8月2日 8月16日 8月31日

2008年8月31日 日曜日 旧暦8月1日(0.2) 

加太 くもりのち晴れ 潮反転 9:29 潮上り 6:39(1.4N)

大潮 満潮 6:04 干潮 12:35 



ウィークディには好調だった鯛様もウィークエンドには不調になっていくパターンが多いのだが今日も同じことになるのでしょうか。五時に港に到着。場所は左右の胴が空いているので左側を選択。

まずはタイコから赤松を流し始める。魚探にはいい反応があるもののタチウオさんも登場しているようでギジが、ハリスが、幹糸がスパスパ切られている。最初は中戸北用に長い仕掛けを使っていた。アタリはタチウオばっかりで、 ググ、ブチ、ググ、ブチっとギジが切れる手応えばっかり。

そのうちなんか掛かったみたいだが引くでもなく重いだけ。誰かとオマツリかな?っと思って上げてくると船底に仕掛けが流れる。 船頭が寄ってきてたぐりよせてくると、スレでタチウオ。 90センチくらいあったのでこれはラッキーですが、仕掛けが もったいないので交換。点検すると幹糸にところどころキズ がある。ひどいところは電車結びで修復。ちょっと気になる ところもあるがいったん回収。

しかし、新しい仕掛けは最初の流しでブッツリ切られる。タチウオ被害を避けるためにしばらく「見」を続ける。20分もしないうちにタチウオも釣れなくなり、同時に鯛の反応も消える。タチウオの間隙を縫って釣らなアカンかったわけですね。

しばらくは赤松付近を流していたが、少し北東に移動。水面 にはイワシがヨタついている。どうも底にイワシがいるようだ。そのときには仕掛けを中戸北用に交換していた。キズは少し気になっていたが次の流しで修復しようと考えていた。

船頭からイワシが掛かればそこから五メートルくらい落として待てっという指示。イワシがうまく掛からないのでギジで誘う。誘いのスピードはゆっくりにしていた。二回ほど巻くと、ググっと小さいアタリがきた。グ、グ、グとアタッてきていた。すぐにアタリは消えてしまったものの、何だか銜えているような気配がする。そのままゆっくり巻きつづけて十二回くらいのとき、一気にグン、ググーンっと針掛かり。これはおっきいぞ。



向こうに見えるは中戸です

ほどなくして両隣でもアタリがでる。仕掛けにキズがあるのがわかっているだけに無理はできない。鯛の割りによく走る。 ゴン、グーン、グン、グーーンっといい引き。前回のバラシの反省として焦ってはダメ。隣と仕掛けが絡まないように祈りつつやり取り。隣が上げてくる。しかし僕のは上がらない。 というか無理する気はまったくない。弱ってくるのをじっくり待つ。

仕掛けが見えてきてもなかなか弱らない。 ゴン、ゴン、グーンとしつこく潜る。仕掛けをようやくつかんだが、つかんでからもすぐには引き上げない。ロッドの弾力がなくなった仕掛けが不安だったこともあるし、まだ弱り切ってないからだ。多少引きも弱くなってきたので仕掛けを手繰り寄せるが三回たぐるとまた突っ込む。

船頭が「鯛か?」と聞く。 しつこいからかな? 枝針が指にちょっと刺さってしまった。一瞬焦ったがなんとか外す。今日の仕掛けは八本針。手繰ってもなかなか姿が見えてこない。針を四本分までたぐるとさすがに引きもなくなってきたのでゆっくりと手繰り寄せる。 やっと姿が見えてきた。予想通りでっかいぞ。これは70セン チを超えているかもっとうれしくなる。

鯛は下から二本目に掛かっていた。針もクチビルを貫いていて、いいところに掛かってい た。前に逃げた奴もこれくらいに慎重にやり取りしていたらきっと取れただろうに残念だ。

その後の二回ほどの流しでイワシに鯛が喰ってきたが外れてしまった。イワシがいなくなり潮も止まってきた。空には晴れ間が覗き暑くなってきた。しばらくはノンダ付近をながしていた が中戸北に移動。魚探には反応があまりないようだ。ようやく 映ってきたがあまり浮いていないようで指示タナは十五回くらいという。

潮も早くなってきたので早めの誘いをしていたがアタリがなく、ゆっくり目でやるとググ、ググ、ググーンと針掛かり。ロッドを十分に持ち込んだので巻き始めるとなぜか軽くなる。ん、バレた?でも外れた感触がないけどなぁ。そんな外れ方が四、五回あった。結局なぜか鯛を上げることができないまま終了となりました。

港に帰って鯛を実測すると、「68センチ」!!!。生け簀を見ているときに、70はないかもかなぁっという予感は的中した。なかなかナナマルを釣るのは難しいですね。船頭がまた「前のは80超えてたで。しかも色もよかったし」と言ってくれる。いつかそんな鯛と再会できることを楽しみにしています。

今年は60センチ超えを数匹上げることができているので、多少は大型にも慣れてきました。でも今日は理由のわからないバラシが多すぎたことを反省しなければなりませんね。


生けすでおぼれないようにタモと一緒です。


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2008年8月16日 土曜日 旧暦7月16日(14.6) 

加太 晴れ 潮反転 8:54 潮下り 12:23(3.3N)

大潮 満潮 5:22 干潮 12:23 



お盆前までのイワシの群れがその姿をなかなか見せてくれないようだ。今日もビリで到着も、右ミヨシを場所取りしていた人がキャンセルしたとのことでそこに座る。後半風向きが予報と 変わり、結果ラッキーしました。

まずは中戸の上りをやるがイサギが一つ釣れただけ。いよいよイワシ鯛からやるようだ。中戸下でイワシを探すがいない。グルグル回るがいない。30分ほどして諦めて中戸北へ。着いたときに春ピカで鯛があがる。周りの船も散発ながらあげているのに我が船は景気が悪い。

ピンク色のギジだったが薄い青をもらって交互につける。底取りをした途端にググン、とアジのようなアタリ。それはすぐにはずれたがそのまま二回ほど誘い上げると、グッグ、ググーンと大アジのようなアタリ。しかし頭を振ってるし、引きも鯛。それほどの手応えはないが深いところの鯛の引きをみせながら上がってきたのは上から三番目のブルーのギジに35センチくらい。

しかしその後がまったく続かない。時間だけが過ぎて行く。このままで終わるのか。下りの潮が流れ始めた九時過ぎに中戸に移動。しかし中戸の潮は黒い。こりゃつらい。底を中心にず〜っと攻め続ける。カケアガリの途中でイサギがかかる。小っさそう。潮がだんだん早くなるが潮が全く濁って来ないし、流れる方向もなんか変。

それでもカケアガリのよく喰ってくるポイントでうまく底取りできて、ググっときて、ゴンゴ〜ンっと鯛だ。潮が早いからけっこう重いけど大した大きさではなさそうだ。ちょっとだけや り取りして上がってきたのは三番目の針に40センチ弱。

仕掛けは中戸北仕様の18メートル七本針の上二本を切って短くした五本仕掛け。時間も11時を過ぎ、潮もかなり早くなってきた。海●丸で一斉に掛けている。船頭から深いところは十五回くらい巻いて、っと指示。左胴の人が掛ける。メジロかと思っていたが50センチを超える鯛だった。よーし、最後のチャンスやね。



釣りをしている横を通り過ぎる連絡船。釣り人はどう見えているのかな

中戸の流しの終わり際でイワシがわき出した。ちょうどそこに差し掛かったときだ。三回くらい誘っていると、ガツガツ、ギュギューン〜〜、ブチィ〜。うん?なんだ? ゴンゴン、ギューン、ブチ。ん、なんやねん??。

数秒後、ブルブル、ゴンゴン、ギューンっとロッドを持っていかれる。一 気に走って止まって頭を振る。前回の大判と同じような引きだ 。こりゃ大鯛や。またギューンと走る。船頭はメジロちゃう? っという。確かにパワーがあり過ぎるが鯛の引きもちゃんとしている。でもやっぱりなかなか止まらないからメジロかな?

ハリスは3号だからムリはできない。船中の仕掛けを全部上げてもらっているからじっくりやり取り。潮上に逃げて行くから右ミヨシから左に回ってやり取り。メジロらしき奴が水面 で跳ねる。ん、僕の奴か??また潮下に走る。再び左から右にまた移動。

なぜか引きが急に弱まり、重みだけになる。仕掛けがつかめるくらいまで上がってきたときのだが仕掛けが横に流されている。その先に大っきい鯛が浮かんでいるではありませんか! !。 オモリも切れて、浮き袋が膨らんだ鯛が急流にもまれている。

こんなところではずれたら拾えないやんか(笑)。鯛はもう引かないが流れが早く怖い怖い。なんとかタモにゲット。やりました〜。 上がって仕掛けを確認すると、オモリが切れ、針も下の三本が切れていた。思うに二つは当たった瞬間に切れたもの。もう一つはやり取りしていたときに切れたものでしょう。

メジロと大鯛が掛かったんだから片方だけでも取れたことはラッキーだと思います。その後は潮が早くなり、底取りが難しくなったため終了となりました。 やっぱりイワシって奴はすごいもんですね。イワシ鯛には3.5号は必要かもしれません。


クーラー一杯の大きさでした。


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2008年8月2日 土曜日 旧暦7月2日(0.6) 

加太 晴れ 潮反転 9:10 潮上り 6:47(0.7N)

大潮 満潮 6:15 干潮 13:00 



今日は大潮。大きい潮のほうがここ数年は濁りも入りやすくてよく釣れるような気がする。席はいつもの左の胴。イワシを求めて中戸下を旋回し、ポイントを決めて流し始める。魚探にはけっこうイワシが映っているようなのだがイワシが掛かりません。

小さい白ギジを六本針につけてイワシのために誘い上げる。イワシが掛かると底取りして五回くらい巻いて待つように指示があるのだがイワシの掛かり方は景気が悪い。ようやくブルブルと掛かるが二つくらいしか掛かってないようだ。それでも底取りしていると左艫で竿が曲がる。50センチ超えるわりと良い型だ。

イワシが暴れるのだが喰わない。イワシ鯛ってのは、ブルブルっときてから、ガツーンといきなりもっていくとイメージがあるのだがどうもそんなことにはならない。掛かるのはカタクチイワシとキビナゴだ。小アジが掛かっても鯛は喰わないので仕掛けを回収して小アジは取り外す。

何度かイワシが掛かり底取り。ゆっくりとタナを探りながら上げてくるとひと際イワシがよく暴れる。と、グー、グーっとアタっているようだ。少し竿先を送ると針に掛かったような手応え。ゆっくりと聞き合わせのように竿を上げてみると掛かった。それほどの手応えはなく、上がったのは下から二番目に35センチちょいの鯛。ちっさい!、不満や。

ポイントがかなり中戸下の地の島寄りになる。中戸に近い船では数は少ないながらも鯛が上がっている。我が船もそっちに移動する。底から10メートルほどにイワシが群れている。水深は30メートルくらいの浅場だ。上から落としていくとイワシが掛かる。底取りをして再びイワシがいるタナまでだから20回くらい巻く。

イワシがようやく景気よく掛かり、タナはそのままにしていると、グ、グっときて、ギューンと針に掛かってくれた。ようやくイワシ鯛らしい気持ちいい、楽ちんなアタリだ。引きはとてもと強い。ゴン、グーン、ゴンゴン、ゴーンと強い。でも重みがそれほどでも無いので、慌てないように上げてくる。ちょっと時間が掛かったが仕掛けをつかむ。下から三番目に45センチくらいの鯛だ。 これもイワシ鯛としてはちょっと物足りない。



イワシの群れは映っているんですが。。。

潮が変わり下りになり始めた。と、隣の人が釣り始めてすぐにひったくられるように竿を持ち込まれる。メジロか?っと思うくらいに走っている。鯛やったらでかそうやなあっと見ていると、鯛だ。60センチを超えているよく肥えた鯛だ。 ああいうのが釣りたいわけですね。

イワシを掛けて底取りする。タナはどうなんだ?底から三回くらい巻いて待っていると、ブル、ブルっとイワシが暴れる。グー、グー、グーっときたのでそ〜っと竿を送った途端に、ゴンゴン、ゴンっときたあとでギュギューンっと一気に走られる。これはでかいぞ〜。

突っ込まれても竿は送らないぞ。すごい引き。ラインも最初に五メートル引き出され、その次は五メートル以上引き出される。まるでメジロみたいだがメジロとは質が違う。ぜったいバラしたくない。胴にいたから突っ込まれる度に右に左に動き回って引きに耐える。いったいどんな大きさなんだろう??

竿を立ててゆっくりと引き寄せてくる。突っ込まれては耐え、耐えては巻くの繰り返し。仕掛けをつかむところまできたがまったく弱らないぞ。仕掛けをつかんで引きよせようとするがまた走られる。仕掛けをつかんだら竿の弾力は使えない。慎重に引っぱりあげると姿がボヤ〜っと見えた。デカイ!!

怒らせないようにゆっくりあげてくるがヒラを打たれる。船頭がメジロ用のタモを持ってる。鯛が水面 に上がってきた。目測80センチは超えている。60センチクラスとは比べ物にならない。タモを差し出すと二メートルほどもぐる。水面 に上がり空気も吸ってるのに弱らない。二回ほどもぐられて、船頭のタモと仕掛けを引き上げるタイミングが合ったっと思えたから、タモに入れようと引き寄せた瞬間にヒラを打たれた。

プチっと針がはずれた。 一瞬浮いたのだがすぐに海の中に消えていった。船頭も体をのばしてタモ入れしてくれていたので、タモの先がはずれた鯛にあたったのだが鯛の体は収めることはできなかった。一瞬飛び込んだろかっと思いましたわ。

浅いとこで掛かったので浮き袋はふくらんでいなかったんでしょう。タモ入れはできなかったですが、姿もちゃんと見られましたし、引き味は十分に堪能させてもらいました。姿を見たときは、こりゃクーラーに入らんなっとか、料理すんの大変やなっとかアホなことを考えてしまいました。

バラしたあとにも鯛は釣れました。これもよく引いてくれたのですが、逃げたのとはまったく違う。上がったのは45センチくらいだったのが、さっきの半分もないなっと船頭に言われてしまいましたわ。そのとおりでございますね(笑)。

その後、釣り逃がしたようなのを夢みながら釣り続けましたが、首チョンは何度かあるものの針掛かりまでは至らずで終了となりました。釣り上げていないので、サイズも正確にはわかりませんが、大鯛の引き、 いいですね。 棒を振り回されているように引きとでもいうのでしょうか。いつか釣り上げてみたいと思います。鯛釣り、楽しいです。


・・・・・・ですね


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