4月1日 4月8日 4月23日


2006年4月23日 日曜日 旧暦3月26日

加太 小雨のち晴れ 潮下り潮 10:09 潮反転 7:12

若潮  満潮 4:54 干潮 9:52

釣況のほうはいっこうに上向かないが、今日こそよくなるかもっと期待してしまうのが釣り人のアホな性か・・。ともかく行ってみなければ始まらないので釣行 。

アキラ船の左の胴に座る。今日はどこに行くのかと聞くと「中戸下からウワテに行って、うーん・・・」と歯切れが悪い悪い。まぁ、任せますわ〜って感じです。 まず公言(?)どおり中戸下に。何度か流すが潮も止まりかけている。今日は竿を「加太船竿」と「リーディングエッジ」の二本持ってきた。こんな迷いがあってはいいことないのだが、あまりに釣れないといろいろ考えて、試してみるのも楽しいもんです。

加太船竿は2.4メートルなので長く感じるし、先調子過ぎる感じがする。鯛のアタリは明確に捉えてくれると思うが、肝腎のアタリがないからそれもわからない。思うに長さが一番気になるところ。 中戸下をあとにしてウワテに。亀ヶ崎まで行かないで虎島の岸近くから中戸の真ん中くらいまでを操船しながらトレースする感じ。魚探にはチョロチョロと映ってはいるが、ほんのちょっとだけで、口を使う気配すらない。

ウワテに移動して二回くらいの流しは加太船竿を使っていたが、やはりリーディングエッジに変更。これは柔らかめということもあるが、30センチ短いだけなのにとてもコンパクトに見える。 どちらの竿でもコンクエストは機嫌よく回ってくれる。竿とのバランスはどちらも同じくらいで今ひとつの感じだ。竿の張りが柔らか過ぎと硬過ぎ、そんなことが気になるくらいにアタリがない・・・。

アタリがあったらもっと違う印象になるんだろうなぁ・・・。 8時半くらいにウワテから鯉突に。船頭いわくに最後の手段だそうだ。鯉突は潮時が短いからか。到着したときはまだそれほど他の船は来ていなかったが、9時過ぎてくるとどんどん増えてくる。ほかに行くところがないんだねぇ・・・ 鯛之介さんからお裾分けいただいたギジも何種類が切って使ってみるが、どの色が合うのか合わないのかすらまったく解らない。白ギジのほうがいい?って聞くと、あんまり変わらんのちゃうかって言うのでそのままのギジで巻き巻き巻き・ ・・。



鯉突です。多くの船が集結。

鯛は浮いておらず、底にいるので誘いは10回まででいいとのこと。艫でアタリが出て、竿先が入っていく。鯛のアタリはきれいですねぇ、こっちにも来てねぇ〜 っと祈りながら巻き続ける。ギジは白に変更された。ピンクでも白でもどちらでも きているそうだが、やっぱり鯉突は白でしょ。

後ろのほうでは前と比べてアタリが出ている。続いて白ギジだが厚みの薄いのに変更。と、そのおかげか7回くらいの誘いで、ググ、ググっときて一瞬掛かったがすぐバレル。艫は気持ちよくゲット 。誘いが早いんかなぁ・・・。

時間は10時過ぎで周りでもチャリコを中心に上がり始めている。今釣らんとボーズやんかぁって必死の誘い。10回くらいで渋めのチェイス。ググ、ガンガンと針 掛かり。こりゃ小さいなぁって思うが船頭は釣れたらええやんっと。ま、そのとおりだね。たいした手応えもなく上がってきてくれたのは24センチ。逃がしてや ろうかと思ったが、船頭もなんとか釣らせたいと思ってくれての獲物だからイケ スにポチャン。。

その後はアタリもなくなり、潮もすっかり緩んできた。朝からショボショボ降っ ていた雨も上がり太陽も顔を出す。もう終わりやねぇっと誘うこともせずにうたた寝。10分くらい過ぎたとき、「かえろかぁ〜」と天の声。釣れない釣り場に長いは無用とはいいませんが、さすがに頑張る気力はなかった。

鯛さんたちは産卵に向かったらしく、加太の鯛が減っているようです。船頭いわくには「毎年のことやけどなぁ」とのこと。新しい群れが入ってきて、産卵を終えたのが戻ってきて釣れ始めるというサイクルになってくれればと思います。し ばらく休養かなぁ(笑)。


このページのTOPへ戻る

 

2006年4月8日 土曜日 旧暦3月11日

加太 くもりのち晴れ 潮上り潮 10:05 潮反転 7:18

若潮  満潮 5:49 干潮 11:07  

このところ自分が持っているイメージではない釣りが続いている。それを克服するためには実践あるのみ・・というほどたいそうなことはないが二週連続の釣り。ちょっと事情があって釣行は控え気味にしないといけない時期だけに貴重な釣行なのでなんとかいい結果 を出したいところ。

今日は満員と聞いていたがアキラ船に七人乗っている。船頭席が空いていたっというかそこしか空いてなかったわけですが、そこに席とり。天気はよさそうな予報だったが、9時くらいから風が吹く予報だがあたるんかいな・・向かったポイントは、「ヒラバエ」の上のほうという名もないポイント。風は最初は南南東だった。右の艫が潮先になるのだが、正直なものでアタリがあり、鯛が上がる。

同じタイミングでコツっときたがそれきりだった。 潮は上りが少し残っているので、風向きとあわせても艫有利。艫から二番目の私は多少有利か??てなことを思いつつ巻きながら、ふと隣を見ると「まえさん」ではないですが。右の胴でやっておられる。いやー、来てはったんですか〜っと 船を流しなおすときにちょこっと会話。

魚探にはときおり映るのだがそれはとても小さい群れ。上にいたり下にいたりといろいろだが概して上のほうが活性が高いのか20回くらいの誘いがいいのかもしれない。

結果的には大変厳しかったです。 かと言って釣れないわけではなく、魚探に反応があるところでは艫が掛けてました。鯛は上と下にわかれているみたいで、上の方の針に掛かっていましたねぇ。 。と他人事になりますけどね。

なんせアタリがないわけで、どうしようもないんですねぇ。 9時くらいからマゼが大変強くなり、もう帰ったほうがええんちゃうかぁってほどの強風が吹いてきました。出船時に吹き始めてたら絶対出船しないほどの風。 私は船頭席の陰ですから風は当たりませんが、前のほうの方々は悲惨。冷たいわ、濡れるわ、釣れんわの哀しい状態。

魚探にはときおり反応が出ているが喰う気配もなく11時前には終了となりました。帰りの浅瀬ではスピードを極端に落と して慎重に波をやり過ごさないといけないくらいうねっていました。



浅場はすごい波で怖いですねぇ。。

私今日の敗因の一つは、魚探を見すぎたこと。魚探を見ながら釣ると映っていないとどうしても気が緩みます。なんにも映っていないときに巻きつづけることは効率はよくないかもしれませんが、映ったときには喰っているときが多く、常に臨戦体制でいなければいい結果 は得られません。ときどきそのことを忘れてしまいますわ〜。常に仕掛けの近くには鯛がいると信じて巻きつづけましょう。

帰りのラーメン屋さんと昔ヘラ師さんと合流。釣りに関していろいろなお話しを聞くことができて有意義な楽しい時間を過ごすことができました。


このページのTOPへ戻る

 

2006年4月1日 土曜日 旧暦3月4日

加太 くもり時々晴れ 潮上り潮 8:21 潮反転 5:40

中潮  満潮8:4 干潮 14:43  

ABUの5000番を長年愛用してきたがハンドルの重さがどうも気になって、S社のコンクエスト400Fを購入。色はともかく大きさはABUと同じくらいだしハンドルも軽い。同じS社のC800よりもハンドルが小さい分重いのだが、ほとんどABUと同じ感覚で使えるのがうれしい。あとは鯛が掛かってくれれば。

今日も親父さんの船に乗る。右の真ん中か、後ろか、どちらでもいいとのことだったが、後ろには人がいたので真ん中を選択。これが・・・。船はハリダシに向かう。水深は30メートルないくらい浅い。魚探にはまだ反応がないようだ。誘いは10回くらいでスタート。ギジは薄いオレンジと濃いめの細いピンク。どっちがいいんだろ。一番下と三番目に毛糸、あとはオレンジとピンクを交互につける。

誘いは前回と同じように早めでチャレンジ。誘ってもアタリはない。潮はほとんど動いていないが、中戸に向かって流れている。風が北東からなので斜め前に船は流れる。右ミヨシが鯛のアタリ。上がったのは40センチくらい。こっちにもこないかなぁっと誘っていると7回くらいでググっとアタリ。きたきた、そのままスピードを変えずに誘うと二回くらいで針掛かり。わりと手応えがいいが重量 感はない。

元気に暴れて上がってきたのは38センチで三番目の毛糸を銜えている。やっぱり朝は毛糸がいいのかなぁ。 リールの巻き上げは非常にスムーズ。ハンドルがまったくガタつくことがないし、ドラグの効きもとても滑らかで、ラインが引き出されるショックはまったくないし、バックラッシュにもならない。いいんちゃうん、これ。

鯛の気配が出てきた。今釣らないと。。水深が35メートルくらいになったので誘いは15回に増やす。底から三回くらいでグっと重くなる。ふいをつかれたのでハンドルを止めてしまった。すぐに巻き始めたらもう一度グっときたがはなれていったみたい。くっそ〜。

その後10回くらいでググっときたが持ち込まない。ギジについてきているようなのでそのまま誘い上げるとサルカンまであと5メートルくらいの25回ほど誘い上げたところで力強いアタリに変わった。掛かった途端に3メートルくらいラインが引き出された。これはおっきいんちゃうん!!。水面 に近いところで掛かったのだがなかなか上がってこない。

ドラグがうまく効いているのでロッドに妙なテンションがかからない。慎重に慎重に上げてきて、仕掛けを掴む。一つ、二つと針を上げているときに一気に走られた。ちょっと引っ張り合いになり、途端に軽くなる。痛っいな〜、これは。。。

そのバラシが7時半くらいだったがそれっきりアタリが出なくなった。潮は中戸に流れるのと、鯉突に流れる二方向あり、鯉突方向に流れる潮に乗っている。艫が潮先になるのだが、どうも艫ではよく上がっているみたいだ。朝一のときにも60センチくらいのを上げていたが、その後も順調に、しかもいい型の鯛をゲットしている。



今日のメインポイント。天気は肌寒い。荒○丸が向かいに

私のロッドには触りにも来ないぞ。うーっむ、なんでやろ。誘いが早すぎるのかと思い、ゆっくり目に変えるとコツっと触るが持ち込まない。だんだんやる気が失せてきた。ミヨシで60センチ近いのがあがる。今日釣れる鯛は40センチを超えているものが多いなぁ、私のを除いて(笑)。

立って誘うのもしんどくなってきたので座って置き竿状態でいると、竿先が持っていかれる。掛かったがな!!。わりと型も良さそうだが、アタリが取れてないからうれしさ半減だ。でも貴重な獲物なのでバラさないように慎重に。下から三番目のギジをくわえていたのは41センチ。ええ鯛やんかあ。

その後はなかなかアタリも出ることもなく終了となりました。艫の人は多分、七枚くらいか。締めているのを見ていたが、最低45〜60センチが揃っている。これだけ釣れるんだから鯛はいるんでしょうが、今日はアタリをうまく取ることができませんでした。まぁ、おNEWを使ったのにボーズでなくてよかったですわ。

コンクエストの意外なところは、ラインを出すときにレベルワインダーが動かないことです。ただそれはスプール幅が小さいので、それほど気になるほどのものではないですね。深場で使ってみたいなぁ。ウワテにはいつから行くんだろ。次の潮からかなぁ。やっぱり春はウワテあたりを流したいもんですね。中戸を越えたポイントに行きましょう。



まずまずではないでしょうか。

このページのTOPへ戻る