6月17日

2006年6月17日 土曜日 旧暦5月22日

加太 くもり 潮下り潮 5:29 潮反転 9:02

小潮  干潮 5:01 満潮 9:36


今月は行かない予定でしたが、やはり我慢ができなくなって釣行。中戸で釣れてるという情報を聞き、期待一杯だ。着いたらやはりビリでアキラ船の左胴の間。右側にはKAZUさんとご友人が来ていた。今日は朝から中戸を流すとのこと。

白ギジが配られるが、二番目に鯛之介さんからいただいた濃い目の毛糸の赤をセット。 四時半出船で釣り始める。最初はなかなか釣れる気配がない。右艫の人が釣っているみたいだ。船の向きは前流れなのに前では上がらない。

船頭さんが毛糸を一つ持ってきてつけるようにとのこと。鯛は底根掛かり寸前にいるという。時計は五時を過ぎた頃、カケアガリに差しかかったところで二回くらい底取りしたときに一気に持っていかれる。鯛独特の引きがあまりないが引きは強い。てっきりスズキかと思って巻いていた。 仕掛けを掴んでたぐりよせてくると上から二番の毛糸をくわえた鯛だ。サイズは44センチ。毛糸は鯛之介作の赤だ。

NEWロッドで初めての鯛だが曲がり方が柔らかい。ただ少し見た目が太いかなぁ。イメージ的にはもう少し細身が好みかな。白ギジもつけていたが全て毛糸に交換。オレンジと黒っぽい赤を追加。ようできた毛糸ですわ。 底をコツ、コツと叩きながらの釣りだが、潮がまっすぐに流れない。斜めに流れていく感じなので釣りにくいなぁ。

アタリは水深が25メートルくらいのところでよく出る。次のアタリはカケアガリの終わりかけで出た。モゾモゾっときたので少し竿先をあげると持ち込んだ。元気よく引いていくがさきほどよりも鯛の引き方をする。ゴンゴン、ググーンっといい引きだ。竿先は柔らかく戻ってくれる。上がったのは39センチ。上から二番目に喰っている。

周りの船でも上がり始めて時合い到来かぁ〜。次の流しでもアタリ。ガツガツ、ググーンとくる。リールを巻き始めて五回くらいではずれていった。二〜三回はアタリもなく流し終わる。イカンなぁ、もっとキチっと底取りして釣らないと。 竿は少し太いのと、竿全体が柔らかい感じなので、ジギングロッドよりも底取りの感触がソフトだ。つまりわかりにくいってこと。

慎重に底を確認しつつ誘っているとようやくアタリ。ググ、ゴンゴンと素直なアタリで掛かってくれたが、引きは竿先をガクガク叩く。一番上の針に掛かっているようだ。バレそうでドキドキするわ。竿は立て気味にしながら引き込みのときには竿ごと送りこんでやる。上がったのは43センチ。

船の向きが前流れから後ろ流れに変わり、右側からの流れに変わりになる。アタリも出にくくなってきたのでグレ針に変更。水深は50メートルくらいから流し始める。水深が40メートルくらいのところでガツーンっときた。一際強い引き。これはでかいかも。竿を立て引きをためつつ巻いてくるがググーンと持ち込む力が強い。

しかし20メートルくらい巻いたとこでいったん急に軽くなる。ばれたか・・と思ったがまだ引きはある。KAZUさんと絡んでしまった。KAZUさんにもきているようで巻きあげている。一緒に巻くのをやめてラインを出す。KAZUさんはばれたみたい。仕掛けの絡みを船頭さんがとってくれた。鯛が一枚釣れていて、私の針だった。 ハリスの一つは切れていたので二枚掛かったいたみたいだ。底で喰ったり、上のほうで喰ったりといろいろだ。潮が緩んできた。中戸の時間はそろそろ終わりだ。7時半くらいに一枚あげて中戸は終了となった。



風も緩く、くもりがちな絶好の中戸

次はどうするのかと思っていると神島の近くを流す。てっきりアジ釣りなのかと思っていたが鯛が来るのだという。イワシの群が近くにいて、イワシがボイルしている。ギジは毛糸のままでも、白ギジでもどちらでもいいという。イワシのノマセでもやりましょうか。

左ミヨシの人は青イソメをつけてアジを狙うことにしたみたいだが、それに鯛が来た。40センチくらいあるやんか。イワシにも喰いつくはずと、イワシを掛けて底取りして待っていると、ググ、ググーンと持ち込む。

一回目は送りが足らなくてバラシたが、続いて同じようなアタリがきた。もっとしっかり持ち込むまで我慢すると針掛かりしてくれたようだ。けっこう強い引きだ。ゴンゴン、ゴンゴン、ゴングーンといい感じ。竿はしっかりと柔らかく対応してくれる。水深が浅くなったところで掛かったので引きが弱くならない。仕掛けをつかみ、たぐってくると一番下に47センチの鯛。イワシに来ただけあっていい型だ。二番目の針にはイワシの頭だけがついていた。

水面からイワシが見えなくなったが海の中にはまだいるようだ。イワシが掛からなくなってきたので誘っていると、水深25メートルくらいのカケアガリの終わりくらいでググ、ググ、ガンガンと強い引きで掛かる。引きの重みは大したことはないが強い。なんだかおかしい感じ。大型でもないしなぁ、でも鯛やなぁっと慎重にやり取りしてあげてくると、37センチと34センチのダブルが三、四番目の毛糸に喰っていた。どうりで引くわけですねぇ。

イワシもかからなくなり、最後にメバルが釣れた9時半くらいに終了となりました。中戸、イワシノマセと鯛釣りを満喫しましたわぁ。加太に鯛が戻ってきているみたいです。居付きの鯛のようです。イワシが順調に入ってくれるとメジロも入ってくるでしょうか。



型が揃ったいい釣りとなりました。

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