地球空洞理論のかんたん説明
きれいな球体の惑星はすべて中身は空洞




まず下の図をどう感じますか?



地球で一番重力の強い場所は、地表である。
地球の全質量からの引力を受けるから。

(この図に違和感を覚える人は下の大学生の勘違いをどうぞ)



では一方で、地球のど真ん中は?



地球中心にかかっている引力は、すべて打ち消し合うからゼロ。無重力だと考えられる。よくよく考えれば当たり前のことだが、これが意外な盲点になっていた。このところをしっかり押さえていないと、本論の理解は不可能となる。

(しかし、 この図が納得しにくい人は、以下の大学生の勘違いをどうぞ)

       ↓
(くわしい補助解説 愚かな大学生の勘違い)


このゼロ地点には、重力は全く働いてないが(世界人類が見逃してきた視点)、地表面から中心部までに存在する全ての物質が落ちてくる場所でもあるため、地表以下の重量が全てかかり、”基本的には”最大の圧縮をうけることになる場所だ。だから従来説では地球の真ん中にはものすごい密度のコア(核)があると唱えられてきた。

こんなふうに重力による圧縮力が集中! 
         ↓

しかし、ここに重大な盲点があったのだ・・・・

地球が生成初期段階の、星として小さいころにおいては、確かに中心部に圧力が集中していっただろう・・・だが!問題はその後に起こったターニングポイントだ!!!


人類史において、天動説以来の大錯覚とは!!!


以下を冷静に読み進めてください。
地球中心に最大圧縮力がかかりつづける仕組み、それが切り替わる「ターニングポイント」発生のメカニズムを説明していきます。

まず前提として、大きな惑星はいきなりポッと誕生するのでなくて、ある程度基本的な生成順序があるはずだ。まずは近しい物体が引き寄せあいくっ付き、質量を増やしつつ、周囲の岩石群をどんどん引き寄せて合体していって巨大化していくというのが通常のパターンだろう。おおよそこうして、物体を引き寄せつつ固まり、成長していくというのは間違いないだろう。
そして星が大きく成長するにしたがい、直径が大きくなってくる。

(さて、ここから少し難しいメカニズムの解説がはじまるよ)

すると、どんどん星が成長して巨大化する過程において、物理法則による方程式

→「引力の強さは距離の二乗に反比例する
」 
これにより、星の端っこから反対の端っこまで伝わる重力が、星がまだ小さいころに比べて、大きくなればなるほど「比率的には減衰する」のだ。
このことを考えやすくするために、星の大きさが変わらないままに、質量だけが大きくなった場合と比べてみればよく分かる。
つまり、星の大きさ長さが変わらないまま質量だけ増えてくれれば何のことはなかったのに、
距離が遠くなると引力は理不尽にも2乗の反比例でガンガン下がるため、端っこの方の質量から発生している重力をボロ損するというわけだ。そのことを「比率的に」損などと表現した。
このように星がまだ小さい状態のときと、一定以上に巨大化したときとでは、星全体に与える影響の割合がすごく変わってくるのが理解できるだろう。
ここを絶対に忘れないでいて欲しいが、このことは空洞化理論を考えるうえで、すごく重要な意味を持つことになる。
⇒星が大きくなるほど、距離増大のせいで「中心に向かって引き締まる力」が比率的には弱まる。

それなら次に、地殻物質が持つ摩擦抵抗について考えてみよう。

当然ながら星を形成する地殻物質群にも
物質強度があるため、重力による圧縮作用で押さえつけてくる力に対する摩擦抵抗がある。
⇒問題はその抵抗力の強さと、惑星が圧縮しようとする力とのバランスだ。
前に述べたように、星の外周部が大きくなりすぎて両端の距離が離れすぎ、外側から中心に達する圧縮力が相対的に激減してきたとき、どこかで地殻物質の抵抗強度が勝ってしまう瞬間がくると考えられる。(※ここは後ほど詳しく検証しよう)
そのとき、
地球中心に向けての圧縮作用も臨界がきて、その抵抗場所から内側には全く圧力がかからなくなるのである。この瞬間から惑星生成の歴史がまったく別な道をたどることになる! ここがターニングポイントといっていい。

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⇒従来の惑星地球を考える説にはここが抜け落ちていたのだ!ターニングポイントの存在! 
⇒そもそも従来説が、地球中心点にかかっている重力はゼロなのだという単純なことを錯覚していたのだとしたら気づけるはずがなかった!
そのことと、距離と引力の関係を含めて考えることで、新理論が誕生している。
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ターニングポイントが生じるまでの原理を補強するために付け加えておこう。星内部の、どこか中間点における引力中和作用について。
星全体の質量が重力をもたらし、中心に向かう圧縮力を生むわけだが、星が大きくなるほどに表面近くの外殻部の質量密度も高まっており、その
圧縮力を、中間地点から外殻部に引っ張り返して中和させるパワーも高まっているのだ!
その一方で、星の巨大化により、反対側の外殻部から受ける重力作用は、残念ながら距離の関係で猛烈な比率的減衰を生じている。もうしわけないことだが? 外殻部は基本的に質量密度が上がって、せっかく重力も強くなっているのに、
中心点の反対側の外殻部からくる重力は距離が広がったせいで大損しているのである。
この相対関係がすごく重要だ。そうした結果として星の巨大化は中和力に優位をもたらすわけだ。
星が巨大化して外殻部が固くなり、質量密度が上がるほどにその傾向が強まるだろう。



また、星全体の質量が上がって重力が強まるほど、表面部付近以下の外殻部の堅さ強度も強まり、それは全部、後々の摩擦抵抗の上昇へとつながっていく。
そうした
摩擦抵抗力が、星の圧縮力を一旦うけとめたが最後、もはやその星の中心にそれ以上の圧縮作用が及ぶことはない。以降は抵抗地点の上へ上へと積み重なるだけだ。なにしろ中心点には引力はないのだから、それを邪魔する迫力がない

こうして地表面からペッタンペッタン内部まで固めて行こうと言っても、最深部である中心地点までには、途中の地殻強度が受け止めてしまい、中心までは圧力が全然伝わっていかないのだ。そこが従来説の中心圧縮メカニズムの臨界点であり、ターニングポイントとなるわけだ。

一旦臨界点に達してしまうと、中心部は単に無重力地帯として、中心核にあった残骸が残るだけだ。


こういう感じだろう
         ↓

(ホルスの目じゃないので心配しないでください)

どうだろうか?
ここまでの論理で重要なのは結局のところ、ターニングポイントとなる臨界点があるのかないのかということだ。
断定調で書いているものの、ここまでの論理展開に、絶対というような確信があるわけではないが、もしもこれが成立してしまうと地球空洞説に俄然、真実味が出てくる。


理論の続き。
この後、さらに星に小岩石がぶつかってくるのを繰り返して、ますます大きくなっていくとどうなるか。中心部への圧縮がないまま、さらに星として巨大化していくであろう。

そこで今度はさらに外側の地殻部について、もう少し考えておこう。
外殻部は近場同士で互いに強力に引き合い、引き締まる関係となる。なにしろ引力は距離の二乗に反比例して弱まるのだから、逆に言えば近いところ同士はメチャ強く働くわけだ。
外殻部での質量中心地点がどこになるか、そこに向かって外殻物質が集まっていく作用が始まるはずだ。その場所は、引き締まった物質密度の差もあるため、簡単に特定などできないが、かなり外側の方じゃないかと想像される。
そうなると星の生成当初と打って変って、内側からも外に向けて圧縮を始めることになるだろう。そうして長い年月をかけて、中心部から外殻部がどんどん独立したような関係性になっていくことだろう。
そうやって出来上がっていく形状はどんなものか?



想像つきますよね?


ここまでの推論を図柄に表すと


こういう感じ   ↓

こうなると見事な空洞地球なのでは??


外枠が外枠だけで引き締まり合い、連結し、円周全体としては微妙に引き付け合って、離れることはない。ある程度以上の大きさに育った星は一様にこの原則にはまっていくと思われる



なお、地球が重力によって最も圧縮を受ける場所は、表面ではなくて(表面は重力が最強というだけで、上に乗るものがないから場所としては圧力を受けてない)、表面から下に下がって最大の表面効果を受ける場所。(星の生成当初はそれが中心点だった)
そこは地球の中心部などではなく、もっとはるかに地表に近い場所だと考えられる。空洞説を論じる書物ではそれを「表面効果の基底部」という概念で説明されている。地殻の強度も一様ではないから、ハッキリと地下何キロとは言えない場所であり、あくまで概念となる。そこに最も強力な圧縮場所ができることになる。


こんなふうに  ↓

     いや・・・

あるいは、この赤線みたいな場所か?(超適当)




最初のうちはまだ星も形がデコボコだが、いずれこれがきれいな球体状へと変貌をとげていくという詳しい理論もある!!!
    ↓





この本にはきちんと説明がなされているのだが、ここからは説明がややこしすぎて、私もあまり理解してないし、こんなペラペラなサイトで行うには無理があるので、以下省略いたします。本が分厚いです。。
つーか、いま本を見返すと、ここまでも勝手な解釈で全然違う説明になってるような気がしてます。。 どうも私はしっかり読みもせず、知識も少ないくせに、すぐに勝手な妄想に走って理論構築しようとするクセがあるようで、かなりデタラメな説明をしてしまってるかもしれません。悪しからず。

まぁ、いっか ^^;
長ったらしい事実よりは、分かりやすい間違いの方がインパクト強いしね

かんたん解説がモットーですしね
  
 (ゝω・) テヘペロ



※したがいまして、ここに記載した内容は参考程度にしておいてください!
詳しくは書籍で確認してください m(_ _;)m









なお、自分の述べた空洞理論が必ずしも正しいという確証はないのだと言いましたが、その理由は、星が巨大化していく中で外殻が固まって強化されていくとき、内部コア(と従来考えられている部分)も当然、それに伴い強化されていくはずで、問題はそれが、どの程度、どのくらいの勢いで固まるのか、コア部質量による引力をどのくらい生じるのか、それが不明だからです。コア部が想像を超えてとてつもない強さに変化して、臨界点が永遠に来ないということだったら、ターニングポイントが発生しないからです。
ただし、星が巨大化していく道中、常に外殻部の方が形状的に中心部よりは体積が圧倒的に大きく優位に立っているし、引力方程式のメカニズム的にも有利さがドンドン増す一方のわけだから、コア部の芯がどうだろうとどう成長しようと、悠久の時間の中で惑星が何度も巨大合体成長化していくのなら、いつかのタイミングでは、臨界点を生じそうな気はします。
あくまで確率可能性ですが、個人的にはやはり、ターニングポイントが生じる可能性の方が高そうには思います。
地球空洞説 ≧ 従来説(地球内部高圧説)









とりあえず伝えたいことは、真実は従来説のこういう状態ではない可能性が高い、ということ
         ↓


かつては都市伝説としてしか語られなかった地球空洞説が、現在はかなり真面目な説得力を持つ理論体系として出ているということを知ってもらえればOKなのです。
    


書籍のこの後の説明では、惑星がきれいな球体状に変貌していくまでの論理も詳しく解説してあり、それが事実だとすると、宇宙空間の色んな大きな
惑星が、どれもこれも芸術的なまでにきれいな球体をしているという理由も無理なく説明がつくのです。実際、小さい岩石星もどきほど、ガタボコの形状ですよね。詳しく知りたい方は、ぜひ手に入れて読んでみることをお勧めします。


追記:地球の空洞化理論と合わせて、膨張していく理論も載っていますので、それについての本の記載を一部そのまま転載リンク
  ↓   ↓
こうして惑星膨張は必然となった・・・・

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以上、ケヴィン&マシュー・テーラー 著作の翻訳本
「地球はやはりがらんどうだった」
を参照に空洞理論の前半部分のみを、ごく簡単にまとめました。

著者の意とは若干違っているかもしれませんが、ご容赦ください。(私も綿密に読んだわけではないので)
その他、著書にはものすごく興味深いこと(難解な話や信じがたい話も)がたくさん記されていますので、ぜひ読んでみることをお勧めします。私はアマゾンの
中古で1円で買いましたよ。さらにもう一冊1円で出てたので、息子にも送ってやりました。(物理学で検証させる目的で)

このページには大まかな論理しか書きませんでしたが、著書には恐竜絶滅のなぞ、漂流する大陸の謎、すべての大陸をとりまく大陸棚の謎、造山運動の解、地震の原因、ノアの洪水伝説の謎、バミューダトライアングルの謎、プレートテクトニクス間違い、UFO現象、火星の洪水・・・いや、もう書ききれません。たくさんあります。
それが真実かどうかは別として、極めて明快に説明してあります。
著者がクリスチャンのため、
聖書に肩入れしている傾向があるので、日本人的には、とても全部は信じにくいですが、そうではあっても、惑星空洞理論には今のところハッキリした矛盾は見つけられず(ネットでどんなに調べても)、むしろ従来説の矛盾度の方がはるかに大きく見えるため、今のところ、空洞説の方が事実に近いのかもしれんな、という思いでいます。
実は、この本は2009年くらいには普通に買って一度は読んでいたんですが、その時すさまじい衝撃を受け、そしていつしか忘れ・・・本をなくして7年後に1円で買ってまた読んで、
またも衝撃を受けるという繰り返しになったのです。その間、ずっと心には留めていましたが。他に知りたい謎も多かったため、とりあえず棚上げしてました。
しかし、あれから7年たったにもかかわらず、ネットで調べても、まだ日本語サイトでは、ちゃんとした否定理論は出てないですね。
あんまりな妄想話に見えて誰も取り合わないのかもしれませんが。
スノーデンさんは、地底の高等生命体について言及してましたけどね。あそこの部分だけはジョークととらえられてるのかも(*^▽^*)
色んな状況証拠をあげていくと、事実である可能性は確かに高そうなんですがね。誰もそんな話はしてませんね。実際はどうなんでしょうか?









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