12月3日 12月9日 12月23日 12月31日

 

2006年12月31日 日曜日 旧暦11月12日 (10.5)

加太 晴れ 潮下り潮 10:50 潮反転 8:13

中潮 満潮 6:38 干潮 9:14



29日が強風のため船の出船は見合わせとなり、たいのすけさんのお誘いに甘えさせていただき出撃。おとといの風がまだ残り気温も低い。風は北東方向から吹いてくる。船のイソメが弱っていてはいけないので自前で少し購入し万全の体制だ。席は左ミヨシの二番目。

向かったポイントは中戸下。浅場ということで15メートルの七本針の仕掛け。一流し目、二流し目とアタリはない。船頭さんの指示は底から12回くらいゆっくり巻くように。あまり浮いていないのかなぁ。 船でアジが上がる。

誘い上げる回数を20回くらいにしてみるとググっと渋いアタリがきた。そのままゆっくり巻いてみるがググ、ググ、プチ、プチっとイソメが引っ張られる度に切れているよう。いったん止めてみたが持ち込むこともなかった。

鯛は上にいるものと決めつけ、誘いを25回巻く。20回ほどのところでググ、っとまたきた。乗れ、乗れ・・持ち込め、持ち込めと祈りつつ巻くがまたはなれていったみたい。 たいのすけさんに鯛がかかったみたいだがバレテいく。船頭さんからギジが出てくる気配はまったくない。イソメなぁ・・イソメ・・・。うらめしい気になりながらもゆっくりゆっくり誘う。

艫のほうでチャリコが上がる。もうチャリコちゃんでもいいから赤いの来て〜っという気分。二時間ほど流してコイヅキのほうに移動。コイヅキ流すんやぁっと期待したが、船頭さんの指示は「底べったりな!!」・・・。てことはアジ狙い。近くに小物船がいる・・・。

絶望的なんかなぁ。まったくボーズも悔しいのでアジ釣りに専念。四つ挙げることができ、大きなアタリでグチの30センチ超えがきた。この船の大きなタモが哀しいくらいの獲物たち。 アジ場からコイヅキの浅場に移動。鯛やんかぁって思うのだがギジは出てこない。船頭さんも丹念に流してくれるのだがわれわれには鯛は不発。艫も再びチャリコちゃん。

コイヅキを諦め、再び中戸下へ。数回流して「帰ろか〜」と鯛無し宣言が出された。いや〜、いつもながらに厳しい大晦日でございました。雪が降らなかっただけでもヨシっとするしかございませんね。 今年はよう釣りに行きました。ほんとはもっと行きたいのですが懐と相談しないとなりませんし、山の神の予定が最優先ですのでそうもいきません(笑)。

来年も加太に通いたいと思います。本年もありがとうございました。



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2006年12月23日 土曜日 旧暦11月4日 (2.5)

加太 晴れ 潮下り潮 9:34 潮反転 5:20

中潮 干潮 2:12  満潮 9:37



このところ全体に低調のような釣況という風聞が聞こえてくるが絶好の潮周りと思われるので釣行。仕度を終えて船に向かう途中の駐車場でトイレでmaeさんと遭遇。maeさんもまだ船には行ってないようだ。

空いていたのは親父さんの船の艫が二つ。私は右にmaeさんは左に座る。向かったのはまずはハリダシ。しかし魚探にはまったく何も映っていない。ブルーの画面 が悲しい。 ハリダシ、その沖の島寄りとポイントを移動していくがまったく映らない。潮はよくいってて早く魚群に遭遇したいもんだ。

仕掛けは浅場ということで13メートルの七本針。ギジは薄いオレンジと濃いピンク。潮は濁っており濃いオレンジのギジが欲しいところだが。 無線から聞こえてくるのは、「あかな〜」って声。その中にも「喰わせてくれたよ〜」といううれしい声もある。どこで喰わせてるの?って聞くと「ウワテや」とのこと。今日は西北西の風が強くウワテには行かないようである。

多くの乗合は下手に集結している。ハリダシ近辺を諦め、八時くらいに中戸下のさらに下に到着。魚探にはまだ何も映りません。 早めに誘ってもアタリが来ないのでゆっくり誘い続ける。水深は30メートルだから誘いの回数は10〜15回、それをゆっくり誘う。一巻き三秒くらいの感じだがアタリが出そうな気配のときはそれをさらに落とす。

7回ほど誘ったときに、一回ガツっときたがそれっきり。同じ流しでググっググっときたがそれ以上追ってこなかった。魚探を見ると多少映ってきている。 今がチャンスとさらにリールを拝むように巻く。13回くらいでグー、っと重くなる。誘い上げる速度を少し落として竿もすこーし持ち上げるように巻くこと三回、グっと重みが乗り針掛かりした。

グン、グン、グッグーンっと持ち込む。やっと掛かってくれましたわぁ。うれしいっす。割と元気よく引いてくれる。はずれるんじゃないかと気が気じゃないがなんとか仕掛けを掴む。下から四番目に40センチくらいの奴。時間は八時半くらい。そろそろ潮が緩む時間だ。



今日のポイントです。この辺は映ってました。

でも次がなかなか続かない。周りの船も上がっていないようだ。せめてあと一枚は釣りたいぞ。一心に誘い続ける。やる気のある奴が喰いにこないかと早誘いをしてみるがアタリもこないので確率からゆっくり誘うことに変更。

誘い、誘い、誘い。しんどいわぁ。しかし12回くらいでググ、とついてきた。そのまま掛かれっ。ググ、ブルブル、ググ、と針に掛かったようだ。でも鯛が反転しないからしっかり針掛かりせずにバラシ。イカンがなぁ。。。

その10分後、14回くらいでグっと押さえ込む感じのアタリ、ギジを喰っても反転しないから困るなぁ。そのまま二回ほど巻くとようやく反転してくれた。しっかり掛かるまでは誘いとほぼ同じ速度で巻いていたが竿ごと持っていく引きになったのでやり取り開始。さきほどと同じくらいサイズかなぁ。上がってきたのは上から三番目に少し大きくなって40センチ超え。

魚探にもたくさん映ってきたぞー。しかしアタリがまったく出ない。なんでやねん。ギジの色が合っていないのか。誘いか?わからん。 11時を過ぎてから中戸を越えた右手に。タイコというんだそうだ。赤松はその先のことをいうらしい。ポイントの名前って細かく分けられていてタイコは昼のポイントなんだそうだ。

魚探には底びっしりに映っているが喰わない。そこで粘ることもなく終了。 まぁ、喰いが渋いとは思ってましたがここまでとは。潮も流れてましたしねぇ。maeさんは・・・。釣れてましたよ。。。

さて次回は竿納めです。どうなることでしょうねぇ。 陸上がり後、何人かの方に釣り方、仕掛けのお話しを伺いました。いろいろ思うこともあり、また迷ってしまいそうですがまた試してみたいと思います。やっぱり鯛は・・・・いるんですねぇっと思いました。



やっとこさの二枚です。


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2006年12月9日 土曜日 旧暦10月19日 (18.1)

加太 曇り 潮上り潮 10:05 潮反転 5:49

中潮 干潮 2:51  満潮 10:09



先週に引き続きの釣行。今日の天気予報は雨だが風が吹くよりマシなのと今後の土日は予定が埋まっているため今週しか行けないので出撃。一番ビリの到着で左艫が空いていた。前が潮先だが四人だから鯛は回ってくるだろう。

向かったのはウワテの亀ヶ崎の手前。魚探には真っ赤になって映っている。ギジはピンクとオレンジの二色だがつけたのがほとんどピンクだった。16メートルの八本針の仕掛け。潮はミヨシから流れる。前のほうでアタリがあり掛かったがバレタみたい。そのあとググン、と引っ張られたが掛からず。左ミヨシは一枚目を掛ける。上のほうの針にきていたが誘いは五、六回らしい。

前が二枚目を上げたのち、ようやく10回くらいでグーっと重くなる感じでアタリ。ゆっくり誘うとついてきて、三回くらいで掛かってくれた。引きはそれほど大したことなく上がってきたのは上から四番目のオレンジのギジに32センチ。今日のアタリ色はオレンジみたいだ。その後、同じような場所で潮上りを繰り返すがだんだん映らなくなってきたみたい。 忘れた頃に左ミヨシでアタリ。ゆっくり目に誘ってアタリが出てからかなり巻いているなぁ。

イントを亀ヶ崎の南のほうに移動した。底のほうに映っているようだし、ゆっくりの誘いに反応するみたいだし、潮も割といってるので底から二回巻いて待つことにした。待つこと数十秒、狙いは見事に的中し、竿先が一気に持ち込まれた。グングン、ググーンといい抵抗を見せてくれる。針はしっかり掛かっていそう。上がってきたのは一番上の針をくわえた43センチ。いい型やん。これで両目が開いて一安心。時間は8時半くらい。

それから釣れない時間は長く続く。ポイントをちょこちょこ移動しつつ、亀ヶ崎の南から神島に向かって流れるポイントを流そうとしたが潮が回っていて、いったん撤退。コマサキに進路を取り、アジ釣りを二流しほど。一流し目の最後のほうでアジのアタリが出て、仕掛けをつかんで取り込んでいるときにはずれた。仕掛けが長いかなぁっと船頭に聞くと、「鯛にまた行くからそのままでええで」という。時間はもう11時回っているのに、やる気やなぁ(笑)。



この辺がポイントの中間付近。

亀ヶ崎の南に移動。海斗丸や荒神丸など数隻がいる。潮は神島に向かって流れ出しているがかなり早い。船はときおり前に付きながら流れ方を調整している。今度は潮先だ〜。流し始めた一流し目、14回くらいでグーっと重みが乗る。重みを感じつつ一巻き五秒くらいの超スローで巻く。二回ほど巻くと、グ、グ、ググーっと持ち込み掛かる。潮の流れもあり抵抗感はけっこうある。上がってきたのは下から三番目に43センチ。いい型だ。

取りこんで次の流し。底から7回くらいでグーっと重みが乗った途端に一気に持ち込まれる。ゴーン、ギューーンっという引き。今までで一番強い引きと重み。ハマチみたいに竿が曲がるが走らない。ゴン、ゴン、ギューンを繰り返しつつ、だんだん仕掛けが斜め前に浮いてくる。鯛が浮いてきているのか。仕掛けをつかみ、慎重にたぐり寄せてくる。四本目の針が上がったときに、「ガリ」という手応えで軽くなる。そこらへんに浮いてこないかとしばらく見渡していたが見えなかった。

バラシたもんは仕方ないっとそのまま仕掛けを放り込む。10回くらい誘うと重みが乗るがそのままついてくる感じだ。四回ほど誘って、リールのクラッチを切ってみると仕掛けが落ちない。またクラッチを入れてゆっくり二回ほど巻くとしっかり掛かる。さっきほどの引きと重みはないがいい型のようだ。ググーンと持ち込みはドラグがちゃんと対応してくれる。上がったのは下から四番目に48センチ。入れ掛かりになってきた。

仕掛けを上げてみると下から二番目の針先が折れていた。バラした奴が掛かっていたのだろう。針先が折れるなんて。そんなに無理には上げていないのだが。

次の流しでも底から5回くらいで重みが乗る。乗った途端にこれまたギューンと引き込まれた、がすぐ軽くなってしまった。バレタ〜。仕方ない、次だ。7回くらいでまた持たれアタリ。今日のアタリはググっと来ず、グーっと乗ってくる感じばっかり。その重みを感じつつ持ち込んでくれるまでゆっくり巻く。大抵三回くらいまでにグッグーンっと針掛かりする。今回も同じようなアタリで乗ってくれた。今度は37センチくらいか。

仕掛けを上げてみると下から三番目のハリスが切れていた。前に釣ったときに針をはずすときにペンチを使ったのがそのときに傷が入っていたのだろう。残念。次が最後の流しという。誘うこと三回くらいでアタリ。ゆっくり巻いて持ち込ませてやり取り。大きくなさそう。上がったのは35センチ。これを最後に終了となりました。

最後の小一時間に入れ掛かり状態。最高に気分がよかったです。今日のあのポイントでの好調さの原因は、潮がよくいってたし、鯛は底近くにいるようなんで早めに誘う必要はないと考えて、かなりスローで巻くことでギジを自然に泳がせることができたのがよかったのかもしれません。



短い時間で四枚とバラシ。大満足です。


針先が折れてます。サビとったんかい(笑)。


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2006年12月3日 日曜日 旧暦10月13日 (12.1)

加太 曇り 潮上り潮 5:26 潮反転 9:23

中潮  満潮 5:28 干潮 10:53



今日は第三回目のOFF会フィッシング。他のメンバーさんの諸事情により今回は四名での実施となった。運命のクジ引き。今回は一番を引き当てた。がんばりたいが外は強風。釣りどころじゃないかも・・・。

西北西に近い風が吹き付ける中を出船。風だけでなく気温も低い。今冬一番の寒気団がわれわれを歓迎してくれるっ。まず中戸下で山立て。風が強いのであまり顔 も上げられないような状況。島の内側だから波はそれほどでもないが寒い。魚探にはチラチラ映っているようだが指示ダナは10〜12回くらい。

船オリジナルのピンクっぽいギジを使用。他にもちょっと怪しげなギジのつけておくがまったく反応がない。 席は潮先なんだが当たらない。というより誰にもアタリがこない。後ろの元グレさんが「アタリませんなぁ」っとの声。一時間ほどしたときに昔ヘラ師さんに動きが。でも手振りで「ギジをはなした〜」とのこと。貴重なアタリだったのでギジを確認(オタクですなぁ)。確かに鯛の噛み跡。あと1センチで針掛かりしていたのに。

アタリがあったことに勇気づけられ、15回までの誘いを繰り返すもアタリなし。ついに中戸下から移動。向かったのはウワテ。中ノ瀬戸を抜けてくる風の強いこと強いこと。波はかぶるし、大きめの船なのに揺れる揺れる。元グレさんは「やばそ〜ですぅ」としんどそう。風はさらに強く吹き付ける中、流し始める。仕掛けを替えようとしても風に吹き上げられるのでままならず13メートルのでそのままスタート。

水深は50メートル強。亀ヶ崎から中戸に向かって流れる潮。25回くらいの誘いを繰り返す。 流し終わりの近くで他船の船頭がタモで何かすくってる。MY HOMEの船ではないですか。われわれの船もそこに向かって流れていく。10回くらい誘ったところで「ガク ガク、グーッ」と掛かってはずれた。仕掛けを上げると一番上の針のギジが噛 潰されている。

よっしゃー、鯛はおるでぇ〜っと仕掛けを18メートルに変更して次の流しに備える。ギジがたくさんある船って仕掛けの交換しやすいなぁ(笑)。しか〜し、その流しの途中で、20センチを超える緑色のギジがつけられたメジロ用の仕掛けが船頭さんから配られた。八号の四本針。針もでかいなぁ。「ブリ、行こか」という。鯛にこだわりたくもありますが、寒ブリですからねぇ。。ちょっと後ろ髪引かれつつ、移動。コマサキ沖みたいですが波で船は揺れまくり。元グレさんは精神力で自分を盛り上げる(笑)。



サワラをばっちりゲット!!

この釣りは加太に通って八年になりますが初めてです。10回くらいをハイスピードで巻くようにとのこと。こんなギジに喰わせるんやからゆっくりじゃああかんのやなって思って釣り開始。

一流し目に元グレさんの「なんか来ました〜」と元気があるやらないやらわからない声が聞える。流れは左からになっていたのだが船酔いしつつも誘い続ける根性はすごい!。引きからするとブリ・メジロではなさそう。上がったのは80センチを超えるサワラ。針はサワラの口の真ん中に掛かっていたそうだ。

なにはともあれ獲物が釣れて意気上がるわれわれ。巻き方は「超高速巻き〜」とのこと。しばらくして昔ヘラ師さん掛ける。引きが強くまったく止まらない。数十秒やり取りしていたが止 まることなくラインブレイク。と左艫のK師匠も掛けたようだ。左にいたのにいつのまにやら右に移動してきてやり取りしている。ブリまでいかないような感じだ 。波の揺れと魚の引き、見ているほうもスリリングだ。上がったのは80センチには少し届かないようだがよく肥えたメジロ。私のひとつ掛けたいもんだと誘い続ける。

高速巻きしつつ少しスピードが落ちたとき、ガツっとアタリ。しかしそれきり追ってこない。仕掛けを回収してみるとギジが四分の一くらいに短くなっている。サワラに切られたんでしょう。針に掛かったらよかったのに。。 船も波の中、何度も潮上りを繰り返して流すけどなかなか次が来ない。何は2メー トルはあり、酔わないほうがおかしいくらい。風もまったく弱くならずでとうと う11時前に納竿となりました。



メジロと対峙しているK師匠

帰港後、獲物のなかった私と昔ヘラ師さんは船頭さんの釣っていた鯛をいただきました。これがでかい鯛で・・・・。同じような型が二つ、締められて血抜きされて船に転がされました。昨日釣ったのかなぁ。

帰ってさばいたその鯛は今までにはないくらい半透明の身でした。お造りにしましたがうまく薄作りにできなかった身は刺し身では噛み切れないくらいの歯応えでした。鯛しゃぶにしてちゃんと火を通 して柔らかくなってから食べました。これって固体の問題、それとも締め方、血抜きの問題?なんでしょうか。柳刃がすっと入らない身でした。いつも入るんやけどなぁ。。。

獲物が少ない釣行でしたが、ま、これも釣りということでしょうね。しかし今年は好不調の波が激しいです。四回目の○となりました。でも楽しい時間でした。 今年はあと二回で終了でしょうね。



風が吹き荒れる紀淡海峡


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