9月21日 9月13日

2009年9月21日 月曜日 旧暦 8月3日(2.3)

明石 晴れ 潮反転 6:10  潮上り 9:17(6.1N)

中潮 満潮 8:41 干潮 14:11(岩屋)


今年は明石で鯛が順調に上がっている。ありがたいお誘いを受けて久々に明石での鯛釣り。いつも親しくお付き合いいただいている方々八人を乗せて五時過ぎに出船。アミダクジで引いた席は右舷の艫から二番目。仕掛けは真鯛サビキ。自作もしてきたがまずは船で購入。

七本針で四号が幹糸、ハリス三号というがほんまかいな?と思うくらいに細い。長さは10メートルくらいだが船べりが高くて仕掛けが風で巻き上げられて絡まりやすくて大変だ。 期待の一流し目、アタリなし。流す場所を変えながら仕掛けを投入するも船中アタリがない。加太でアタリがないのに慣れているから気にしていなかったが実は、今日は・・・と思った人が半数以上いた模様(笑)。

それにしても潮が速く同じ場所を何度も流せない。橋を西に江崎というポイントに行く。乗合船、プレジャーが集まっている。移動しているうちに買った仕掛けが絡まってしまってお釈迦に。仕方ないので自信はないが自作のサビキ仕掛けで勝負。

何度か流しているうちにK師匠、I氏がチャリコクラスをゲット。誘ったほうがいいようだが早く誘うよりもゆっくり目に誘うほうがよさそうだ。たいのすけさんにツバス。そのあとようやく僕にもアタリがあり、ツバスがかかる。 ツバスは底から五回ほど誘ったところで上のほうの針にきているので浮いているみたい。

底取りをして二回ほど巻いたところで引き込まれるアタリ。ゴンゴンと鯛みたいな引き。 でも青物みたいな突込みも見せる。仕掛けをつかみ、手繰り寄せると下から二番目に30センチくらいのチャリコ。おー、明石鯛ゲットですぅ〜。

それからはしばらくはまた鯛は来ない。ツバスは周りでも上がり、前のほうでは時折チャリコが上がる。ポイントの水深はめまぐるしく変わる。30メートルだっ たり、20メートル、40メートル、50メートルと流す位置によってずいぶん変わる。鯛の反応は底から 五メートル、十五メートル、七メートルなどバラバラ。

初めてなんでいったいどこに鯛がいてるのか、どうアタリがでるのかわからないから手探りが続く。 潮も少し緩んできたような感じだ。ゆっくりと十回巻いては底取りを繰り返していると、隣で竿を出していた船頭さんのボンの竿が引き込まれた。お、いい型そうやんっと思った途端にこっちにもアタリ。グググン、ゴンゴン、はずれた手応えもまたすぐチェイス。ググン、ゴンゴン、ギューンっと針掛かり。

ちょっといい型みたいだ。隣は必死で巻いて重そうだ。上がってきたのは45センチはありそ うなオス。鯛は夫婦でいるからこっちはその連れ合いやでっと声がする。ロッドは久々のタチウオ。胴が硬めだからなんかはずれそうでドキドキ。なんとかばれずに上がったのは上から二本目に45センチオーバー。やりました〜。ようやく鯛らしいのが釣れて一安心。



乗合、プレジャー入り乱れで危険な海域無法地帯ですな

その後、鯛が続かないので一気に岩屋沖に移動。ここでいっとき入れ喰いタ〜イム。K師匠のロッドにアタリ、じっくりじっくり鯛との間合いを計っているような誘い。僕にアタリが来る前にアタリを捉えているのでK師匠の「アタリを出す 」、「アタリから持ち込ませる」という一連の動作を見せてもらえました。

とはいえ、こちらもここで釣らないとと思い、ゆっくり誘ってなんとかチャリコをゲット。型は小さいが自作サビキ仕掛けにでも喰いに来てくれるなんて明石の鯛はいい奴だ。たいのすけさんにはトリプルもあった。しかし、この潮も長くは続かずだった。釣れなくなったときに江崎にまた移動。

釣れ出したとの情報だったが結果的には行ったのが少し遅かったようだ。それからはツバスも釣れなくなり、ときおりどこかの船でロッドが曲がるくらいの低調で13時半に納竿となりました。

鯛は25センチ〜48センチを四つ、ツバスは三つで終了となりました。ツバスはダブル、トリプルで掛かったこともあったがハリスが切れたりしてちゃんと取れずだった。まさや船頭の船では最高が56センチだったそうで、江崎で粘ってたとのこと。周りに船がいなくなってから鯛の喰いが立ったそうです。狭いポイントで魚探を入れると鯛は口をつかわないんですね。

さびき鯛はアタリがあれば針はすでに口の中にあり、加太とは少し要領が違うようでしたが鯛はたくさんいるようですし、潮が早いからか、鯛も喰いつきも早いです。それにしても明石の潮は複雑です。



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2009年9月13日 日曜日 旧暦 7月25日(23.7)

加太 くもりのち晴れ 潮反転 10:47 潮下り最速 7:16(2.3N)

長潮 干潮 7:39


今年の残暑は短く、朝夕はもう肌寒い日もあるくらいだ。加太の状況はバラツキもあるようだが今回は一発大物を狙ってみたくて初めての船に挑戦。五時に到着し乗船。お客は三人で右の前に座る。小さめの船で立って釣りするのは無理みたいだ。

今、鯛が釣れているのは地の瀬戸の下り潮のときのようで、多くに船は地の瀬戸にいるようだが、わが船は反対の方向に進んでいく。まさかのコイヅキだ。始まりは水深が50メートルくらいだったが潮が早く移動。次は本職か小物がいる水深30メートルくらいの浅場。仕掛けは20メートルあるからほとんど誘えない。

潮が激流のようであっという間にポイント通過。そこも一流しで移動。コマサキにも船団があるがそれを通 り過ぎて中戸北に。魚探には10メートル付近に反応があるようだがアタリがない。左艫で45センチくらいのが上がるが、左前の人にはチャリコのアタリがあったようだが掛からず。ギジは濃い色のピンク。潮は濁ってはいるもののこの色は果 たしてどうなん?ギジのサイズも今までの中で幅が広いし、材質も硬めだ。大物には大きいギジと言われているがその定説やいかに。

一時間ほど流したがアタリはなく、亀に移動。水深は70メートルくらいで45メートル付近に反応があるという。30回ほど誘ってみる。当たらない。左前の人が何か掛ける。一番下の針のイソメを銜えた30センチ弱。イソメには喰うみたいだ。潮が濁りすぎているんだろう。

座っているのも腰がしんどくなってきたので船体の真ん中でデッキに腰かけて誘い続けていると20回くらいでグーっと重くなってきたような感じ。重さはそれほどでもないがなんかついてきている。そのまま五回ほど誘ったところで、ゴンっと引っ張られた途端に重みも消えた。仕掛けを上げてみるとギジがなくなっていた。それが本日唯一のアタリ。

亀を諦めて中戸北へ戻るがなんも来ない。時間も過ぎて太陽も高くなってきた。コマサキの南方面 に船団ができている。下りはもう終りかけだが上りになるわずかな時間に期待してか移動。今日はなぜか仕掛けがよれて絡むことが多い。絡みを解いている時間もけっこう長い。二つ目の仕掛けもダメになったので船で借りた仕掛けを使うことに。

長さは10メートルで五本針。お客さんにはいつもこの仕掛けだと言っていた。いよいよ潮が上りになった途端に周りで鯛が上がり始める。不思議なもんですねぇ。しかし、そのときに限って仕掛けが絡んでいる。ほどくのに三〜四分ほどかかり投入。

しかしわが船にはアタリはない。イソメを下針につけている左艫がガシラ、アジをたまに拾う。横の船では鯛が連発で上がっているのに音なし。船頭がオレンジの濃いギジを出してきたがこれも不発。というか遅かったのでは。

周りから船がいなくなってきた11時半まで粘ったが結果 的には丸ボーズで終了となりました。ま、期待していたのですが仕方ありませんね。もっとギジのバリエーションがあるのかと思っていたのですが、どうなんでしょうね。

このところ釣況がよくないので何をやってもアカンやろっという漁師さんの決めつけ感が工夫する ことを妨げたのかもしれませんね。気になっていた船でしたが今回ははずれということでした。


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