10月31日 10月25日 10月4日

2009年10月31日 土曜日 旧暦 9月14日(12.8)

加太 晴 潮反転 8:46 下り最速 11:37(2.4N)

大潮 満潮 4:29 干潮 10:39


今日は久しぶりの土曜釣行。天気もよさそうだから鯛と楽しく遊びたいところ。今日のポジションは左の胴。風は北東からで潮は上りの終わりかけ。朝一になんとかしておかないとまずいかも。流し始めはヒラバエのちょっと西かな?水深は浅く30メートル程度。仕掛けは15メートルの七本針。ギジはオレンジだ。

誘いは基本的な速度でやってみる。何度か底取りをして誘っていると10回くらいでグっと押さえ込まれる。グ、グっときてから針掛かり。それほど大きくなさそうだがバレないように丁寧にかつ強気に。上から三番目に36センチの鯛。ミヨシでメジロクラスがかかりちょい被爆(笑)。仕掛けを六本針に変更して誘うも潮が止りかけてきていてやばい感じ。

しばらく漂流してみたものの周りから船がいなくなり移動。向かったのはコマサキ。コマサキの下り始めを狙うようだ。水深は50メートルくらいからだんだん掛けあがっていって30メートルくらいまでになるカケアガリに差し掛かったときに船頭から、誘いは十回から十五回にしてっと声がかかったとたんの十三回でグーっと重みが乗る。リールを巻くごとに重みがグ、グ、グっと増したのち四回目くらいでグ、グッグーンっといい引き。

ちょっといいのがきたみたい。 鯛自体も元気なのだろうがよく走る。ロッドでゆっくりためて巻き、ためて巻きで慎重にやっていたのだが、仕掛けまであと15メートルでバラス。うー、これは痛いかもしれない。

船は艫から流れていく。カケアガリにさしかかってもアタリは出ない。水深が40メートルくらいになったところで七回くらいの誘いにアタリ。グッグッグっという感じで反転をなかなかしない。反転しないと針に掛からないから反転してくれるまで誘う速度を保ちつつ、五回程度巻くとようやく持ち込む。さっきバラしたくらいの引き。今度はバラさんぞ。

ロッドを立て気味にしてしっかりテンションを掛け続ける。一気に突っ込まれてもできるだけラインは出さないようにしているが、つい弱気になってドラグをいじってしまう。なんとか仕掛けをつかんだ。引き上げてくるが鯛が見えてこない。掛かっていたのは下から三番目に43センチ。ん、大っきくないやんか(笑)。



晴天のコマサキ。船もまばらです

コマサキはアタリが続かない。左のミヨシが青物。上がったのは80センチくらいのサワラ。ええなぁ〜、食いたいなぁ〜。そのあと小さなアタリで30センチを切るチャリコが掛かる。コマサキから地の島沖に一気に移動。乗合がいくつか集まってきている。仕掛けは長いほうが良いと思い、コマサキで使った仕掛けに4メートルほどつないだのだが、サルカンとつなぐのを忘れて海中にさよ〜なら〜(泣)。

仕方ないから新しい長めのを出してほりこんだがどうも短いみたい。15メートルしかないやんか。でも交換するのもめんどいからそのままでやる。深いところで5〜60メートル、浅いところで40メートルだからなんとかなるやろ。

潮はゆっくりと流れているようだが勢いが感じられない。流しているうちにときおり触りにくるのだがとても渋い。それでも15回くらいでグーっと乗ってきて、そのまま針に掛かってくれた。反転しないからロッドを上に持ち上げつつリールを巻いて針に掛ける。けっこういい引きをしてくれる。でもさっきもそうだった。

どれくらいのかと期待をしたが、これまた40センチちょいくらい。そろそろ終わりそうな11時過ぎたときに、近くの春ピカ船頭の声が響き渡ってきた。魚探に映ってるんやっと気合いを入れ直す。その甲斐あってか、十回くらいでググ、ググときた。ググ、グググ、ググググっときてようやく掛かった。

ギュギューンと一気に走る。これはいいかも。最後の一枚になりそうだから絶対にバラシたくない。リールを巻くのも慎重に。ロッドで引きを溜めるがよく突っ込んでいくので怖い怖い。これ以上はじっくりできないっと思うほどのやり取りをして仕掛けをつかむ。上から三番目に48センチの鯛。

どうもまだこのロッドだと鯛の型がうまくつかめない。鯛の引きをかなりストレートに伝えてくるのだろう、元気な奴だとむっちゃ引くように思う。ま、おもしろいロッドであることは確かだし、柔軟に鯛の引きに対応してくれているのが今のところは満足なロッドだ。

結局、五枚ゲットで終了となりました。鯛のアタリは非常に渋かった中でイメージどおりに鯛を遊べたので大変満足いたしました。またがんばるぞ!!



うまく撮影できませんでしたわ。


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2009年10月25日 日曜 旧暦9月8日(6.8)

加太 曇り時々晴 潮反転 8:03 潮上り最速 12:12(3.0N)

小潮 干潮 4:23 満潮 15:21 風/北東


土曜に行きたかったのだが背筋痛でパス。このところ体が弱り気味でいやな感じ。今日のお客は四人。最後に到着すると右前が空いている。今日の勝負タイムは上り潮だからまずまずだ。背中にお上手なKさん。探見丸を持参されている。思ったよりも小さいが画面 はカラーで鮮やかで見やすそう。

下り潮が残っているウチノマエを流す。一流し目はちょっとライントラブルで見送り。二流し目に五回くらいでブルブル、ググーン、グングンとアジが掛かる。時合は短いからむだな作業はしたくないが水深も30メートルくらいだからすぐに上がってくる。七本針の真ん中に30センチ超えたいいアジ。

下りのときにいくつか釣っておきたいと集中して誘っていると、十回くらいでグッグ、ググッーン、ゴンゴンゴン〜っといい引き。ちょっと型もよさそうだ。浅いから鯛が弱らない。仕掛けをつかんで手繰ろうとすると軽くなる。はずれた〜 。

次に掛かるもすぐはずれてしまう。四回ほど流したところで下りは終了。一つは上げておかなあきませんなぁ。上りが始まるまで少し時間がある。探見丸にはときおりいい反応がある。けっこう上まで浮いていて、水深の半分より上に反応がでる。上まで誘っていると、グーっと重くなってガガン、グーンとロッドが入るもはずれる。今日は「はずれる日」なんだと腹を決めて釣ることにした。

潮がようやく動きだしたが流れる方向が少し違う。九時近くなってきても船中で僕だけ鯛無し。さすがにちょっとブルーになりかけてきた頃、待っていた潮の流れがきた。探見丸にも急に多くの反応が出始める。途端にK氏が掛ける。誘い方は割りと早巻きみたいだ。同じように誘っていても場所的に不利なので、僕は潮の流れにギジを泳がせる感じで誘う。

ゆっくり目に七回誘ってなじませていると 、ガンガン、ガン、グーンと針掛かり。むっちゃ元気に暴れてくれる。重みがないから型はそれほどではなさそう。上がってきたのは35センチを切るサイズ。引きは強くておもしろい。



探見丸。小さいですがよく映りますねぇ

誘いがゆっくりだからアタリが来てもうまく掛からないことが多い。ギジをくわえているが反転しないでその場で頭を振っているような感じなのだ。鯛が大きくないからそれも仕方ないか。巻く回数は十回以上だったり、三回くらいだったりまちまちだが、掛かっているのは上から二番目、三番目だ。それにしても今日は掛けたとしても少しのやり取りでバラシてしまうなぁ。

十時過ぎた頃には一瞬だが落としては喰わせ、喰わせてははずれ(笑)という情けない状況になり、四つ掛けて取れたのは一つだけ。取れたのは本日の最長寸40センチだった。K氏に50センチくらいのが上がる。潮の早い中、早巻きについてくれる鯛だということなんでしょうか。

K氏と同時に掛けたことも何度かあり、活性が上がったときにはいい釣りとなった。十一時過ぎて潮も止まってきた。正直なもんでほとんど映らなくなってきたので終了となりました。

五つと数的にはまずOKでしたが型的には満足とは言えませんが、アタリを出すためにいろいろ手を尽くした結果 、喰わせることができ、十分に楽しめた一日でした。喰いが良かったといえば良かったですし、渋かったといえば渋かったです 。



元気いっぱいの鯛でした


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2009年10月4日 日曜日 旧暦 8月16日(15.3)

加太 晴れ 潮反転 10:29 潮上り最速 6:59(6.1N)

大潮 満潮 6:21 干潮 12:29


一ヶ月ぶりの加太。今日は新しいロッドの調子を見たいのでなんとか一枚は鯛を釣りたいものだ。まずは地の島の沖に行き、あたりをリサーチ。その後はいったん地の瀬戸近くに戻り流す。 ロッドはちょっと柔らかい感じで少し頼りない気がしないでもないが魚が掛かってみないことにははっきりとしない。

普通の誘いにはアタリがないので じわじわとゆっくり目に誘ってみるとグっと重みがかかり、 そのあとギジを噛んだ手応えがロッドが伝えてくる。感度はなかなか良いみたいだ。しかし 針までくることなくポイントを移動。

アカマツの沖合というか、ノンダの沖合というか、水深は50メートルくらい。 反応が3〜40メートルくらいに出ている。何が映っているのか期待しながら 誘う。しかし、タッちゃんみたいでググ、ブツ。ググ、ブツっとイヤな手応え。そのうち魚が掛かる前に幹糸からばっさり。まいったなぁ。

仕掛けの予備はあと一つ。今日の仕掛けは18メートルの七本針。仕掛けロスは作成の作業時間も含めて痛い。新しい仕掛けに変えて、しばらくすると底から十三回くらいでグーっと重みが掛かりガンガン、グググーと掛かる。ロッドが 柔らかく引きを 和らげてくれるみたい。 上がってきたアジは上から三番目、四番目にダブル。ロッドは胴くらいから曲がる。弧 というより直角ぽい。手応えはあまり伝わらず、アジは楽々と上がってくる。鯛だとどんな感じなのかちょい不安。ゴンゴンっという鋭い鯛の引きを味わえるのか?

七時半くらいから時合に入ったようで、船頭がアジと鯛を上げる。それから船頭は怒濤のごとく鯛とアジを上げ続ける。こちらはアジは釣りたくないから底から5メートルは切ったところから誘い始める。ゆっくり目に誘っているとアジが喰いついてくる。アジはもう五つは上げている。欲しいのは鯛だ。鯛の引きだ。

誘いを早めにして巻いていると、二十回くらいでグッグッグ、 ググーンと待ちに待った鯛のアタリと引き。ゴンゴン、ゴンゴン、ギュン、ギューンと鋭角的な引きをロッドは伝えてくれる。アジのときとはかなり違うテイストになるロッドだ。鯛の動きがはっきりとわかる。これはなかなかいいぞ。 上がってきたのは上から二番目に40センチくらい。



本日のポイントです。船もまばら。。

底を取って誘い始めると七回から十回までにアタリが出てアジ。アジが喰うと上げざるを得ないからできれば掛かって欲しくない。しかし、底を取らずにタナ直撃を狙うも船頭には鯛が喰うのに僕にはアタリがない。あっという間に船頭は鯛七。

二十回ほど誘うとグー、グーっと引っ張る感じも掛かっていないのでクラッチを切ると途中で止まる。アタリと思って巻いても引き込まない。クラッチを切って底に着いたくらいで一気に持ち込まれる。これはなかなかいい引きだ。大型の引きも曲がりがいいので風神丸よりも余裕を持って対応できる。そうはいっても引きは強くどれくらいのか楽しみだ。

サルカンをつかみ手繰り寄せる。鯛の姿は見えてない。掛かっていたのは下から三番目に53センチ。時間がけっこう掛かったのでちょっと弱り気味。こいつは途中で死んでしまいました。 その後も時合は続く。35センチくらいの鯛が上がる。船頭さんは順調に数も 型も上げ続ける。

四つ目の鯛は十五回くらいで竿先がフワフワと浮いた感じの喰い上げアタリのあと一気に持ち込まれる。いい引きで抵抗する。ロッドの感触を確かめながら上げてくる。上から三番目に50センチ。ええやんかぁ。相変わらず底を取るとアジが喰ってくるが、30センチちょいのチャリコが上がる。潮も止まってきた。タチウオのいたずらはときおりあるし、ロッドも試しも十分できたし、獲物も十分にあるし、もうやめてもいいなぁと思いながら誘っていると、グ、グ、グ、ドーンっという感じで一気に重々しいアタリと引きだ。

大きい鯛か、青物か?青物ではなさそうだ。大鯛??でもなさそうだ。最初は頭を振って抵抗していたが引きがだんだん弱まってくる。しかし重い。そろそろと上げてくると、海中に白い大きなものが上がってくる。大きなタチウオだ。口の横に針が掛かっていた。船頭がこんなタチウオ、見た事ないという。体長をさっそく測ると、133センチあった。

これを最後に終了としました。船頭は鯛12、アジ17だそうです 。アジを避けて鯛だけ釣ろうなんて考えると結局鯛も釣れないということですね。アジが喰ったとしても、ちゃんと底から誘い上げてこないとあかんのかもしれませんね。



死んだ鯛は白っぽくなり色が悪い。今日の画像の色は駄目だわ


指五本より少し大きいタチウオです



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