ChemSec 2010年8月7日
ストックホルム条約の追加 新9 POPs 2010年8月26日に発効 情報源:ChemSec 7 August 2010 Nine New POPs - Amendments of Stockholm Convention enter into force on 26 August 2010 http://www.chemsec.org/zh/news/news-2010/july-september/609-nine-new-pops-amendments-of-stockholm-convention-enter-into-force-on-26-august-201047 訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会) 掲載日:2010年8月25日 このページへのリンク: http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/eu/POPs/ChemSec/100807_nine_new_POPs.html 2009年5月、残留性、生体蓄積性、長距離環境移動、及び有毒性のために懸念の源泉であった”汚い12の残留性有機汚染物質(Dirty Dozen Persistent Organic Pollutants)”がすでにリストされているストックホルム条約に、新たに9物質が加えられた。2001年に採択されたストックホルム条約は、農薬、産業化学物質、及び非意図的POPsからヒト健康と環境を保護するための世界の法的拘束力のある条約である。今日までに、169か国が条約に加盟している。 通達後(2009年8月26日)1年の猶予期間が経過する現在、加盟国会議で採択された修正(追加)は、2010年8月26日に発効する。下記の物質が、条約の付属書A(廃絶)、付属書B(制限)、付属書 C(非意図的生成物)に加えられた。 訳注:下記リストPOPsの用途については、CIELの下記報告書から引用。 国際環境法センター(CIEL)2009年5月11日 9化学物質がPOPs条約に追加 しかし免除がある
カナダの大臣キャノンは2010年6月16日に下院に修正案を上程し、カナダ政府の同条約修正の批准についての約束を示した。加盟国の参加(オプトイン)のための期限は特にない。 アメリカとロシアはこの条約の加盟国ではない。
訳注:ストックホルム条約(POPs条約)関連情報
|