートは踏めと言ったので、つい、、、(^_^: 「kakepi さん! オーバースピードぉぉぉ!!」 助手席に乗ったインストラクターの叫びが耳から離れません(爆) |
| Lesson -9- 【 スリパリーコース 】 |
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・超低μ路におけるアクセル・ブレーキワーク(タイムアタック付き(爆) μは0.3くらいしかないのではなかろーか(^_^:凍結路か? 一部ある舗装路を別にすると、トップスピードは 15 km/h ちょっと。 余裕ぢゃん!と、甘く見ていました。 ムズイ! めちゃくちゃムズイ!(^_^: トップタイムは清水和夫さんの 31秒! kakepi は、、、39秒(涙) 参加者中、中くらい。 ナゼ〜!?(T_T) 原因は甘く見ていたこと。 超低速だしブレーキはいらん!と思ったのがそもそもの間違いで、 本当にキッチリ且つ丁寧にアクセル・ブレーキを使わないとダメなんですね。 「kakepi さん、右コーナー逆バンクはブレーキですよ。」 とインストラクターに一言教わっただけで、1秒以上タイムアップしました(^_^: 38秒 あらためて「初心忘るるべからず、だなぁ」と思いました。 |