米EPA 2006年5月3日
有機リン系農薬の残留再評価と再登録

情報源:US Environmental Protection Agency (EPA)
Organophosphate Pesticide Tolerance Reassessment and Reregistration
Last updated on Wednesday, May 3rd, 2006
http://www.epa.gov/oppsrrd1/op/

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2006年5月28日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/eu/usa/epa/epa_pesticide_reassessment.html


 EPAは食品中の農薬残留の許容限界(許容値)を見直し中である。EPAは、1996年8月に発効した食品品質保護法(Food Quality Protection Act)の要求に基づき、この法律の発効以前に登録されていた全ての食品用農薬の残留許容値の見直しを2006年8月までに完了しなくてはならない。

 有機リン系農薬は、神経系の機能に影響を与える農薬に密接に関連する一群の農薬である。それらは食品品質保護法(Food Quality Protection Act)の下に、見直されるべき農薬の中で最も優先順位が高い。

 公衆が参加するための多くの機会があり、特にEPAの許容値の見直し及再登録を的確に行う作業中にEPAが作成するドラフト文書にコメントすることを通じての機会がある。このウェブサイトは、農薬計画室の public dockeT、見直し状況に関する情報、及び、いつ、どのようにして公衆がコメントを提出することができるのかに関する情報を通じて、公衆が入手できる全ての文書を含んで、個々の有機リン系農薬に関する情報へのアクセスを提供する。さらに、”累積リスク評価(Assessing Cumulative Risk)”や”再評価及び移行に関する諮問委員会(Committee to Advise on Reassessment and Transition (CARAT) )”のような関連する農薬ウェブサイトにリンクを張っている。


訳注(参照):
PEER プレスリリース 2006年5月25日/EPA の科学者らが係争中の農薬承認に反対−容認できない子どもたちへのリスク及び科学者らへの政治的圧力を非難(当研究会訳)



化学物質問題市民研究会
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