8月9日


2007年8月9日 木曜日 旧暦6月27日 (25.6)

加太 晴れ 潮反転 4:40 潮下り 9:27

中潮 干潮 0:18 満潮 9:46



またイワシで鯛が釣れているようなので今回は平日に釣行を決意。船は四人で左艫だ。まずはイワシ釣り。前と同じやんか。昨日は魚探に映るほとんどがイワシだったそうだが、今日は小サバがよくかかる。イワシもウルメが混じる。ウルメはすぐ死ぬ から使えないそうだ。

イワシ釣りに一時間半を費やす。これ痛いんちゃうん。ようやく地の瀬戸を流し始める。風は予報どおり南の風。潮後ですやんか。船頭の指示タナは五〜六回巻いて待ってるようにとのこと。イワシも少ないため、一番下と三番目につける。仕掛けは五号の五本針だ。ロッドは食い込みのよさを期待してイカ7を使う。釣れろよ〜と願いを込めて仕掛けを投入。

潮はだんだん流れ始めている。と、右ミヨシでアタリが出たようだ。ん、後ろでもアタリ。ノマセの割には大きくないが鯛だ。アタラないなぁ。ん、なんかきたけどガシラちゃんだ。右のミヨシではハマチも上がる。いかんなぁ。

八時半くらいに船の点検のために一旦帰港。この時点で今日はもうあかんと思っていた。戻って地の島の下くらいを流すが潮がむっちゃ流れている。こんなん釣りになりまへんわ。そこを諦め再び地の瀬戸に。我が船以外には二隻くらいしかない。今日はここで心中なのね(笑)。

潮が緩み始めるまであかんなぁっと思っていると後ろが上げる。50センチを超した良い型の鯛だ。ん〜、ん〜って感じだがここで投げやりになっては絶対に釣れない。仕掛けをハリス3.5号に変更し六本針のやや長めのにすると同時にロッドをタチウオに。底取りをこまめにやっていると底を探ったとたんに引き込まれる。アジみたいやなぁ。上がってきたのは予想どおりアジだが40センチくらいあるし、イワシを喰っていた。鯛やったらよかったのにっと思うが、そんなぜいたくを言うと天罰が下る。



ここを流し続けたのは二隻だけです

しか〜し、それからは天罰どころがお恵みをいただきました。底取りを繰り返して水深が40メートル付近で、ググ、グングン、ググーンっと竿先が入る。きた〜〜〜。。グン、グンっと力強く引いてくれる。ムリしても仕方ないのでゆっくりゆっくり上げてくる。ドラグも少し緩めてやる。ググーンっと突っ込んでくれる鯛の引き。楽しい〜〜。

ようやくサルカンが見えてきた。仕掛けを掴みたぐり寄せてくると上から二番目の白ギジに50センチを超える鯛だ。なんでイワシとちゃうねんっと思うが潮が動いているから白ギジにきても不思議はない。まずは鯛のボーズは免れて一安心。それからはこまめにこまめに底を確認する。

イワシを下から四番目に変えて投入。イワシが暴れ始めて、グン、グンっグン、グン、グーン、グンっとなんだか掛かっているみたいだが突っ込まない。少しリールを巻くと、グッググーンっと持ち込んだ。さっきと同じような水深だが今度はなかなか上がってこない。重みはそれほどでもないのだがラインが巻いては引き出されていく。

慎重に慎重に上げてくる。けっこうな時間をかけてサルカンまできた。仕掛けをたぐり寄せてくると今度は四番目のイワシにきていて、しかも飲み込んでいるうえ、さっきよりもちょっとだけ小さいか。二つ釣れてまずはノルマ達成だ。

イワシを一番下から二番目の針に付け替える。底取りを繰り返していると、グッグーン、グングングンっとハマチっぽい引き。船頭はサワラやでっという。いずれにしても鯛でないことは明らか。強引目にリールを巻くがなかなか上がってこない。ハマチちゃうかなぁっとやり取りしていると後ろの人の鉛が切れた仕掛けと絡む。それを船頭が直してくれているときにはずれた手応え。

オマツリも直り、再度やり取りできるようになってみるとはずれていないようだがさっきよりも全然引かなくなった。上がってきたのは二番目の針にサワラだ。船にはサワラ用の氷入りのクーラーが用意されていて、無駄 にならなくてよかったね。

どうも四番目にも何かきていたのではないかと思われる。ま、サワラ一つでも十分にうれしい。サワラを釣ったのは始めてだ。結局それきりアタリもなく、イワシもなくなり終了となりました。いっときはボーズも覚悟しましたが釣れてよかったです。



50センチクラスを二つ。うれしいもんですね。


このページのTOPへ戻る