はじめに!
果樹づくりに必要なものを、ホムセンターなどでそろえました。
・ 鉢 (樹脂製より陶器がいいらしい。鉢内の温度バランスがいいようです)
・ 鉢底のあみ(土が出ないためのもの)
・ごろ石(軽石)
鉢植え用土を配合します。(バケツの目盛を使うと便利)
・ 赤玉土(小粒)6目盛
・ 腐葉土 3目盛
・ 川砂 6目盛
・ 苦土石灰40g(くどせっかい)
鉢にごろ石を3cmほど入れて配合土を入れました。
苗は片手に持って根を傷つけないように注意しました。
また、根が乾燥しないように手早く作業しました。
栽培 1年目
2年ものの苗木を購入したので、一文字仕立(いちもんじしたて)に挑戦です
。
←2005.4.23
鉢は樹脂製の15号を使用。(移動が大変なので)
肥料は粒状の緩効(かんこう)性化成肥料30g
(N−P−K = 10−10−10)
肥料の三大栄養素はN(窒素)、P(リン酸)、K(カリ)で
表すようです。
朝夕に水をたっぷりあげています。
(今の季節は成長が早いです)
剪定(せんてい)。
←2005.4.29
生育のよい2本を骨格としました。
アブラムシの被害。
←2005.5.3
アブラムシが付くと葉が縮むようになります。
本に書いてあった薬剤 スミチオンを1000倍にうすめて
散布しましたがあまり効果が出ていません?
(オルトランも少し散布しました)
肥料追加。
←2005.5.21
緩効性化成肥料30gを追加しました。
天敵が現れる。
←2005.6.4
アブラムシがほとんどいなくなりました。
黄色のテントウ虫が食べてくれるようです。
ラッキー!
主枝の誘引。
←2005.6.19
左右の枝が長くなってきたので(60cmくらい)
棒を斜めに突き刺して枝と軽くしばりました。
実が付いてきました。
←2005.6.26
主枝の左右に4個づつくらい実が付いてきました。
実が大きくなってきました。
←2005.7.18
主枝の実が大きくなってきました。
庭の樹木と花が炭そ病にかかり、いちじくの葉にもうつりました。
ダコニール1000(殺菌剤)とスミチオン(殺虫剤)を混合して散布しました。
効果に期待。
実が大きく生育しています。
←2005.8.6
殺菌剤と殺虫剤の効果が出ているのか疑問ですが
今のところ順調に生育しています。
秋には実が食べられそうな予感。
炭そ病。
←2005.8.20
葉が3枚ほど、炭そ病にかかりました。
他へうつらないよう、葉を切り取りました。
摘果(てきか)
←2005.8.28
小さな実が多く付いたので、左右9個づつに摘果しました。
(果実が多く付きすぎると、実の一つ一つが十分大きくなら
ないことや、木が疲れて翌年に実が付きにくくなるため)
収穫
←2005.9.4
実が色づき始めると、収穫までは4日程度です。
今回の収穫は5個で、大きさは5cm程度です。
気になるお味は、GOOD!
(甘みもあり、ジューシーです)
雨よけ
←2005.9.10
収穫予定の実に雨よけを付けました。
実は収穫前に雨や虫で痛みやすいとのことなので
クリアファイルを加工して取り付けました。
2回目の収穫
←2005.9.17
収穫までの日数は、1回目とほぼ同じです。
今回の収穫は2個で、大きさは4.5cm程度です。
味は、1回目に比べると少し落ちますが合格点です。
炭そ病(再び)
←2005.10.10
一週間の間に葉が炭そ病にかかり、枯れていました。
枯れた葉は切り取り、ダコニール1000(殺菌剤)を全体
の葉に散布しました。
後、3個程度実が収穫できそうなので、持ちこたえて欲
しいです。
最後の収穫 2005.10.16
最後の実を4個収穫しました。 実は小さいですが、味は1回目と同じくらいおいしかったです。
収穫のタイミングとして、実が赤くなり付け根辺りが裂けてきたOKです。晴れた日の夕方をねらって
収穫するとよいでしょう。
来年はいよいよ、本格的に一文字仕立を行い、20個以上の収穫を目指します。
ちなみに、2005年は約10個収穫できました。
休眠期間 2005.12.12
私の住んでいる中部地方(平野部)でも2度ほど雪がふりました。いちじくの葉は全て落ちました。
来年の3月ごろに、2本の枝を剪定する予定です。