5月6日 5月27日

2006年5月27日 土曜日 旧暦5月1日

加太 晴れ 潮上り潮 6:01 潮反転 8:24

大潮  満潮 4:58 干潮 12:19


NEWロッドの試釣を目的ということで釣行。とはいうもののあわよくば中戸で鯛をともくろんではいたのだが。天気予報によると日曜のほうが天気が悪そうなので土曜に出撃。今の出船は四時半。そのうち四時過ぎになるかなぁ。冬場と比べて 二時間も差があるわ。

最初はアジを、ということで中戸を越えて沖合いに出ていくがポイントがどうも定まらないよう。周りの船も妙に散らばっている。天候は曇り。下にイソメ、上にギジの五本針。ん、六本針と思っていたが持ってきた仕掛けは両方とも中戸仕様だった。こりゃまた中途半端な感じですなぁ。

NEWロッドで投入。オモリ負荷が30〜60号なので少し太い感じがするが竿先はスムーズな曲がりを見せる。七三調子なのでイメージとしては良い感じ。あとは鯛のアタリにどう反応してくれるのかが見たいところ。

底を捨ててマキマキ、マキマキ。うん、とも、すんともいいません。艫でアジが上がる。35センチくらいだが まだ少し痩せているかなぁ。色も黒みが少し強いか。 魚探を覗きに行くが鯛の反応はないみたい。マキマキも疲れてきたので底ベッタリでアジでもと思うが、これが喰わない。艫、後ろの人は時折上げているのに私は素通 りしていく。

潮も止まりかけてきた。すっかり戦意喪失でやってると、グググ、グググと小さいアタリが出る。どうやらチャリコの子が掛かったみたい。上げてくると20センチに届かない可愛い新子。一番下のイソメをくわえて上がってきた。こんな小さくても鯛の引き方をするから不思議だ。そっと針をはずしてさよーなら〜。

次のアタリも同じようなチャリチャリ。お父ちゃんかお母ちゃんはおらんのか? 。それからしばらくしてようやくアジのアタリ。グイ、グイーンっと久しぶりの引きですね。ロッドは6:4調子くらいに曲がり、太さの割には柔らかみがあるし、竿が魚を上げてきているような感じがする。魚が引くときはグーっと曲がり 、止まったときにはこっちをゆっくり向かせるというか、パワーを感じる。鯛が掛かるとどんな感じなんやろ〜。上がったアジは30センチくらい。



寂しい釣果ですが。。

その後潮が止まりかけてきたとき四回くらいの誘いにガクガク、グーンと引き込 まれる。一本調子のこの引きはサバだねぇ。とにかく巻きましょう。巻き上げてくるごとに上に向かってくるもんだからラインが船の前方まで流れる。仕掛けを掴み、引き上げるが最後まで暴れてくれる。下から二番目に掛かっていたのは50センチあるかもっと思うくらいのヒラサバ。これはうれしい。

そののち中戸の近くにポイントを移動したが、なんだか胃が重い感じがする。船酔いとまではいわないが気分もよくない。あまりに釣れないし、寝ることにし横たわる。すぐ寝てしまって気づいたら地の瀬戸を越えていた。その流しも寝て、 大波止の前を流すときに復活。

水深は25メートルくらいの浅場。サバを狙っているようで七回くらい誘ったときにアタリ。勢いよく引くサバ。上がったのは40セ ンチちょいのゴマサバ。生きているときにはゴマ模様はそれほどはっきり出ていない。

天気もようやく晴れ間が覗いてきたが釣果 は土砂降り。。結局、サバもその一匹だけしか釣れずに終了となりました。後ろでは鯛も上がっていたようです。鯛もギジよりもイソメのほうが反応してくれるのかもしれませんね。

NEWロッドの試釣はまずまずでしたが、鯛が掛かってくれないことに真価のほどはわかりません。次回は七月、昨年はいい釣りをさせてもらった中戸の季節になっているとうれしいです。


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2006年5月6日 土曜日 旧暦4月9日

加太 晴れ 潮下り潮 8:25 潮反転 5:49

小潮  満潮 4:17 干潮 10:59


中戸で鯛が釣れているという情報を聞き、急遽釣行を決意。夜の八時半に予約の電話を入れました。出船時間は四時四十分くらいとかなり早くなっている。風強く南から吹いているのでアキラ船の左の胴に座る。ミヨシでないところがつらいところだが、早く行かない私が悪い?? 昨日も中戸で流したそうだが獲物はなかったとのこと。今日はどんなもんでしょう。

船は風波の中をゆっくり進んでいく。中戸の下げ潮はまだ行き始めたところだ。さあ、がんばるぞーっとまず一流し。底近くにしか鯛はいないから船頭の指示は10回くらい巻くか、底取りだけしといてっとのこと。まず右ミヨシで何かかかる。上がったのは60センチ近いハネ。魚の気配はあるから期待でわくわく。

今日の仕掛けは中戸用の、0.7,1.2,1.4,1.5,2,1.3の五本針だ。針は南方グレ針6号と鬼掛け6号だ。ギジは薄目の白が配られている。ラメ入りピンクのゴムがよかったと昔ヘラ師さんからの情報だったがその用意はなく、毛糸を二番目につけている。

底から五回くらい切って待っていたが、どうも鯛の活性は高くないようなので、5〜10回の誘いを入れながら流す。カケアガリに差しかかりだすと流れが速くなるから、誘い上げてはいても底とほぼ平行になっているのだが、動かしたほうがいいのではと考えていた。

三回目くらいの流しでミヨシでメバルがあがる。25センチを優に超えるいい型だが、鯛はなかなか来ない。 流し始めて30分ほどたったときに、水深40メートルくらいのところでググっとチェイス。きたきた、二回くらいの誘い上げでゴンゴンと引き込んでくれる。今日のロッドはジギングロッド。やっぱり硬い感じは否めないが、ばれずに上がったのは下から三番目に30センチだ。型よりまずは顔を見えたことで一安心。

やはり誘わないと来ないのか、その後の流しでも同じような場所でアタリ。ググ、グングンと掛かる。さきほどと同じくらいの型のようだ。チャリコですねぇ。たいして抵抗もせずに下から二番目に30センチ。二枚釣れるとうれしいですねぇ。そののち、25センチのチャリコを追加した。

周りの船でも上がってきているようだが、調子よくっという感じではない。 次に流しで底近くで、グーンっと持ち込まれる。アタリはよかったが、その後全然引かない。なんじゃろうなぁっと思っていると、艫の人がメバルやで、っと教えてくれた。カケアガリの途中には藻場があるようで、そこを流れるときに底近くにタナ取りをするとメバルが釣れるみたいだ。重さだけを感じながら上がったのは30センチに少し足りないいい型のメバルだ。



南の風が吹き抜ける中戸。まだ空は明け切っていない

誘いを船が流れる速さよりも少し早めにして誘ってみると、カケアガリが終わったくらいで三回くらいの誘いにアタリ。グ、グッグーンっと力強く引き込む。これはいい型かもっとロッドを立てる。カケアガリの頂上は越えているからネガカリの心配はないから慌てないようにしよっと。

流し終わりは波も荒くバランスを取るのも大変だ。よいしょ、よいしょっと仕掛けをたぐりよせてくる。一番下の針に38センチだ。これくらいあるといい感じですねぇ。時間は七時過ぎだから潮の動きもよくなってきているようだ。 しかし風は弱まる気配をまったくみせずに段々強くなる。微妙なアタリは取れないなぁ。

潮に合わせて誘いも早めにしていると、グググ、ググ、っとチェイス。持ち込んでくれ〜っと願いつつ、誘うこと三巻き、グググーンっと持ち込む。ゴン、ゴンっと頭を元気よく振る。さっきよりもよさそう。ときおり突っ込みを見せるがラインは出さないようにした。ロッドの先が戻るときにラインが微妙に緩むのがバラシの原因だと思うから。

切れるほど引っ張り合いにならない程度にドラグを締めている。 鯛の引きを楽しみつつ、海に落ちないように注意を払いながら仕掛けを掴む。上の針に掛かっていることはないから、ホイ、ホイっと針を上げてくる。下から二番目に掛かっていたのは40センチ。

これから入れ喰いかぁっと思った次の流しはだめだったがその次の流しで、カケアガリの手前で7回くらいで引き込まれるアタリが出た。ハネかなぁっと思ったが引きが思いのほか強く、ロッドが絞り込まれる。ちょうどカケアガリに差し掛かり、根掛かりしてしまった。魚付きの根掛かりなぁ、どないしよ〜っと思いつつ、ロッドをあおるとオモリが切れた。魚はまだついているが、オモリがなくなっているので変な感じの引きになる。

上がってきたのは40センチを超えるアジだった。タモですくう寸前に針ハズレ。海に戻っていったがまだ痩せていた。それをきっかけにアタリが遠のいた。まだ時間は七時半というのになぁ。 それから流せども流せどもアタリは来ない。ミヨシの人が八時過ぎに40センチくらいのをゲット。ときおり掛かるようだがバレテしまうみたいだ。後ろでは右の人が三枚鯛を上げている。

段々潮も行かなくなってきたなぁ。風が強くてアタリもわかりにくいし、中戸のあとはどこに行くんかいなぁっと思っていた九時頃、「この流し終わったら帰ろか」と船頭が言いにきた。 もう終わりかいなぁって声もありましたが、行くトコがないそうです。アジもまだ本格化していないこの時期は、中戸で釣れただけでもラッキーなのでしょうか。何年か前にコマサキあたりでよく釣れたんですがねぇ。時間つぶしで流されるよりいいかも。。

帰りの渋滞も今ならほとんどないでしょうしね。 中戸はこれからもいいんではないでしょうか。私の船は50センチ以上の大型は上がりませんでしたが、そういう良型が上がった船もありましたし、ハネも釣れますしね。久々に満足に行く釣りができてうれしかったですわぁ。



鯛が二つに、チャリコが三つ。短時間でいい釣りでした。

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