ECHA プレスリリース 2009年9月1日
高懸念物質(SVHC)である可能性のある 15物質に関する 新たなパブリック・コンサルテーション 情報源:ECHA Press Release, Helsinki, 01 September 2009 NEW PUBLIC CONSULTATION ON 15 POTENTIAL SUBSTANCES OF VERY HIGH CONCERN http://echa.europa.eu/doc/press/pr_09_12_second_consultation_svhc_identification_20090901.pdf 訳:安間 武 /化学物質問題市民研究会 http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2009年9月28日 このページへのリンク: http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/eu/reach/ECHA/090901_ECHA_Press_New_15_Potential_SVHCs.html 欧州化学物質庁(ECHA)はこのウェブサイトに高懸念物質(SVHC)として特定すべき化学物質の提案を発表した。関心ある団体がこれらの15物質に関し45日以内にコメントすることを歓迎する。コメントは、これらの物質が認可対象として選定される候補リストに加えられるかどうか決定するときに考慮されるであろう。 高懸念物質として特定することを提案する15化学物質に関し、2009年10月15日までに誰でもコメントすることができる。これらの物質はEU/EEA(欧州連合/欧州経済領域)加盟国及び欧州委員会によって提案された。コメントは、特にSVHCsとして認定するための化学物質の有害性に焦点を当てるべきである。それに加えて、用途、暴露、より安全な代替物質又は代替技術の入手可能性に関するコメント及び更なる情報を団体は提供することができる。もっとも、これらの側面は新たなパブリック・コンサルテーションを含んで次の段階で主に検討されることになるであろう。 コンサルテーション期間中に受領したコメントは、SVHCとして提案された物質に同意するかどうか決定するECHAの加盟国委員会に提出されるであろう。もし委員会が提案に全会一致で同意すれば、ECHAは、それをすでに15物質が含まれているいわゆる候補リストに追加するであろう。このリスト上にある物質は最終的には認可対象物質のリスト(認可リスト)に含められるであろう。その場合には、ある移行期間の後、特定の認可が与えられたときにのみ、その物質を使用することができる。物質及びこれらの物質を含む調剤と成形品の供給者のための情報要求もまた、候補リスト中の物質に従うことになる。 15物質のうち9物質は、発がん性、変異原生、及び/または生殖毒性(CMR)があり、従って潜在的に深刻な影響を人の健康に及ぼすので SVHCs として特定された。5物質は、残留性、生体蓄積性、及び有毒性,及び非常に高い残留性及び非常に高い生体蓄積(PBT)があり、潜在的に深刻な有害影響を環境に及ぼす。1物質はCMR及びPBTとして検討されている。 物質名とSVHCとしての提案理由:
** All refractory ceramic fibres are covered by index number 650-017-00-8 in Annex VI of the Regulation on Classification, Labelling and Packaging of chemical substances and mixtures, the so called CLP Regulation (Regulation (EC) No 1272/2008). *** C.I.: Colour Index 参考資料 |