EPA【連邦官報2008年10月31日】
TSCA カーボンナノチューブの
インベントリー・ステータス


情報源:EPA [Federal Register: October 31, 2008 (Volume 73, Number 212)]
Toxic Substances Control Act
Inventory Status of Carbon Nanotubes
http://www.epa.gov/fedrgstr/EPA-TOX/2008/October/Day-31/t26026.htm

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2009年1月2日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nano/epa/epa_081031_Carbon_Nanotubes.html


概要:
 この文書は、カーボンナノチューブ(CNTs)に適用される可能性のある有害物質規正法(TSCA)の要求を通知するものである。
 EPAは、一般的にCNTsは、TSCAインベントリーにリストされているグラファイト又はその他のカーボン同素体(訳注1)から区別されるべき化学物質であると考える。
 したがって多くの CNTs は、TSCA第5条の下で新規化学物質かも知れないので、TSCAインベントリーにリストされていないCNTs の製造者又は輸入者は、40 CFR part 720 or part 723 (訳注2)の下で求められるTSCA第5条の下に製造前届出(Premanufacture Notice / PMN)(又は適用可能な免除)を提出しなくてはならない(訳注3)。
 CNTのTSCAインベントリー・ステータスを調べるために、製造者は、40CFR 720.25の下にEPAに製造又は輸入の善意の意図(bona fide intent)を提出してもよい。


訳注1:同素体(allotrope)
訳注2:CFR(連邦規則集)
訳注3:TSCA第5条 製造前届出(PMN)
訳注:関連情報


化学物質問題市民研究会
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