7月8日 7月15日 7月22日 7月30日

2006年7月30日 土曜日 旧暦7月9日

加太 晴れ 潮上り潮 10:11 潮反転 6:59

中潮  干潮 3:22 満潮 9:11 


前日は朝一の下り潮でいい型の鯛を含んで数が上がったとの怪情報(笑)に誘われ急遽釣行と相成ったが、残念ながら定宿は満員、もうひとつの目当て船宿はお休みとのことで、どの船に 乗ろうかと思案。。K丸は満員だろうし、うーんっと迷って一発勝負でT丸に電話、感じのよい応対にて予約完了。朝四時十 五分までに来てっと言われたので四時五分に到着するも係留位置がわかんない。駐車場まではすぐわかったのだがそこから少 し迷い、わからなかったら電話してって言ってくれてたので電 話するも出ない・・。近くの人に聞いて事なきを得る。

船に行くとすでに先客二人がいる。まずは船頭さんにご挨拶。船宿の奥さんが今日に限って携帯を忘れてきたので今取りに行ってるとのこと。そら通 じませんわね。 席はどうしたらいいかと聞くと「クジ引きになってるんよ」という。「常連さんがそうしてくれって言うたんよ。常連さんから場所取りを頼まれたら断れないからワエは助かる」とのこと 。

全員そろって本日五名。運命のクジ引きだ。おみくじのような筒に入ってて一人ずつ引いていくが先に引くのは怖いなぁ。 四番目に引いたくじは「六」。ってどこ?? 右のミヨシ位置だそうで、また潮後である。風向きよ、変われ 〜っとの祈りむなしく、北寄りの風が吹いている。

向かったのは最近おなじみになっているウチノマエからハリダシまでの早い潮に乗せて流すポイント。潮が落ち着かないのか船の流れが一定しない。今日のロッドは久々の加太船竿。アタ リがあったときの掛かり重視で持ってきてみた。ロッドを出してみると2.4メートルはやっぱり長く感じる。硬さもちょっと 気になるなぁ。

六本針に毛糸をセット。船頭さんの指示は五回くらい巻いて待つように。それと絶対誘ってはあかんでっっらしい。しかし、 つい誘ってしまうんですよねぇ。そのうち潮が落ち着いてきた のか仕掛けがちゃんと立つようになった。流し始めて30分を過ぎた頃に、右艫の人の竿にアタリ。見るとよく引いていて上がったのは50センチくらい。こっちにも来て〜って思ってもその 願いは届かない。

周りの船もそれほど上がっていない。元グレ釣り師さんチームはK丸の右舷真中に座っているようで私の船の位 置からだと背中しか見えない。大声で呼ぶのもなんだしなぁっと思っていた が、流しの最後のほうは周りを見る余裕がないほど釣れなかった。

次の流しでも右艫でアタリ。うーん、なんでやろ〜っと思って船頭さんを見ると、「誘たらあかんで」ってまた言われる。そうなん〜っと誘わずにいると、ガツンっとアタリ。が持って行 ってくれない。また右艫でアタリ。その人はまったく誘っていない。じっと竿を持っている。

竿が硬いのかと竿を変えてみた 。でもイカセブンは少し柔らかすぎるみたいでどうもうまくな い。鯛が掛かった右艫と絡んでしまった。それも良型の鯛だった。また竿変更したがそのころにはすっかり潮もなくなった気配。ナカトに移動し、下りの残りを流すが、イサギらしき竿を叩くアタリがあり針掛かり、でも少し巻いたところでバレテいった。

30分程度でナカトを離れ、ナカトの東を流すがアタリなし。上りのナカトでようやくイサギを釣るも欲しいのは鯛様だ。イワシが掛かるようになったのでイワシ掛けに専念もなかなか掛からずでナカ トを去り、ウチノマエ辺りで意味もなく時間だけが流れる。 結局10時半くらいに終了。

右艫以外は悲惨な結果に終わってしまった。まぁ、クジで当たった場所ですから仕方ありませんね 。前日のウチノマエは誘って喰ってたみたいでしたが、今日は誘ったらあかん日だったんですね。 帰港後、プロのT丸が隣に係留されていて、その釣果のお裾分けが始まった。

50センチくらいから40センチくらいの鯛を四枚と、それぞれにアイゴだったりグレだったり、ガシラ・キュウ センベラ、チャリコがついている。これもまたクジ引き。私は三番。 45センチ近くある鯛をいただきました。チャリコさんたちを別 の人が要らんからと押し付けてくれました(笑)。

キュウセン 、ガシラ、グレ、チャリコ、鯛、それと自前のイサギとクーラーは賑やかになりました。 T丸の漁師さんが鯛の頭を千枚通しで穴をあけてからピアノ線を使って神経を抜いてくれました。鮮やかな手さばきでしたわぁ。

クーラーに氷をもらいましたが、こぶし大くらいの大きい 氷を下に置いてからスポーツ新聞一紙分を水で湿らせて、直接魚に当たらないようにして入れてくれました。しかも魚はビ ニール袋に入れてくれます。魚に対してとても気配りしてくれるようですね。

お土産の鯛はいつもいただけるわけではなさそうでしたが、うれしいお土産であります。滅多にない船宿めぐりですが、また チャレンジしてみてもいいかと思います。でもやっぱり気ぃ遣 いますわ、顔をなかなか上げられないもん(笑)。

追記・・神経を抜いた鯛の身は今までで一番でした。すごいわ、神経抜き!!


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2006年7月22日 土曜日 旧暦6月27日

加太 晴れ 潮下り潮 10:17 潮反転 5:37

中潮  満潮 1:52 干潮 10:26


三週連続の釣行となってしまった今週。なんとか納得のいく釣りがしたいもんです。いつものとおり出船時間ギリギリの到着ということで空いている席は左のミヨシ。風向き次第ですね。向かうは中ノ瀬戸。

まずは少し残っている上り潮。中戸の左手前を流す感じである。ギジは白、五本針で底取りしつつ流していると一流し目にいきなり引き込まれるアタリ。少しやり取りしたがはずれたようなので再び底取り、途端にアタリがあり、割とよく引く。チャリコのような、でも違うような引き。竿を持っていくくらいの突っ込みを見せながら上がってきたのは40センチを超える体高のあるりっぱなアジだ。しかし、そのあとは潮の動きが止まりアタリもなくなってしまった。

上り潮の流しの開始位置で釣り糸をたれるが、ほんとにたれているだけ。ほとんど動かない。仕掛けも回収し、船頭席で中戸の下り潮待ち。まだ海上は涼しく快適だが獲物はちょっと寒いぞ。潮待ちすること30分以上か。 ゆっくりと下りが動き始めたが、潮は澄んでいる。雨で流れ込んできた木くずやペットボトルのゴミが潮目に沿って流れている。

下りの潮に乗せて船を流すが釣れる気配はないぞ。。ちょっと潮が澄みすぎてるなぁ。時折イワシがかかるのでそれを生き餌にノマセで狙うもまったくの不発。流すこと30分ほどでいったん中戸下に移動し、イワシの群れ追ってみる。

イワシの群れは小さく、イワシ鯛をするほどのものではない。仕掛けを下ろしてはいるがイワシすら掛かってこない。再び中戸に移動。潮もだんだん行き始めている。いい感じに潮も濁ってきている。これは釣れるかもっと思わせてくれる。しかし潮が早くなるにつれて流れが荒れ始める。二枚潮になっていて仕掛けがうまく立たない状態である。

同船でも鯛が釣れた。イワシが掛かった途端に喰ったという。それではまずイワシを掛けないとあきませんね。でもイワシは底よりもちょっと上にいて、掛かることは掛かるのだが底取りがしにくい。根掛かりをおそれてつい底一杯を狙えない。

思い切ってイワシを掛けたタナのまま流すことにした。掛かったイワシがブルブルと暴れている。底は切っているからフィッシュイーターが近くにいるに違いない。喰え、喰え〜っと願っていると、ついに、グイ、グイ、っときた。持ち込め〜っと少し送るとグッグーンっと持ち込んでくれた。ヨシヨシと思いつつやり取り。わりとしっかり掛かっていそうなのでじっくりやり取りをしていると、あと10メートルくらいで、フっと軽くなってしまった。え〜、バラしてしもた〜。。型はまあまあのように思うので残念!!。



下り潮が早くなっている中戸の流し終わり。波に船が隠れます。

イワシも掛からなくなってきた。底をトレースしていてもアタリは出ないので10回くらい誘うことにした。誘っていると七回くらいでググ、ググっとくる。ちょっと止めて送ってやるとガガガンっと掛かった。グイ、グイ、っと引く。型は大したことはなさそうだし、あんまり遊ばせても根掛かりしてしまうのでちょっと強引に巻き上げてくる。

何度か突っ込んだが竿を送るくらいで対応。上がったのは真ん中の針に37センチくらい。やっと一枚上げました〜。時間はすでに九時を過ぎている。なんと釣れない時間が長かったことか。 せめてあと一枚と思うと、底取りし直したときにガガンっと当たる。しかし針に掛からず。グイと持っていかれるも掛からず。なんで掛からないんだぁ。。。しかし腐ったら負けなんで辛抱して誘うが、潮がなかなか落ち着いてくれないから釣りにくい。お祭りも度々だ。

右艫と右胴は比較的順調に鯛を上げている。なんでかなぁ、わからんなぁ。 誘って底取りしてを繰り返して、繰り返してしていると、底取りのときにアタリ。ググ、っときたがすぐに放したみたいなんで再度底取りしてみるとググーンっと持っていく。やり取りのときに竿でためるのをやめ、リールのドラグ性能に任せて一定のスピードで巻き続けた。

グーンと竿を持っていくときでもためない。そのまま巻き続けた。それがよかったのか、すんなり上がってきたのは先ほどよりも少し小さい鯛。まぁ、ぜいたくは言うまい。これから大型と思われるときでなければ、あんまり竿でためるのはやめようっと。

時間はすでに十時半を過ぎている。それでもまだ釣りを続ける。潮もだんだん落ち着いてきたが釣れる鯛の大きさがかわいくなっていく。20センチくらいのチャリチャリを二匹連続で釣る。もっと大きくなってからきてなってことで放流。

結局十一時半くらいまで流したのだが、釣れずに終了となった。もう少し潮が落ち着いてくれていればもっと釣れたのになぁっと船頭さん。まぁ、仕方ないでしょ。雨の濁りはまだ中戸には到達していなかった。しばらくは鯛が釣れ続けてくれるのだろうか。それともいったん夏休みに入るんだろうか。それは誰にもわかりませんわ。



大アジですね。鯛が小さく見えます。(小さいけど・・)

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2006年7月15日 土曜日 旧暦6月20日

加太 晴れ 潮上り潮 9:54 潮反転 7:05

中潮  干潮 3:31 満潮 8:59


新しいロッドをまた買ってしまったからには釣りに行かねばなるまいっということで連続釣行。前情報によるとウチノマエからオコセか中戸のようで、船頭さんに聞くと、「前のほうか、中戸か」とのこと。

出船してみると船がウチノマエに集結している。流し始めは潮がまだ少し早くアタリはないが、三回目くらいに触りにきているようなアタリ。しかし持っていかれることもなかった。 でも考えるとこの潮の流れで、触りにくるようなアタリが出るかな?もっと一気に持っていくのではと思うのだが。

元グレ釣り師さんが乗っている小○丸は、私たちの船の沖合50メートルくらいを流している。あとでお話ししたときにわかったのだが、その数十メートルが釣果 の分かれ目でもあったようだ。 その後アタリもなく、潮も緩んできて気配がなくなってきた。

周りに船もなくなってきたんで、そろそろ動かんとマズイよなぁっと思っていたところ、おもむろにハリダシに移動。移動しての流しで底から15回くらいでググン、っと当たる。仕掛けを長目のヤツに変更しようかと思っていたときだったので対応できず。再度底取りして早めに誘っていると、13回くらいでググ、ググっと引っ張る。そのまま二回くらいの誘いでガガンっと掛かった。

newロッドは全体がUDグラスで、竿先はちょっと柔らかめだがバッド付近はしっかりしている。その割に軽めにできており細身だ。鯛の引きは確実に伝えてくれる。やり取りのときのタメがどの程度できるか、試しつつ上げてくる。いい感じである。 上がったのは30センチくらいとチャリコだ。四本バリの上から二番目に掛かっている。まだ流すようなのでそのままの仕掛けで放り込む。ギジは赤の毛糸を使っている。

再び18回くらいでチェイス。ググン、ググーンっと一気に持っていかれる。掛かってからの突っ込みがけっこう強い。何度かやり取りしたが、フっと軽くなってしまった。バラシかぁ。。仕掛けを回収してチェックするとチチワのツナギから切れていた。傷でもついていたんかな、残念。

仕掛けを六本バリに変更した。これで誘い回数が少なくても広くタナが探れるんで楽チンだ。今日の潮の流れは右艫からで舳先は東向いているので、左前はちょっとつらい。艫では順調に釣れているようだが。六本バリの仕掛けを投入し誘っているといきなり13回くらいで、ググ、っとくる。きたきた、持っていけ、持っていけと願いながら誘う。ググ、グググ、ググググ、グッグーンっとやっと掛かる。

浅いところで掛かった鯛は元気一杯で暴れる。何度かラインが引き出されるが、仕掛けを掴む。上から三番目に43センチ。 まだ流しているので、仕掛けを投入。二回くらい巻いてはいったん止めてまた誘うを15回くらいでやっていて、クラッチを切ったときににガツーンと持っていかれる。落ち込みでのアタリ。ちょっと型がよさそうだが手応えが怪しい。サルカンまであと5メートルくらいでバラシ。痛い、痛すぎる。というのもそれきりアタリが前のほうで出なくなる。潮が止まってきている。



快晴無風のハリダシ。向かいは小嶋丸さん。右艫に元グレ釣り師さんの姿が。

船頭が船の舳先を西に向けて、左から流れるようにしてくれる。ようやくまえさんにアタリが出て、鯛をゲット。私にもアタリが出たのだがまたバラシ。バラシ過ぎやで、まったく。しかし舳先を西に向けたときには潮はすでになく、タイミングが悪いんちゃうかぁ。。

周りの船がもうお腹一杯(笑)って感じで帰って行くなか、ハリダシの魚礁 の上を操船で流す。太陽も照りだした八時半、13回くらいで、ガツガツ、ガツガツっときて、ググーンと掛かる。辛抱に誘っていた甲斐がありましたわ。上がったのは上から三番目に35センチ。まぁ、これで三枚目、なんかなぁ・・納得できんよなぁ。。暑いし、眠いし機嫌は最悪かも・・・。

船頭に中戸に行かんの?と聞くと、「行っても潮ないし」と言っていたが舳先を中戸に向ける。中戸に行くみたい。上りの中戸である。 潮はもう動いている。仕掛けを中戸仕様も変えた。ハリスを2.5号の潮澄み版を選んだが、これが大失敗。というのも一流し目、第二のカケアガリの底で一際強烈な引き。メジロクラスが掛かってしまった。

シュルシュル〜っとラインが出される。カケアガリに錘が引っかかると面 倒なんで竿を立て気味して魚を浮かす。竿は細身ながら引きをしっかり受けてくれる。なんとか一番浅いところも越えて、あとはじっくりやるだけ。リールを巻いては引き出されること数回、サルカンが見えてきた。ここからが勝負なんよねぇ。。

また抵抗してラインが出ていく。思い切ってサルカンを掴んで一気に取り込もうとしたが、一瞬引っ張り合いになり、あえなくハリスはプッツンした。4号やったら取れていた型だったので残念です。

4号ハリスの仕掛けにチェンジ。底をトレースしつつ、誘っているとアタリ。鯛の引きをする。ハリダシに比べて潮の抵抗が大きいので、型はいいのかと思っていたが30センチのチャリコ。その後弱々しい引きの割には大きかった30センチのアジ。鯛之介さんにいただいたちょっと変わったギジにきていた。その後、艫でも流す度にチャリコが上がるが、前までは鯛は回らず、イサギを釣る人、サバ、ハマチを釣る人。

暑いし、こんな時間まで釣りしたらあかんわって思っているとようやく終了。もうちょっと涼しいといいんだけどねぇ。鯛が四枚、数だけみればいいんですが、なんとなく納得感のない釣りとなりました。でもいい竿を購入することができました。中戸はちょっとツライですが。



四枚あれば十分なんですが。。。

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2006年7月8日 土曜日 旧暦6月14日

加太 くもり 潮下り潮 10:54 潮反転 6:21

中潮  満潮 2:32 干潮 10:34


中戸でまだ鯛が釣れるかと期待していた。夜帰るのが遅かったので珍しく加太港に二時半到着。一番乗りだったので場所は選び放題。風の予報は南南西、下りの中戸の潮先は左前と考えて左ミヨシに場所取り。どこでもいいというのもしんどいもんですね。

アキラ船頭曰くには、「潮がよう澄んでるんよ」とのこと。今日はどうなんでしょうか。まずは上りの残る中戸に入る。白ギジと青と赤の毛糸をチョイス。底近くをトレースしつつ流すが潮の動きは鈍い。それでも三回目くらいの流しのときに、ググン、グングンとチャリコのような引き。チャリコかなぁ、イサギかなぁっと思いつつ巻いてくると一番下の青の毛糸をくわえて30センチほどのイサギが上がる。青がやはりいいのかと赤を青に変更して誘うがそれきりあたらない。

白ギジのほうがいいのかもと全部白ギジに変更して、底をトレースするのではなく10回くらいの誘いを入れていると、五回くらいで、グ、グ、ガツガツと掛かったがすぐはずれてしまう。周りでもイサギ、アジ、鯛がポロ、ポロっと釣れているくらいだ。潮も止まってきたので船はコマサキ方面 に移動。 下り潮が始まるまでアジでもということで、イソメが配られる。しかしアジもなかなか釣れない。何度かアタリはあるものの針掛かりまではいたらない。喰いが渋そうだ。30分ほどアジ釣りをしていたが再び中戸に向かって移動。

まだ潮も流れ始めるかどうかの時間なのか、船はゆっくりと進んでいく。四隻ほどが潮待ちしていた。下りが始まるが潮が澄みきって青々として寒々しい色だ。船頭もそれを指さして「あかな」。 でも潮が動き始めているので中戸を流すが、カケアガリのところを越えない場所で流し終わる。風もほとんど無風状態で舳先は北東を向いている。潮先ちゃうやんか!!。

ま、そんなことには関係なく、船の流れ方もいつもと違うし、誰の竿も曲がらない。潮は段々早くなり、あと30分も流せないなぁってくらいだ。時間はまだ八時過ぎ。もう終わりなのぉって感じ。しばらくは中戸を流していたがとうとう諦めて移動。

船はアジ釣り場に向かう。オコセというのかどうかはわからないが、中戸の西沖である。中戸を離れるときに仕掛けは木枠に片づけた。深場用の六本針仕掛けも用意していたがアジを狙うなら使わんとこかなぁって思うくらい気落ちしていた。 しかし、そのポイントは朝早い時間に上のほうで鯛が喰う時期がある。

ポイントに着いても仕掛けを出していなかったのだが、船頭が「15回くらい巻いてみて」っと言う。ギジは何でもいいけど「これも試しに」と薄〜い藤色のギジをくれた。白ギジと赤の毛糸一つ、藤色のギジをつけて投入。風は南南西からゆるやかに吹いてきたので潮先やんか!。この場所を取った甲斐があったなぁ。。鯛が釣れるなら、てなことを考えながら巻き巻きしていたが後ろの人と仕掛けが絡んでしまってはずしていると、左の人が鯛を掛けてる。引きから見ても型はよさそう。45センチ超えてるぐらいだ。俄然やる気が復活したぞ!!

藤色を使うのでギジの追いが悪いのかと考え、最初はゆっくり目に誘っていると、七回くらいでググン、ググンとアタリ、三巻きほど追ってきたが放しよった。底取りし直して次は15回ほどでチェイス。これまた放した。喰いはまだそれほど活発ではないのか。もうちょい潮が動いてからやねぇっと思いつつ底取り。

次も七回くらいでググン、ときたので少し巻き上げスピードを落として誘うとようやく針掛かり。水深が50メートルからの巻き上げなので、いつバレルか心配だ。グン、グン、グンっと元気いい。ときおり突っ込まれながらもロッドの竿先の戻りが滑らか。今日の初獲物だから緊張しすぎだ。やっと仕掛けを掴んだ。掛かっていたのは上から三番目の藤色。36センチくらいだ。引きの割に大したことないなぁ。

潮が流れもよくなったのか、着いたときには少なかったアタリが頻発する。こういう時は早誘いでも来るかなっということでやや早巻きで誘う。鯛は上にも下にも映っているようだ。今度も12回くらいであたる。グっと重くなり、グッグっと来て針に掛かってググーンと突っ込んでいく。このアタリ方、いいなぁ〜、鯛やなぁって思わせてくれる。引きが妙に強いというか変な感じがしていたが目の上にスレで掛かっていた。鯛がたくさんギジを触りにきているってことだ。



どんより曇ったポイントから望む友が島

誘いを15回ほどに決めて誘って、クラッチを切って仕掛けが落ち始めて1メートルくらいでガガン、ブルブルと鯛が掛かる。ちょっと聞き合わせをしてきっちり針掛かりを確認してから巻き始める。とても強く引くし、ドラグも滑る。これはいい型に違いないと慎重にやり取り。リールを巻いては引きずり出されと楽しいやり取り。やっぱり深いところは楽しいねぇ。

船の揺れに注意をしながら仕掛けをつかみ、引き上げる。と上から二番目に38センチだ。えー、引きの割に小さいやんかっと思うと、船頭が「もう一つあるで」。。ダブルかぁ。下のは34センチくらいで合計72センチ(笑)。

時間は9時半過ぎたくらいか、それから流す度にアタリが出る。アタリが出るのが段々上に移動している感じがする。15回から20回くらい。アタリもよく出て掛かるのだがはずれることも多い。鯛の喰いも活発なのか13回くらいでグ、グ、ガツーンと持っていかれた。いい型とやり取りするが、そこに鯛が喰ったみたいでガツーンとまた持ち込まれる。引きも重みを強く、多少強引にやり取りしていたが、ブチっとはずれた手応え。「はずれた」っと思うもまだ鯛が引いている。やり取りしてまたブチ。でもまだついてる。しかも手応えは悪くない。二回はずれた手応えで上がってきたのは40センチくらい。

仕掛けを点検すると、ハリス切れが一つ、針ハズレが一つという結果 だった。トリプルだったわけですね。 そろそろ潮時も終わりそうな10時半くらいに一際大きな引き込みでアタリ。グッグググーンっと突っ込んでいく。一瞬サバか?とも思ったが引きは重々しいし、頭を振っている。重みもあるしよく突っ込むし、自己記録更新モンかぁっと心臓バクバクだ。

でもちょっと大鯛ではないかもっと思っていた。時間は多少掛かったが仕掛けをつかむ。上げてみると三人のお祭りつきだった。40センチの鯛でしたわ。ガックシ!! 潮の動きが悪くなり雨も降り始めた11時過ぎに終了となりました。

いったい何枚釣れたのかわからないくらい、アタリがあり、また針掛かりしてくれました。いやー、前半戦がうそのような後半の釣りとなりました。型はもう少し良型があればなおうれしかったですが、これだけアタリがあって、釣れれば言うことないです。



もうちょっと大きいのがあったらなぁ

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