10月11日



2010年10月11日 月曜日 旧暦 9月4日(3.3)
加太 晴れ 潮反転 5:11 上り最速 9:03(3.0N)

中潮 干潮 2:09 満潮 9:02 風/北〜北西


メジロも終わったようだ。この季節は鯛はいるけど口をあまり使わない時期だが出陣。今日の場所は左艫。三人の客を乗せて向かったのは赤松あたり。上り潮を流すがタチウオにギジを切られる。風は北西方向からで右前で30ちょいのチャリコが上がる。

そのまましばらく流していたがノンダに移動。潮の流れが変みたいで流しにくいようだ。刃物に仕掛けをばっさりいかれた。付け替えて誘っていたがまたやられる。長い仕掛けを二つもやられると気分はブルー。タチウオの攻撃だけをかわすことはできないのでしようがない。22メートルの仕掛けは温存して16メートルで再投入。

なかなかアタリもないので中戸下まで偵察に向かうがやっぱりノンダに戻ってくる。しばらく流していたが8時半くらいにウワテに移動。魚探には映っているのにアタリが出ない。9時くらいにかなりゆっくり目に誘っていると十七回くらいでグッグっときた。ググ、ググっときて離 れていったがようやく出せたアタリなので気合が入ります。

底取りしてゆっくりゆっくり誘ってニ十回を超えたくらいで、グ っググ、ブルブル、ググーンと針掛かり。数回の巻き取りでバラす。やばい!このままでは・・・と思っていると、十三回くらいでググ、ググ、グググっときて針掛かり。しかし引きが弱くてロッドを持ち込みも小さい。上がってきたのは下から四番目に30センチくらいのチャリコ。ようやく顔が見れました。

それからは渋いアタリが続く。船頭が変えてくれた色のギジにしたとたん、底取りして数回で一気にガクガク、ギューンと威勢のいいアタリが出たりもしたが、ようバラシながらチャリコを拾っていく釣り。

十時半過ぎて地の島沖に移動。乗合も集まってきて いる。ギジの微妙な色の違いがアタリに影響しているような感じだ。少し赤が入っているオレンジ系のちょい薄い目の色がいいみたい。見比べると色の違いはあるがほんまに微妙な違いでしかないが、そのギジにはアタリが出やすいみたいだ。

潮は下りになってきている。鯛は上まで浮いているがギジへの追いはよくない。周りでボチボチと鯛が上がりだしたが、わが船はなかなかアタリがこない。二十回以上巻いてようやく、グ ググっときてくれたがこれまた30センチちょいと小さい。そろそろ終わりも近い時間だからがんばろうっと。

ゆっくり目に誘っていると10回くらいで、グ、ブチっとタチウオが触りにきてる。そこから十回ほど巻いたところで止めてみると、何か触っている感じ。少し待ってゆっくりと竿先を上げ てやると一気に持ち込む。今日一番の引きだが40センチは無さそうな引き。予想どおりに37センチで、八本針の一番上にきていた。仕掛けは16メートルに切れた仕掛けをつないで22メート ルになっていたから、この鯛は底から30メートル付近にいたのだろう。

その流しではクラッチを切ってすぐに落下が止まった。ググーっと重みが掛かったので大判かっと期待したがすぐに軽くなってしまった。残念だ。この活性の低いときにゆっくり目で誘い続けたほうがいいのか、やる気にある奴だけをターゲットにして、ある程度の速さで誘い上げたほうがいいのか迷うところだ。

左前の人は少し誘いが早くてまだ鯛は釣れていない。もう陸上がりも近いのに。アタリも多くないみたいだし。要らんこととは思いながらも、「もうちょっとゆっくりと巻いたほうがいいですよ」っと声をかけてしまいました。人の誘うテンポには口出さないようにしていますが、ひとつも釣れてないのを船頭が気にしていたもんで。船頭も少し前に「もうちょいゆっくり巻きや〜」と言ってたので念押しです。

最後の流しのときには慎重にタチウオに傷つけれらたハリスを交換し、ギジも付け替えて投入しましたが鯛のアタリもなく、アジがきて終了となりました。左前の人は最後の流しで1.5キロの鯛を上げられました。スローで誘っていたがどうかは見ていませんので、助言が効いたがどうかは定かではありません。

鯛はようさんいるみたいなので、鯛にスイッチが入ればいい釣りができると思われます。



型はもう一つですがこれからが楽しみです


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