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2011年1月 INC2本会議 ZMWGの発言
「第18条 情報交換 第19条 公共情報、周知、教育」

ラム・チャリトラ・サー(CEPHED, Nepal)
オリジナル:ZMWG Intervention on Art. 18&19
(Ram Charitra Sah from CEPHED in Nepal)
http://www.zeromercury.org/UNEP_developments/
Intervention%20Article%2018%20and%2019%20by%20NGOs%20-%20Final.pdf


訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2011年6月13日
このページへのリンク:
"http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/mercury/INC2_NGO_Intervention_jp/
ZMWG/Art_18_19_Ram_Charitra_Sah.html


 議長、ありがとうございます。私は、ゼロ・マーキュリー・ワーキング・グループ、IPEN、GAIA、HCWH に参加するネパールの組織 CEPHED を代表して発言します。

 NGOsは、意識向上に非常に効果的ですが、私たちはまた、研究と調査、特に公衆の健康と環境の分野で非常に能力があります。このNGOの能力は、広く報告され、引用されています。例えば、私が来たネパールでは、NGOsは環境と健康の分野で、多くの科学的研究を実施してきました。NGOsはしばしば、人的資源や科学的研究所のような基盤が政府よりも装備されているからです。このNGOの強みは私たちの環境省に、頻繁にそして重く使用されています。

 単なる意識向上以外のNGO関与の事例には、健康介護分野の水銀問題におけるヘルス・ケア・ウイズアウト・ハーム(HCWH)とWHO のパートナーシップ、ゼロ・マーキュリー・ワーキング・グループ(ZMWG)主導の水銀供給パートナーシップとZMWG共同主導の小規模金採鉱(ASGM)パートナーシップ、そして全ての関連するMEAと特にICCMとSAICMで広く引用されているIPENの塗料中の鉛に関する世界調査があります。

 これらの事例をもって、意識向上だけでなく、研究と政府との科学的及び技術的情報交換における役割に私たちは専心するということを私は心から皆さんに喚起いたします。私たちはまた、環境と健康の分野で影響を受けている人々やその可能性のある人々と時宜を得た方法で、彼らが理解できる言葉で情報交換することを続けます。このことを遂行するために、NGOsはまた適切な情報を知っている必要があります。

 私たちは、水銀使用の削減と廃絶に向けての国内にける水銀条約実施活動とその進捗に関する明確で正確な情報交換を行なう必要があります。各国政府は、全ての人々に、特に脆弱な集団に、関連のある、時宜を得た、理解できる形で、先を見越して支援をしなくてはなりません。私たちは、これらのことを確実にするために、条約文書にこれらのオンゴンが加えることを勧告します。

 私たちの組織が、ネパールで、水銀を含む重金属の分野において、研究と、関連するすべての利害関係者の意識向上と能力構築について、また水銀を使用しない健康介護サービスの実験や水銀のない健康介護システムの開発について、すでに関与しているということをお知らせすることは幸甚です。

どうもありがとうございました。

Ram Charitra Sah
Executive Director
CEPHED, Nepal

訳注:参考情報
ZMWG 2011年1月 INC2 ドラフト・エレメント・ペーパーに対するゼロ・マーキュリー・ワーキング・グループ(ZMWG)の意見と勧告


化学物質問題市民研究会
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